お客様からの相談と回答
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「ノベルティ用に商品のミニチュア箱を探しています」
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2023/3/27 コーヒーブランド 企画ご担当
直営店オープンの5周年記念で配布するノベルティ用の箱を検討中。サイズや加工の確認でショールームにご来店くださいました。
「店頭のドリップコーヒーセットのミニチュア箱を300個ほど作成したいんですが」
カフェのお土産として人気のドリップコーヒーセットのパッケージをそのまま約1/2の大きさで再現し、特別感のあるノベルティにしたいとのこと。 店頭での陳列を意識して、同じ紙(Basicウッドブラウン)で作りたいとご相談いただきました。
「ノベルティには小さなキャンディを入れたいので、サイズを確認したいです」
現在のパッケージは幅110×奥行き40×高さ130mmのキャラメル箱。ノベルティ用のミニチュア箱のサイズは幅55×奥行30×高さ65mmで検討されています。 作成可能サイズ内ですので、検討用にテスト作成(3,300円)をお申込みいただきました。
「ミニチュア箱にも印刷加工したいのですが、細かな文字は表現できますか?」
現在のパッケージにはオフセット印刷1色で印刷していますが、表面にはシンプルなロゴとタイトルのみ。オフセット印刷は細かな文字の表現も適しているため、ミニチュア箱になっても印刷は問題なさそうです。また、記載が必要な栄養成分表示については、裏面を使い印刷することになりました。
まずはテスト作成を進め、ご検討いただくことになりました。 -
「厚手の紙で、インパクトと高級感がある名刺を作りたい」
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2023/2/27 広告制作会社 代表
名刺を配る頻度が多く、今までは名刺入れにできるだけ多くの枚数が入る薄手の名刺をご使用されていたお客様。
もう少し印象に残り、高級感がある名刺を作りたいとご来店くださいました。
「厚手で人気がある名刺の紙素材を見せてください」
名刺としてほどよい厚みがあり、人気のCotton スノーホワイト 348.8gの紙サンプルをご覧いただいたところ、さらに印象的な厚みがご希望とのこと。
また、コーポレートカラーが紺色ということで、理想のお色がCotton ミッドナイトブルー に近いとこの紙素材を気に入ってくださいました。
ただ、ミッドナイトブルーの紙厚は291gなので、お好みの紙厚ではありません。そこで、この紙を2枚重ねて作成する合紙の加工をご提案したところ、厚みも十分であまり見かけない名刺になりそうですね、とお客様のイメージにも近いご様子。
「濃色の紙に映えるコーポレートロゴの演出で、おすすめの加工はありますか」
ロゴを拝見すると、シンプルな形状のすっきりとしたデザインです。
そこで、高級感が出る箔押し加工のシルバーをご案内。お客様からは、ゴールドよりは若干控えめな印象だが存在感は十分あると、ご納得いただきました。表にはシルバーの箔で加工したコーポレートロゴのみ、裏面のテキストの部分は同じくシルバー色で活版印刷を施すことに。
「ロゴのデータはあり、名刺のイメージは考えているのですが、名刺をデザインしてもらえますか」
今回は、お客様が具体的なイメージをお考えでしたので、データ作成サービスをご案内しました。手書きなどのラフ原稿をもとに、弊社にて印刷加工用のデータを作成するサービスです。(3,300円~) 2回まではデータの修正が無料で行えるのでおすすめです。
予算内ということで、こちらのサービスを利用して名刺のご注文をいただきました。 -
「卒業記念品のUSBメモリに華やかなパッケージを探しています」
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2023/1/17 教育機関 式典委員の皆さま
卒業記念品として生徒たちへ贈るUSBメモリのパッケージをお探しのお客様がご来店。
「卒業式の動画・画像データを記念品に添えて贈るのですが、華やかに見えるようなパッケージを探しています」
実際に入れるのはデータ入りのUSBメモリ。かなり小さいためギフトらしさや華やかさが演出しにくい、とお悩みでした。
サイズの条件として、クリックポスト発送のため厚みは箱の外寸3cmに収まるサイズ。華やかさを出したい、かつ予算内に収まるパッケージを検討していきます。まず厚みと予算から、組箱・スリーブ箱が選択肢になりました。
パッケージの場合は、サイズ、予算など明確なところから絞りこみ、 その後、紙や加工で作りたいイメージに寄せていくことが多くなりますが、 一番重視されたい点にお応えできるよう、お話しを伺いながらご提案をしています。
「お祝いごとなので、華やかさやきちんとした感じにしたいのですが」
卒業記念品に添えるため、華やかにゴールドの箔押し加工で学校名を入れられたら、というご希望を伺いました。
