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華やかな季節に心届けるインテリア~冬のグリーティング

2011/10/07

  • 冬のグリーティングカード

華やかな季節を彩る冬のグリーティングカードをご存知でしょうか。日本ではクリスマスカードという言葉の方がなじみ深いと思います。実は、日本で広まっているクリスマスカードは、厳密にいえば冬のグリーティングカードの中の一つ。今回は、日本ではまだまだ知られていない「冬のグリーティングカード」について、二回に分けて取り上げてみます。まずはその歴史や欧米での楽しい習慣、そして日本での使い方提案などをご紹介します。

華やかな季節に心届けるインテリア~冬のグリーティング

メリークリスマス!はNG?
12月になると、海外の友人からクリスマスカードが届きます。
日本では『冬のカード=クリスマスカード』のイメージが強いようですが、海外では少し異なるようです。
『Merry Christmas!』という文字を全面に打ち出したカードは宗教色が強いこともあり、特に長い移民の歴史があるアメリカでは『Happy Holidays!(すてきな休日を!)』や『Season’s Greetings(季節のご挨拶)』といったものがポピュラー。
キリスト教だけでなく、どんな宗教であっても失礼にあたらないからです。
このためアメリカのグリーティングカード用切手は、「イエス様・マリア様」と「季節のモチーフ」というように、宗教に配慮して2種類作られているようです。
そう考えると、最初はクリスマスカードが発端であったものの、文言を『Happy Holidays!』とすることで、幅広い人々の間でのカード交換が可能になり、冬のカードが慣習化したと考えられます。
ちなみに、日本でも冬のグリーティング切手が発行されており、こちらもクリスマスを意識したものと、季節のデザインなど数種類があるようです。

華やかな季節に心届けるインテリア~冬のグリーティング

画像上:日本ではクリスマスカードとして知られている冬のグリーティングカード

ではここで冬のグリーティングカードの歴史をのぞいてみましょう。
クリスマスカードを贈る習慣は、イギリスのヴィクトリア時代から始まり、最初は宗教的絵画にメッセージを添える程度のものでした。
その後、1840年には1通1ペニーという安価でカードを送ることが可能な“ペニー郵便”が開始され、クリスマスカードは急激に普及します。
18世紀にはメッセージカードが商品化。
19世紀にはクリスマス用の切手や封筒が発売され、現在のグリーティングカードが定着ました。

さてクリスマスカードがアメリカに渡ったのは1950年ごろ。
しかしあまり普及しませんでした。
そこで1975年にカードのデザインを懸賞金付きで公募したところ、これが大当たりして、カードを送る人は急増。
まさに利用者を巻き込んだアイデアが、クリスマスカード市場を拡大させたわけです。

心を届け、喜びを与える
このようにして冬のグリーティングカードは全世界に広がっていきましたが、これほどまでに根付いた理由とは何でしょうか。
ある女性のところには、毎年海外の幼なじみから、猫をモチーフにしたグリーティングカードが届きます。
それは、カード自体が猫の形であったり、猫がクリスマスツリーの元で寝ている絵であったり…、毎回趣向をこらしたものです。
その女性は言わずと知れた猫好き。
幼なじみは、友人の喜ぶ顔を想像しながらカードを選んでいるに違いありません。
離れていても、相手を思う気持ちを感じさせます。

また、ある人は自分の支援しているNPOのカードを送ることにしているそうです。
例えば自然保護など、何を大切だと思っているのか、自分の主張をさりげなく伝えているのです。
このように、色やデザイン・紙質など、相手を思いながら選ぶ心や自分の考えを、自然な形で伝える――グリーティングカードには、そんな力があるのではないでしょうか。

ここで忘れてはいけないのがインテリア性です。
欧米では、届いたカードをテーブル・本棚・キッチン・暖炉の上・オフィスのデスクなどでしばらく飾って楽しむ…という習慣があります。
その賑やかな光景は冬の風物詩そのもの。
机の引き出しにしまわず、シーズン中ずっと飾っていますから、見るたびに楽しく、豊かな気持ちにもなれます。

華やかな季節に心届けるインテリア~冬のグリーティング

画像上:欧米ではしばらくインテリアとして楽しむことが習慣

カードに郵便料金を加えても、決して高額にはなりません。
安価で、季節感や心を届け、喜びを与えることができる。
さらにインテリアとしても楽しめることが、冬のグリーティングカード最大の魅力だと言えるでしょう。

年賀状のかわりにグリーティングカードを
ところで、欧米ではカードは封書で送るのが一般的です。
しかし暑中見舞いなど、ハガキでご挨拶をすることの多い日本では、わざわざ封書で、そのうえ年賀状も…と思うと、面倒くさくも感じます。
しかし、グリーティングカードは年賀状と兼用で問題ありません。
年末年始のご挨拶として、『Merry Christmas and a Happy New Year!』などと、グリーティングカードを送る人も増えているそうです。

10代から60代の男女1000人への調査データによると、クリスマスカードをおくる人は18%。
同調査での、年賀状を送る人の43%に比べて半分以下ですが、年賀状との兼用意識が高まれば、利用者も増加すると思われます。
ご承知のようにクリスマスを祝うという文化は、着実に日本に根づいています。

一方で、日本人の年末年始の過ごし方は、自宅で家族と…だけでなく、国内外の旅行先で過ごすなど、とても多様化しています。
自宅で新年を迎える家庭は、昔に比べて減少しているといえるでしょう。
そう考えてみると、12月に受け取ることができ、クリスマスとお正月をともに祝う冬のグリーティングカードは、とても有効。
先に述べたようなインテリア性も加わって、楽しみながらカードをやりとりする…という文化がこれからもっと発展するように考えられます。

華やかな季節に心届けるインテリア~冬のグリーティング

カードははがきか封書か…。
迷うところですが、ますは手軽にハガキで送ってみては?目上の方や特別な人には封書で、カードの質にもこだわってみるといいですね。

羽車企画広報部編集

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