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コラム「紙と生活」

ファーストステップとしての結婚式招待状

  • 招待状
2011/09/27

秋は春と同様に結婚式の需要が高まる季節。「結婚式で使われる紙」を考えると、一番最初に思い出されるアイテムは、やはり招待状ではないでしょうか。両家やカップルの思いをゲストに伝えるこの招待状は最近ではいろいろな意味でオリジナル傾向にあると言われています。 この特別なシーンで使われる結婚式招待状の今と昔、そしてこれからを考えてみます。

ファーストステップとしての結婚式招待状 昔の差出人は新郎の父親だった?!
今年4月に世界が注目した、英国ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式(ロイヤルウェディング)の招待状は、1900人に送られたと言われています。
招待状は、王冠とエリザベス女王を示すEとRの文字が金色で刻印された、シンプルな中にも気品のあるデザイン。
まさに、ロイヤルウエディングらしい格式ある招待状でした。

さて、それでは視点を日本に移しましょう。
結婚式の招待状ですが、日本での歴史はさほど古くなく、大正時代から始まったと言われています。
おもしろいことに、その昔、招待状の差出人は「新郎側の父親」だったとか。
これには「結婚は家と家との結びつきである」という昔ながらの考え方が深く係わっているような気がします。
その後、両家の親の名前(連名)で出す招待状が一般的となり、現在では、本人、または両親との連名で出すスタイルに変化しつつあるようです。

差出人だけでなく、招待状そのものにも興味深い変化が見られます。
一昔前までは、結婚式の招待状といえば、ホテルや結婚式場で作って発送してもらう形が主流でした。
白い封筒に立派な墨文字、紙も厚めで、そこには「寿」などの文字が金で箔押しされていました。
しかしここ数年の傾向として、招待状を始めとするペーパーアイテムをこだわりを持って自分たちで作るカップルが増えているようです。
ファーストステップとしての結婚式招待状 画像上:二人らしい招待状を専門店で選ぶカップル

自分たちらしさを大切にした招待状を作る
ここで、招待状の主なスタイルを見ていくことにしましょう。
まずは形式を重んじた結婚式の招待状。
紙の質感もよく、見た目やデザインからもきちんとした印象を与えます。
ご両親や年配の親戚などからも喜ばれるタイプのものです。
結婚とは家同士の結びつきですから、型どおり――ということが、フォーマルな雰囲気と安心感を与えるのです。
言うまでもなく結婚式は『格式』あるものとして位置づけられていますから、それをしっかりと伝えたい気持ちのあらわれが、形式にのっとった招待状であると思います。
ファーストステップとしての結婚式招待状 そのような招待状に対して、近年増えているのがオリジナリティあふれる招待状です。
結婚式の主役は何といっても新郎新婦という考えから、自分たちらしいものを選ぶことで、「これからも私たちをよろしくお願いします」と招待客に印象づけます。

招待状のカバーや封筒、リボンなどを一からセレクトし、二人のイニシャルを入れて招待状を作るケースも少なくありません。
中には華やかなリボンや、ラインストーンでキラキラ感を演出する若いカップルも。
「○○ちゃん達らしい招待状だったね」と言われることが、二人にとっては最高のコメントだそうです。

全体的な傾向として、紙は少し厚めで高級感があるもの、ホワイトパールやピンクパールなどの光沢のあるタイプが人気。
中には黒や赤、青などの個性派も見られます。
また、素材にこだわった和紙のモダンな招待状などは、年配の招待客にも好評のようです。
ファーストステップとしての結婚式招待状 画像上:家紋やイニシャルをつけてオリジナル招待状

これから家庭を築く二人のファーストステップ
「こんな結婚式にしたい」というイメージから、その理想に合った招待状を二人で考えて作り上げるパターンが増えているとか。
そこには招待状も結婚式準備の一つととらえ、二人で協力しながら作業することで、結婚式当日がもっと楽しくなる…という思いがあるようです。
招待文を自宅のプリンターで印刷し、カバーをつけてリボンをかけるなど、セッティングも二人で行います。
最近の家庭用プリンターは性能が良いため、クオリティの高いものを作ることが可能です。

そういえば、近年では『イケてる婿(イケ婿)』が脚光を浴びているそうです。
「結婚式は女性のものだから」というのは一昔前の新郎像。
準備段階から積極的に係わり、二人で式を作っていこうというポジティブな新郎がイケ婿です。
このイケ婿の出現により、結婚式はさらに多様化し、招待状などのペーパーアイテムも、二人の思いをより反映したものへと進化していくと考えられます。

さらに、結婚予定のカップルのうち7割が、手作りのペーパーアイテムでオリジナルを演出し、費用も節約している――というデータも。
ますます個性的な招待状が増えそうですね。
一方で、結婚式の招待状は二人の個性を表現するだけでなく、手作りで温かみのある雰囲気を演出するアイテムにもなります。
「あまり気取らず、出席してくれたみんなも楽しみ、ともに喜びを分かち合いたい」――そんな新郎・新婦の『心』を伝えることができるのです。

以前は質感の良い紙や白封筒に墨文字で格式をストレートに表現していた結婚式招待状。
最近では、式の雰囲気や格式を、自然な形で伝え、そこに自分たちらしさを加えることで、二人の価値観を伝えるアイテムとなっているようです。
このように考えると、これから家庭を築く二人のファーストステップに欠かせない重要アイテム――それが結婚式の招待状なのではないでしょうか。

羽車企画広報部編集

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