紙は、全体に輝きのある白い紙「Colorsパール」か、濃色の「Cottonミッドナイトブルー」が候補。どちらも箔押し加工を加えると、高級感や特別な印象が感じられる組み合わせです。
男子校ということで、きりっとして伝統も感じさせるミッドナイトブルーがよさそうと、お見積りすることになりました。 -
「漢方薬の商品を入れるパッケージを探しています」
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2022/12/14 薬局・漢方薬販売会社 代表
様々な漢方薬を取り扱う薬局を経営しているお客様。
今回は、漢方薬を入れるパッケージを探しにご来店されました。
「かさばらずに簡単に組み立てられるパッケージのおすすめを教えてください」
漢方薬は自然の素材なので個体差がありますが、今回の商品は縦65㎜、横120㎜、高さは10㎜程度のものです。
実際の商品を確認させていただきながら、組み立て式のキャラメル箱とピローケースをご紹介したところ、形状はピローケースがお好みとのこと。
ピローケースは枕の形に似た丸みを帯びた箱です。平らな状態でお届けし簡単に組み立てられるので、保管にも場所を取りません。
「ピローケースは組立時の曲線が特徴的ですが、どのようにサイズを決めたらよいでしょうか」
ピロケースは組み立てた際、奥行の一部を折って高さを出すため、その分だけ奥行が短くなります。また、組み立てると筒型になりますが、丸みを帯びた形状のため中の空間は狭くなります。その点をふまえたサイズ設計が必要です。
「漢方薬は個体差がある商品なので、自分でサイズ設定をすると少し不安です。商品が問題なく入るか事前に試しておきたいです」
実際のサイズで箱を作成する「簡易作成サービス」をご案内したところ、その場でお申し込みいただくことになりました。ご持参いただいた商品をその場でお預かりし、後日箱見本をお送りしました。(費用は一回あたり送料込みで3,300円。ご注文につき1個の箱を作成)
その後、箱サンプルでサイズ感をご確認いただき、後日正式にご注文を頂きました。
※遠方の場合は、パッケージに入れる商品をお送りいただければ専門のスタッフが最適なサイズをご提案いたします。 -
「高級家具のショールームで使う紙製品をトータルで相談したい」
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2022/10/24 輸入家具販売会社 企画開発部ご担当
ラグジュアリーな高級家具の輸入販売会社のお客様。新規オープンのショールームで使用する紙製品をお探しです。
「ショップカードや封筒、スタッフ名刺などを統一感のあるデザインで作りたいのですが」
ショールームは完全予約制、リゾートのような開放的な空間で、ゆったりとくつろぎながら家具を検討してもらうというコンセプトだそう。ハイエンドな高級家具ですが、店内の装飾はシンプルな美しさを基本にしているため印刷物については、インパクトよりも上品な高級感をお求めでした。
印刷物の高級感は、紙の質感のよさが大きく印象に関わってきます。
手にした時の紙の厚みや、やわらかな触感などを確認しながら紙を選んでいただき、Cottonのスノーホワイトを気に入っていただきました。
この紙は環境に配慮したオリジナル紙。やさしい白色の紙のためロゴの印刷色もきれいに表現できますし、シンプルにブラック1色印刷や、逆に華やかなシルバーやゴールドの箔押し加工を加えてもデザインを引き立てて高級感を演出できます。
「すべての紙製品をCottonスノーホワイトで作ることはできますか?」
ショールーム内で使う紙製品はすべて同じ紙質で揃えて、イメージがぶれないようにされたいとのこと。
Cottonシリーズは羽車オリジナルの紙素材で、カードや封筒、冊子、シール、箱用などに、5種類の紙厚をご用意しています。
実際にCottonで作った制作例をご覧いただいたところ、小さくロゴだけが入ったサンプルをヒントに、余白が楽しめるワンポイントのデザイン案で社内で検討くださるとのこと。
当初の案よりかなりシンプルな案に軌道修正されましたが、ショールームを象徴する紙製品として長く使っていきたいと、喜んでいただけました。 -
「革製小物を入れる商品箱兼ギフト箱を探しています」
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2022/9/22 革製品の製造販売 代表
財布やキーケースなど、革製小物を製造販売されているお客様。オンラインストアを見て紙や印刷方法の候補を決めましたが、実際に現物を確認してみたいとご来店くださいました。
「ギフト箱としても使える商品箱が欲しいのですが」
ギフト箱用に特別なものを用意するのではなく、普段の商品箱を少し上質なものにして、ギフトとしても違和感なく使える箱をお探しとのこと。
事前にオンラインストアでチェックされたのは、糊どめ箱のボード紙グレーに活版印刷ブラックで加工した箱。まずはそのサンプルを実際に見ていただきました。手に取って見ると箱のしっかり感はよさそうですが、ラフ感がやや気になるとのこと。そこで、別案として組箱をいくつかご覧いただくことにしました。
