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めくるめくワインラベルの世界

2016/08/29

  • ワインラベル

ブドウと人間はとっても古い付き合い。
星の数ほども存在する、奥深くディープなワインの世界をもっと気軽に楽しめたら、と思いませんか?
何気なく目にしているワインのラベルは、そんな人に向けたメッセージカードのようなもの。
今回はワインラベルの歴史やデザインについてご紹介します。

めくるめくワインラベルの世界

画像上:フランスのアンティークワインラベル

現在、地球上で確認できるブドウは、約3万種。
そのうちの90%が、ワインの原料として使用されています。
最も古いものだと言われているのが、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈に自生していたブドウによって生まれたワイン。
それが地中海を東から西へ渡り、数千年もの時間をかけ、徐々に広まっていきました。
日本でもその歴史は古く、縄文時代にはぶどうを足で踏み、ぶどう酒が作られていたことがわかっています。
現在のように、コルクで栓をしたボトルに詰められるようになったのは、17世紀末の事。
ワイン生産者やワイナリー経営者が、理念や想いをワインに託し、それを視覚で表すためにラベルを作りはじめました。

めくるめくワインラベルの世界

画像上:アメリカ ヴィンテージ ワインラベル AppleWine

めくるめくワインラベルの世界

画像上:フランス ヴィンテージ ワインラベル Aux futs de france

めくるめくワインラベルの世界

画像上:ベルギー 1920年代 ヴィンテージ リキュールラベル

ワインを選ぶときに、何より知りたいのは「どんな味なのか?」ということですよね。ワイン通でなくとも、ラベルを読み解くことで、かなりの情報をキャッチすることができます。実際、収穫年、原産国、瓶詰め元などは、皆さんもチェックしたことのある項目かと思います。

ここはワイン専門サイトではないので、詳細は割愛させていただき、ちょっとしたポイントを紹介しましょう。注目すべきは裏ラベル。アピール力を高めるために、オススメの温度や相性の良い料理が書いてあることが多いのです。言語が判らずとも、なんとなく読み解けると思いますので、チェックしてみて損はありません。中には、ワインに対する情熱のあまり、この部分に自作のポエムを書く生産者もいるとか。

デザイン面にも注目してみましょう。最近の流行りはクラシックなラベルではなく、ユニークな形状やイラストのデザイン。その先駆けとも入れるのが、ボルドーのムートン・ロートシルト。ここの名門シャトーは、毎年アーティストにラベルのデザインを頼むことで有名です。

めくるめくワインラベルの世界

画像上:Mouton-Rothschild 1973 PABLO PICASSO

めくるめくワインラベルの世界

画像上:Mouton-Rothschild 1999 Raymond Savignac

毎年、異なる絵画を載せるようになったのは、1946年以降のこと。
有名なところでは、47年のジャン・コクトー、58年のサルバドール・ダリ、70年のマルク・シャガール、73年のパブロ・ピカソ…といった、そうそうたるメンバー。
ちなみに報酬はお金ではなく、現物のワインで支払われるそう。
粋な話ですね。

早速、ワインが飲みたくなってきたのではないでしょうか。
ラベルの隅々まで読んで、じっくり吟味するもよし、パッと見て一目惚れしたものを選んでもよし。
ワインを味わった後のボトルは、ワインラベルを剥がしてコレクションもできますが、最近はワインラベル用のアプリも登場しています。
気軽に続けられる方法で楽しんでください。

文・峰典子

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画像:
[1]フランスのアンティークワインラベル
[2]アメリカ ヴィンテージ ワインラベル AppleWine
協力:BERN http://www.bernmarkt.com

[3]フランス ヴィンテージ ワインラベル Aux futs de france
[4]ベルギー 1920年代 ヴィンテージ リキュールラベル
協力:『Zakka MiniMini』 http://zakka-minimini.com

[5] Mouton-Rothschild 1973 PABLO PICASSO
[6] Mouton-Rothschild 1999 Raymond Savignac

 

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株式会社 羽車は封筒・紙製品・印刷物の製造販売を行っています。1918年に大阪で創業しました。

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