【封筒】封筒は企業の顔 自社を表す紙・色とは
会社にとって「封筒」の役割とはどのようなものでしょうか?
お客さまへカタログや契約書などを届ける封筒は初めて手にする方にとっては、その企業の第一印象にもなりかねません。
ですからその企業らしさを伝えられるような封筒を見つけ、末永く使っていただきたいと思っています。封筒を選ぶうえで、紙とカラーの選択はとても大切です。
選ぶ上で一番大切なのは「自社らしいカラーは何か」を考えること。そうすれば、自ずとどんな紙を選べばいいのかも決まってきます。
ビジネス封筒
社用封筒は、日々の業務に不可欠なビジネスツールです。封筒は会社の顔。何気なく送ったり受け取ったりしているうちに、その会社のイメージが自然とつくものです。
そのように考えると、封筒はその企業の分身と言っても良いでしょう。
自社の定番の色を決めましょう
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日々使われる社用封筒は、環境配慮・個人情報の保護・温かさ・高級感など、自社のイメージに合わせて選んでみてください。
またその企業らしさを伝える封筒は、一貫して印象が変わらないことが大切です。相手に親しみや安心を感じさせるので、基本的にはいつも同じ色で作成します。
職種によるカラー選び
色を選ぶ時に次の3つを考えてみましょう。
1. 会社のイメージカラーを意識
2. 会社のロゴカラーが映えるように
3. 長く使える色と素材を選ぶ
社用封筒選びは、どのようなイメージで仕事をしているかによりますがここで職種によるおすすめのカラーをいくつかご紹介します。
病院や美容クリニック等であれば、きれいなスノーホワイトがマッチしますし、例えば、地元に愛されている子どもの患者さんが多い病院であれば、柔らかい色目が親しみやすい印象を与えるでしょう。
また、会計事務所・弁護士事務所・コンサルティング会社など、信用第一で誠実さを大事にしている職種では、きれいなスノーホワイトを選ぶと職種に合った印象になります。落ち着いた印象を与えるのであれば、グレー系もおすすめです。
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はっきりとした色目のCottonスノーホワイト。
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個性を出したいなら色だけでなく紙素材で演出することも可能。レイド(縞)模様のStyleレイド。
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ナチュラル感を印象づける未晒クラフトとホワイトクラフト。未晒クラフトは、パルプを漂白していないため自然なブラウンの色目を感じます。
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ケアセンター、クリニックなどは優しいピンク系かグリーン系が人気です。また、Cottonナチュラルも安心感があります。
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和の飲食店であれば使いやすい和紙「白兎(うさぎ)」のように上品さが伝わる紙がおすすめです。
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ジュエリーなど華やかなイメージの業種・企業には、光沢感のある紙や真っ白な紙素材もおすすめです。
TPOを意識した封筒選びを
上記でお伝えした通り、普段使いの社用封筒は、同じ素材と色を毎回使うのが基本です。
ただし、展示会のようなイベント用封筒は、企業の広報活動を担うのでイベントごとに紙や色を変えても良いでしょう。目的によってTPOをわきまえて使い分けることをおすすめします。
あいさつ状・招待状
あいさつ状は正式な通知です。基本はフォーマルな形式に沿って使いましょう。
フォーマルさとは
どのような企業でも正式な場面はあるものです。あいさつ状としてのフォーマルシーンを考えると、例えば社長交代や会社の設立・移転などがあげられます。
ではこのようなフォーマルなあいさつ状では、どのようなものを意識して使ったらよいのでしょうか。
日本と欧米のフォーマルは違う
国によってフォーマルの概念が若干違うようです。取引先に海外企業が多い場合は、その違いを考慮することも大切です。また、店舗移転のお知らせなどは、会社に送るか個人に送るかについてほんの少し配慮するだけで、受け取り側の印象も変わります。
ではこのようなフォーマルなあいさつ状では、どのようなものを意識して使ったらよいのでしょうか。
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白色の挨拶状。日本はきれいな白色、欧米では柔らかいナチュラル色がフォーマルな色と考えられています。
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基本をおさえたうえで、少しカジュアルなあいさつ状にはCottonミッドナイトブルーやColorsブルーブラックのような濃色の紙とシルバーカラーで演出しても。
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【新店舗移転】
お店からのあいさつ状、個人が対象になるものは、柔らかい印象のものが良いでしょう。
センスが伝わるフォーマルなスタイル。 -
定番の組み合わせでは、コットンペーパーのナチュラルがおすすめ。コットンペーパーは正統なスタイル。紙素材も欧米では最高級と評されています。真っ白がやや堅苦しく感じるのであれば、柔らかいナチュラルを使ってはいかがでしょうか。
ダイレクトメール
ダイレクトメールは、企業から企業へ、または企業から個人へ向けて、その商品やサービスを紹介するために送るご案内です。
読んでもらう工夫を
ダイレクトメールは、まずはご案内をお送りした方が読んでいただかなければ意味がありません。そのためには少しインパクトも必要。
色やデザインで目立たせることはもちろん、紙質にこだわることもポイントです。ではこのようなダイレクトメールでは、どのようなものを意識して使ったらよいのでしょうか。
デザインと紙質・色のバランスを考える
しかしいくら良い紙素材を使っても、他の郵便物に埋もれてしまっては開けてもらえないかもしれません。
基本は内容とマッチした紙を選ぶこと。そして紙面のデザインと紙質・色とのバランスを考えてみましょう。
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例えば、和のお店なら紙に和紙と和風のデザインでインパクトを。
アンティークショップならば、ナチュラル素材+ヴィンテージな印象の紙を使うなどの工夫も。 -
シーズンごとのダイレクトメールには、季節のカラーが優しい印象を与えます。
カタログ・パンフレット
企業のカタログやパンフレット用の封筒も、その企業の姿勢を表現する重要なアイテムです。
中を想像させるものを
基本的には中に入れるものを想像させるような封筒を選びましょう。重要性を印象づけるには、重厚感ある紙を使ってもいいですね。
比較的手渡しすることが多いので、手で触った素材感も大切にします。
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重厚感ある濃色や、カタログの内容によってはパール系もおすすめ。
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カタログやパンフレット用の封筒は持ち歩くことも考えられます。派手なデザインよりカバンのように持ち歩けるよう、シンプルで色や素材感を感じられるものが良いかもしれません。
紙とカラーを選んでみましょう
まずは「どんな会社であるのか」「どのような企業理念を持っているのか」「何をアピールしたいのか」を明確にします。
それから、紙とカラーを別々に選ぶのではなく、一緒に考えてみてください。
会社からのメッセージを伝えるには、この色でこの紙を――。ハグルマストアの豊富なラインナップと私たちスタッフが、御社の封筒選びをお手伝いいたします。
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