また、ブラックの活版印刷についても少し存在感のあるものをご希望のため、箔押し加工をご紹介。印刷よりもくっきりとした存在感があり、男性にも好まれそうなちょうどよい華やかさがありますね、と気に入っていただけました。
「箱を開ける瞬間を楽しめる箱がよいのですが、おすすめはありますか?」
ギフト箱としても使用するので、箱をあける瞬間の体験(開封体験)を楽しく演出できる箱にしたいとご相談。
ギフトを開封する体験は、フタが大きく開き中身が華やかに目に入るN式箱や、筒から箱をスライドさせるスリーブ箱など、開ける動作によっても印象が変わります。いくつか開け方を試していただいたところ、ゆっくりと箱から引き出すスリーブ箱が、高級感もあり商品イメージに合うとのこと。
実際にスリーブ箱は、革製品や時計など、高級な商品に使われることも多い箱。今回は形状見本としてスリーブ箱、紙は優しい白色の紙Basicシリーズのプレインホワイトと、ライナーグレイの紙サンプルをご購入され、社内で検討後にご依頼いただくことになりました。 -
「説明用の小冊子と、その他サンプルをまとめるパッケージを探しています」
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2022/8/23 香水の製造販売会社 ブランド事業部ご担当
お客様だけの香水をカスタムで作ることが出来る専門店を運営していらっしゃるお客様。
今回は新店舗で新たに発売する商品用サンプルを作成したいとご来店くださいました。
サンプルには、商品説明用の小冊子とフライヤー2枚、香りを染み込ませた小さな紙(ムエット)をまとめたいとのこと。
店舗では、天然香料を使用した世界に一つだけの香水を提供されるそうで、フルオーダーのイメージを演出できるように、パッケージや冊子をできるだけ同じような紙で統一したいとご希望がありました。
「自然な風合いが感じられる印刷物に仕上げたいのですが、どのような紙がおすすめですか」
具体的にグレーの紙がご希望でしたので、落ち着いた色味のBasicライナーグレイをご提案。とても気に入っていただき、また森林認証紙で環境に優しい点にも魅力を感じていただきました。
「グレーの紙でカラー印刷の冊子を作った場合、仕上がりには問題ありませんか」
作成予定の冊子は、カラーの写真をふんだんに使ったデザイン。そこで店内にあるライナーグレイ+カラー印刷のサンプルをご覧いただきました。
下地のグレー色で全体的に少し沈んだ色になりますが、その落ち着いた色合いが今回のブランドに合うということで、ご了承の上でこの組み合わせで作成することに。
「冊子やサンプルなどをまとめるパッケージのおすすめはどれですか」
お客様のサンプルは小冊子がA5サイズ、名刺サイズ程度のムエットの他に、A5のフライヤー2枚をまとめて入れる予定です。A5サイズが入る薄めの箱として、折って包むパッケージ「タトウ式箱A5用」をご案内。 厚さは6mmあるので今回の内容物が程よく入るサイズです。冊子と同じBasicライナーグレイを使うことで統一感が感じられます。
このパッケージには印刷は施さずに、フタ部分にすでにお持ちのシールを貼って仕上げるそうです。
全体的に落ち着いた印象の素敵なサンプルキットに仕上がりました。 -
「パウンドケーキを入れる高級感のある箱を探しています」
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2022/7/5 洋菓子の製造販売会社 代表
洋焼き菓子の製造販売で起業をされたお客様。イベントスペースでの販売が決まり外箱を探しにご来店くださいました。
「パウンドケーキと焼き菓子を詰め合わせる、少し大きめの箱を探しています」
ひとつずつでも購入できる焼き菓子ですが、やはり詰め合わせギフトの需要が多いとのこと。中に入れるパウンドケーキや焼き菓子のサイズを伺って、ざっくりとしたサイズ感はA4サイズくらいではとご案内。
百貨店の中庭スペースでの販売のため、客層を意識し高級感のある箱をご希望です。
まずは箱の種類選びから。厚みのある紙でしっかりとした作りとシンプルさが魅力の、糊どめ箱をご紹介。素朴なイメージがありますが、紙と加工の選び方によっては 高級感も演出できるため、気に入っていただけました。
紙はシックなボード紙チャコールグレーや、布貼りの紙「Fabric」が気に入られた様子。
加工については、ギフトらしい華やかさが欲しいとのことで、光沢のある箔押し加工の見本や、活版印刷の見本をご案内。
どちらの加工も気に入られていたので、ざっくりお見積りをご案内したところ活版印刷の方が、7,000円ほど料金が抑えられるとわかり、今回は活版印刷の方で進めることになりました。
「小さな焼き菓子用に箱に仕切りを入れたいのですが」
詰め合わせギフトは、パウンドケーキ+焼き菓子の組み合わせが多いのですが、時々焼き菓子のみのご依頼もあり、仕切りがあると詰めやすいとのこと。
羽車では箱内を分割できる仕切りをご提案できますので、どのような詰め合わせが多いのか、注文時までにご検討いただくことになりました。
今後のためにと、その後もいろいろな形状の箱をご覧いただいたお客様。これから陳列の仕方や商品サイズも含めてご検討くださることになりました。 -
「印象的な色の名刺が作りたい」
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2022/5/24 フリーランス ネイリスト
フリーランスでネイリストのお仕事をされているお客様。ご自身のイメージにあう名刺が作りたいとショールームにご来店いただきました。
「紙と印刷の色の組み合わせをじっくり選びたくて」
お仕事柄、色から感じる印象を大切にされたいと、紙の色や印刷の色をじっくり検討されたいというお客様。名刺の紙と印刷色のサンプルをご用意し、まずは気になる色を選んでいただくところからスタートしました。
候補として選ばれたのは、ボード紙イエロー、ペールブルー、コットン(NTラシャ)黄色。羽車でご用意しているカラフルな紙の中でもかなり明るい色合いの紙です。
「この紙に印刷するとしたら何色がおすすめですか?」
色付きの紙に印刷する場合、印刷のインクの色は紙の色に影響されます。例えば黄色の紙にシアン(緑味の青:色料の三原色のひとつ)で印刷すると、紙色の黄色と混ざって緑色に見えてしまいます。
お客様にはショールームにあるサンプルをご紹介しながら、紙色と印刷色の両方が印象的に表現できるよう、具体的な色の組み合わせを検討いただきました。
ボード紙イエローとコットン黄色にはブラックかグレー、ペールブルーにはネイビーやダークグレイかなといくつか候補を考えられ、紙サンプルと印刷色の見本をご購入
後日オンラインストアにてご注文いただくことになりました。 -
「アロマワックスキットの発送パッケージ」
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2022/4/26 イベント企画会社 企画ご担当
アロマワックスにドライフラワーを飾り、インテリアとして香りを楽しむ「サシェ」。人気のサシェを手作りできるキットをトライアルで取り扱うとのことで、発送用パッケージについてご相談いただきました。
「ナチュラルなイメージがあうパッケージを探しています」
内容物は約B5サイズで厚みが2cmほどの薄い箱。ドライフラワーやフレーク状のワックス、型などのキットが入っています。本サービス開始時には専用の箱も考えるそうですが、まずはトライアルの発送用に1,000部を用意したいとのこと。
薄い箱のため、まずは既製封筒をパッケージに使うことをご提案してみました。A4が入る角2封筒、B5が入る角3封筒に試しに入れたところ、角3封筒の方がぴったり入りきれいにお使いいただけそうです。封筒の紙素材は、ナチュラルな印象のサシェキットと合う素朴な紙素材がよいと、濃い茶色の未晒(みざらし)クラフト100gの封筒を候補に選ばれました。
「もう少し厚い紙で作ることはできますか?」
できれば少し紙を厚くして丁寧な印象にしたいというお客様。紙の厚みを変更する場合は、既製品ではなく「別注封筒」として、未晒(みざらし)クラフトを100gから120gに変更してお作りできるとご案内。お見積りと納期をご案内しました。
今回はサイズ見本として角3封筒を1枚、紙見本としてサイズ違いの既製封筒をサンプル購入。商品シールや封筒の封緘シールなども考えているそうで、候補のシール素材もサンプル購入されました。社内でご検討後にご注文いただけることになりました。 -
「アロマスプレー瓶の箱を探しています」
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2022/4/8 デザイン会社 デザイナー
携帯できるミニアロマスプレー瓶の箱をお考えのお客様。
近々デザイン案をクライアント様に提案されるため、箱の検討にご来店くださいました。
「細くて長いアロマスプレーを印象的に陳列したいんです」
クライアント様の希望は、陳列した時に目を引き認知してもらいやすくすること。期間限定オリジナルブレンドのアロマミストとセットで陳列するため、しっかり直立できるものをお探しです。
まず細い箱ということで、箱の上下にフタのあるキャラメル箱と、底箱にフタをかぶせて使用する♯814の箱をご紹介。羽車で作成可能な底箱の最小サイズは幅20×奥行20mmです。スプレー瓶の直径は15mmほどなので瓶を軽く紙で包んでもちょうどよい大きさです。
キャラメル箱は組み立ての簡単さが魅力ですが、形状のおもしろさも欲しいので、と保留に。
♯814は、底箱にフタをかぶせる仕様の箱。底箱がナナメにカットされているのがユニークで開封時に楽しんでいただけそうと、候補に選ばれました。
「細い箱でも箔押しすることはできますか?」
♯814は加工できる範囲が広く、糊しろ以外全面に加工が可能ですが、箱の角にあたる折り筋部分は箔がキレイにのらないため避けていただいています。
印刷加工はシルバーの箔押し加工か、活版印刷のどちらかをデザイン次第で決定されるそう。オンラインストアからテンプレートをダウンロードできることをご案内し検討いただくことになりました。
紙素材は、やさしい風合いの白い紙「Basic プレインホワイト」。羽車オリジナルの森林認証紙です。
上品な印象ながら環境にも配慮できると喜んでいただけました。 -
「ポップアップストアで使う、限定商品の箱を探しています」
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2022/3/31 革製品販売会社 企画デザインご担当
東京下町発、革製品の新ブランドのご担当者がご来店。初のポップアップストアを出店することになり、 限定商品の商品箱を探しに来店くださいました。
「革製品のリペアキットを入れる、小さな箱を探しています」
ポップアップストアでは、お財布やポーチなど小物の革製品を販売される予定。1万円以上お買い上げいただいたお客様へ、ノベルティとしてリペアキットをプレゼントされるそうです。
箱のイメージとしては、道具箱のようにパッとフタを開けてすぐに使える便利さと、生活に溶け込む印象の箱、がご希望。 そこでナチュラルな雰囲気のボード紙と、布貼りの紙「Fabric」の紙で、糊どめ箱をご提案しました。
どちらの紙もイメージに近いようでしたが、Fabricの布地の独特な温かみと、雑貨的なかわいらしさが好印象。8色から選べることもポイントになり、今回はFabricで作成することに。
手元に置きたくなりますね、と気に入っていただきました。
糊どめ箱は、厚みのあるしっかりとした紙素材で作られた箱で、フタと底箱が分かれています。リペアキットはトラベルサイズでしたので、名刺サイズの箱を選ばれました。
「箱のフタと側面にデザインを入れたいのですが」
Fabricには、活版印刷や箔押し加工を加えることができます。実際に印刷された見本をご紹介し、またデザイン案も見せていただきました。
デザインは、ブランドロゴの下に手書き風の文字があり細い線もありましたので、箔押しよりも活版印刷の方がイメージにあった表現ができそうです。
また、ギフト感より生活に馴染む箱というコンセプトにも、ぬくもりのある活版印刷の方があいそうですね、とご納得いただけました。
この箱をきっかけに、手入れをして長く革製品を使うことを楽しんでもらいたい、というお客様。
思いが伝わる箱に仕上がりそうです。
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「封筒のようにフタのある、商品パッケージを探しています」
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2022/3/17 輸入雑貨販売(ECサイト) 代表
輸入雑貨を販売するECサイトを運営されているお客様。
天然素材の海外雑貨が人気のお店だそうです。
「形が不揃いなパロサント(香木)やハーブを入れるパッケージを探しています」
早速商品を見せていただいたところ、直径約2㎝ 長さ約10㎝のごつごつとした香木や、ドライのハーブを束ねてPP袋に入れたものなどでした。
以前オンラインストアで横長の封筒を購入されたそうですが、商品の厚みで封筒のフタが浮きがちになるので困っているとのこと。
フタのない平袋や、底にマチのある角底箱もご覧いただきましたが、やはりある程度ぴったりとしたサイズの既製品封筒を使ってアレンジすることになりました。
フタが長辺にあるとどうしてもフタは浮きやすくなるため、封筒の短辺にフタのある縦長の封筒(洋2タテ封筒)をご案内。実際に何度も商品を入れて試していただいたところ、フタがそこまで浮くことはなく、そのままお使いいただけそうです。
ただ、フタは軽く押さえる必要がありましたのでオリジナルシールを検討されることに。
「天然素材にあう、ナチュラルな紙質がよいのですが」
以前購入いただいたCottonの紙は、少しハリがあったため、Cottonよりもやや柔らかなBasicシリーズ、色はソフトクリームをご提案。紙の表情にもあたたかみがあり、自然派の商品に馴染みそうと気に入ってくださいました。
Basicは、管理された森林に由来する「森林認証紙」。環境にやさしい紙素材なので、自然派商品との相性もよさそうです。
またロゴの印刷に選んだ活版印刷も、独特な風合いがイメージ通りとご納得いただけました。
今回は香木とハーブ用に100枚の作成でお考えでしたが、これから入荷する石鹸やアクセサリー類にも活用できそうと200枚の封筒(ロゴマークを活版印刷)と、お揃いのロゴ入りシールを ご注文いただくことに。
1枚あたりの単価を抑えられてご希望の予算内でお作りできることになりました。 -
「コラボ企画のシャツを入れる平らなパッケージを探しています」
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2022/2/18 メンズファッションブランド 企画ご担当者
メンズファッションブランド、企画部のお客様。
数量限定で販売するコラボ商品に合わせて、100部の商品パッケージを検討しています。
「限定のコラボデザインなので、パッケージからも特別感を伝えたいんです」
社内で候補に上がっていたのは、マチが薄めのピローケース。ピローケースはややレトロな印象ながら、やはりギフトらしさを感じる形です。実際に希望サイズを伺ったところ、羽車で作成できるサイズを超えていることがわかりました。
「平袋よりしっかりと包みたいのですが、何かありますか?」
シャツをたたんだ時の厚さをうかがったところ、マチは10mmほどあれば問題ないとのこと。そこで、封筒型フォルダーという四方から紙を折るように包むパッケージをご提案。フタには差し込みがありませんが、シール留めにすることでアクセントにもなります。
サイズ違いの印刷サンプルをご覧いただいたところ、見たことのないパッケージでおもしろく、インパクトがあると気に入ってくださいました。
「環境を考えるイベントの企画なので、箱にもエコの要素を入れたいんです」
環境への配慮は様々な方法がありますが、まずは紙素材選びから考えることに。パッケージ用の紙素材から選んでいただいたのは、Basic ライナーグレイ。古紙を70%含み、また適正に管理された森林に由来する森林認証紙でもあります。
クールなグレーの色合いと、触った時の適度なラフ感も気に入っていただけました。
印刷は、2つのブランドロゴをブラックの活版印刷で加工することに。ぐっと押されたように凹む印刷をうまく取り入れられて味わいと特別感のある商品パッケージが仕上がりました。 -
「ハチミツ瓶を入れる箱を探しています」
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2022/1/20 養蜂農園 経営者
国産のハチミツを販売している養蜂家のお客様。
今回は、オンラインストアにて期間限定で販売するハチミツ用の箱をお探しにご来店されました。
「ハチミツ瓶は大きめのサイズですが、おすすめの箱はありますか」
ハチミツ瓶の大きさは、形状はサイズが胴径約80ミリ、高さが120ミリで重さもしっかりしたもの。箱の形状は、折りたたんで作るキャラメル箱と、箱の形状になっているホッチキス箱でご検討されることに。
ご持参いただいた商品をもとに、ご希望の使用方法をお伺いしながらヒアリングを進めると、取り扱っていらっしゃるハチミツは冬は固まり、夏は液状になるデリケートな商品で、横置きでの保管は不向きとのこと。
ホッチキス箱は今回のサイズでは、基本的に横置きにする必要があるため、最終的には瓶を立てて保管が可能なキャラメル箱をお選びいただきました。
「ハチミツは重たいので、キャラメル箱の底を補強できますか」
キャラメル箱に重たい商品を入れる場合は底抜け防止の補強として、シールをおすすめしています。そのため、今回はシールをご提案させて頂きました。既存の透明のシールもご確認いただきましたが、少し無機質な印象を受けるとのご意見。
そこで、風合いあるグレー色が特徴のBasic ライナーグレイを使用し、箱のサイズとバランスがとれる長方形のサイズで作成することに。
特に印刷をしないのでコストも抑えつつ、よりブランドらしいシールが完成しました。
「商品のハチミツは希少価値があり、高級感や高品質な印象に仕上げたいです」
紙の色は、自然な食品のイメージを表現したいとのことで、柔らかい薄茶色が印象的なウッドブラウンに。パッケージの表面には、大きめなデザインがあり、その部分にはゴールドの箔押しを、 裏面の説明文は、イエローゴールドのインクで活版印刷をすることをご提案しました。
実際に同じ組み合わせの印刷サンプルをご覧いただくと、イメージがとても近いとご納得いただきました。 -
「発送用に洋服を入れる平袋を探しています」
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2021/12/24 アパレルブランド 企画ご担当者
ナチュラルでシンプルさが特徴のアパレルブランドを展開しているお客様。
今回は、ECサイトで販売する夏物のトップスを入れる平袋をお探しにご来店されました。
「ブランドに合うナチュラルテイストの平袋を教えてください」
用途は、商品のトップスを発送時に入れるための袋。今は無地の不織布の袋に入れてオリジナルのシールを貼り、段ボールに入れて発送していますが、意外とコストが高い事を気にされていました。また、コストを下げつつもう少しブランドの世界感を演出したいとのご希望がありました。
ご来店時に、実際のお洋服をご持参いただいていたので、そのサイズを確認しながら角0封筒をご提案しました。角0封筒は、ちょうどB4サイズの紙がそのまま入る大きさです。また、紙はブランドの雰囲気に合いそうな未晒クラフトをご覧いただきました。未晒クラフトは、茶色でナチュラルな素材感が際立つリーズナブルで使いやすい紙素材です。また、原料のクラフトパルプは、繊維が長いため破れにくく紙の強度に優れています。今回はこの紙をご検討いただく事に。
「茶色の紙にホワイト色の印刷はどのように見えますか」
ホワイトの印刷は、紙素材との組み合わせによって見え方が異なり、組み合わせによっては視認性が低くなることがあります。お選びの未晒クラフトは茶色の紙ですが、ホワイト色が意外にくっきりと印刷されます。
ショールームにある実際のサンプルをご覧になり、イメージ通りということで今回はこの組み合わせをご指定頂きました。
「ギフト用に、洋服をまとめる帯も作りたいです」
ギフト包装をご希望のお客様へのサービスとして、洋服にアクセントとして巻く紙帯も合わせて作成されたいとのことで、同じ紙の未晒クラフトとホワイト色の印刷をおすすめしました。
商品が洋服なので帯もやや大きめのオーダーサイズになりますが、ご注文枚数を少し多めにすることで1枚当たりの単価を安くすることができます。ご予算内とのことで、帯も合わせてのご注文となりました。 -
「ギフト用のキャラメルを入れる箱を探しています」
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2021/11/15 洋菓子店 商品開発ご担当
気軽に購入できるクリスマスの限定商品のパッケージをお探しにご来店。
商品は、厳選した素材だけを使用した体に優しいキャラメル15個入りで、冬らしいデザインの包みで個包装されています。
「手頃な価格帯のちいさなギフトです。クリスマスらしさも感じるものを希望しています」
クリスマスギフト商材ということで、見た目の印象が華やかなものをご希望でした。
また、お客様のブランドがシックな雰囲気なので、ボード紙グレーまたはColors マットブラックに箔押し加工をご提案しました。箔押し加工をすることで、手にした時のキラキラと輝く加工が高級感を演出します。
パッケージのデザインには雪の結晶モチーフと、原材料を表記する小さめな文字を入れたいとのこと。
最終的には、紙はColors マットブラック、箔押し加工は、雪のデザインにちなんで、絶縁箔シルバーに決まりました。(※絶縁箔は、黒い紙に加工する場合、他の箔色に比べて箔が劣化しにくい素材です)また、小さめな文字は、箔押し加工の際に文字がつぶれてしまう恐れがあるため、推奨サイズの8ポイント以上でデザインしていただきました。
「組み立てる手間がない箱のおすすめは何ですか」
ギフトを意識して、組み立て不要の糊どめ箱とホッチキス箱をご紹介しましたが、お手頃な価格帯を意識して、もう少しだけ気軽さを出したいとのご要望でした。そこで、角底箱ロック式をご提案。この形状の箱は、簡単に組み立てることができて、コンパクトに収納可能です。
「サイズはどのように決めたら良いですか」
角底箱ロック式は、1ミリ単位でサイズを設計することが可能です。サイズに不安があるお客様へは、実際に入れる商品を送っていただき、おすすめのサイズのテスト品を作成しています。(簡易作成費用:一回あたり3,300円・送料込)
今回も実際に使用するキャラメル(15個)を郵送いただき、それに合うサイズを簡易作成でご提案して正式なご注文をいただきました。
実際にご使用いただいたところ、箱がかさばらず店頭棚に多く陳列できると、とても気に入ってくださいました。 -
「茶葉の商品用ラベルを作りたい」
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2021/11/01 日本茶販売会社 代表
日本茶の農園運営と販売会社を経営されているお客様。
今回は会社のリブランディングのために商品に貼るラベルをお探しにご来店くださいました。
「茶筒に貼る商品ラベルを作りたいのですが」
お客様は、今後海外への販売も検討されており、新たなラベルのデザインには日本語と英語が併記されています。
ラベルに使用する紙のご希望は「和のテイストを残しつつも、英文のテキストにも合う雰囲気の紙」。
そこで、和紙(プレーン)をご提案しました。この紙は、プレーンな質感の和紙で、手にした時にさりげない和紙らしさが感じられます。お持ちいただいたデザインにも合いそうだということで、こちらをお選びいただきました。
「今回の商品は3種類を予定しています。ギフト用の商品なので高級感を出したいのですが予算も抑えたいです」
高級感を演出できる加工としては、キラキラとした金や銀の箔押し加工が人気ですが、お選びいただいた和紙(プレーン)のラベルと黒の茶筒の組み合わせだけでも、十分高級感あるものに仕上がりそうな印象でした。
そこで、今回は3種類の商品別にラベルのデザインを一部色違いにしていただく事をご提案しました。
カラフルなデザインはデジタルフルカラーで作成するため、コストを抑えて作成することが可能です。
後日、最終案のデザインが決まった時点で、実際に色味を確認していただくためにテスト作成をご注文頂き、色味をご納得いただいた上で正式なご注文をいただきました。 -
「香水のミニボトルが入るパッケージを探しています」
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2021/10/25
ファッションブランド 企画ご担当者様ファッションブランドが新たにプロデュースされた、香水を入れるパッケージのご相談です。
「品のある大人の女性をイメージしたブランドにあう商品パッケージを探しています」
お客様層は20代後半~40代前半の女性で、品と華やかさをあわせもつ都会的なイメージ。ブランドロゴはシンプルな書体のブランド名です。
現在お使いの洋服用タグを見本にお持ちいただきましたが、白い厚めの紙に光沢を抑えたゴールドの箔押しでロゴがあしらわれています。パッケージも同じイメージで作成希望とのことで、まずは紙素材から近いものをお選びいただきました。
風合いがよくイメージが近い紙として、Cottonスノーホワイト232.8gか、Basic プレインホワイト 260gが候補になり、サンプルを購入し検討されることになりました。
箔色は、光沢を抑えたゴールド箔に。箔押し加工は小さくてもブランド名が引き立ち、存在感を感じさせるパッケージになります。落ち着きと華やかさを演出したいと箔色にはかなりこだわって選ばれていました。
「小さなサイズのビンですが、どの形がおすすめですか?」
持参された見本のビンは、直径が30mm、高さが110㎜ほど。すぐに組み立てることができ、タテ長の商品も入れやすいキャラメル箱をご案内しました。羽車のキャラメル箱の最小サイズは20×20×高さ50mmですので、オリジナルサイズで作成可能とご紹介。印刷や箔押しが可能な範囲をご説明し、500個、1,000個でお見積りをご用意することになりました。
主に通信販売で取り扱いされるため、ビンの周りには緩衝材を巻いて箱に入れられます。箱の正確なサイズについては、緩衝材を巻いた状態でお客様に測っていただくことになりました。
今後は季節ごとに香りを調合し、アイコンとなるような商品に育てていきたいと、パッケージも春夏秋冬に合わせて印刷部分の色を変えてご用意される予定。ロゴの箔押し部分は変更ないので、箔用の型は初回作成したものをご利用できます。(最終注文より2年以内のご注文まで)
サイズと紙を決定いただき、オーダーをいただくことになりました。 -
「シャツを包む薄紙を、季節にあうイメージで作りたい」
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2021/10/18
ファッションデザイナーシーズンごとに新作シャツを提案されているファッションブランドのお客様。季節に合わせて商品を包む薄紙をアレンジしたいと、ビデオ通話にてご相談をいただきました。
「以前オーダーした薄紙を、春夏コレクション用に違う紙で作りたいのですが」
薄紙は、「薄葉紙(うすようし)」という極薄の紙で、洋服や革小物などをふんわりと包み保護したり、ギフト用ラッピングの演出に使われます。今お使いの薄葉紙は、淡いグレーの紙「シルバー」を使いロゴをパターン柄に並べたデザイン。デザインはそのままに、紙色でアレンジされたいとご希望でしたので、まずはビデオ通話の画面越しに、色のバリエーションをご案内しました。
「白かカナリア(黄色)がよさそうですが、明るい色目だとかなり透けますか?」
シルバー(グレー)やココア(茶)の薄葉紙に比べると透け感は増しますので、どの程度の透け感かを画面越しにご案内。HAGURUMA STORE内でご紹介している印刷サンプルを画面共有しながら、透け感を改めてご確認いただきました。透け具合も気になるほどでなく、何よりカナリアの明るい黄色から季節感が伝わりますね、と気に入っていただきました。
ビデオ通話でのご対応となりましたが、遠方にお住まいのためなかなか来店できず困っていたとのこと。ビデオ通話でも直接質問や相談ができて便利に利用しました、とお声をいただきました。 薄葉紙のご注文は、前回と同じ印刷データで紙と印刷色は変更して、春夏用に華やいだ印象の薄葉紙をお作りすることになりました。 -
「飾って楽しめる、ライトな感覚の写真集ZINEを作りたい」
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2021/09/28
フォトグラファー雰囲気がよく部屋に飾りたくなるような写真集を作成したいというフォトグラファーのお客様。紙や、印刷されたイメージを確認したいとご来店くださいました。
「全体的にリラックス感のある冊子が作りたくて」
写真集のコンセプトは、「リラックス・自分らしく」。リビングやカフェなどに飾ってもらえるような雰囲気のよい冊子にしたいそう。人物が中心の写真集ですが、画像のシャープさよりもあたたかさを優先されたいご希望です。
まずは冊子の印刷サンプルの中から、紙質の違う数冊をご覧いただきました。写真の印刷がきれいなマットコート、あたたかみのあるCottonスノーホワイトなどいくつかご紹介し、写真の再現性と紙の質感を実際にご確認。今回のテーマから考えると、シャープな仕上がりよりあたたかみ重視ということで、Cotton、テイクGA、Basic プレイホワイトが候補になりました。
印刷の色について、肌色の色味がどうでるか心配とのこと。デジタルカラー印刷はお客様からいただいたデータのまま印刷するため、個別の色調整は対応しておりません。そのため、特に写真集など作成される方には色校正をご案内しました。
「ちょうど手に取りやすく、個性的なサイズにしたいのですが」
インテリアとして飾って楽しんでいただける写真集ということで、ライトながらおしゃれな印象にしたいというお客様。A5サイズでは、見開きにしてもやや写真の迫力が伝わらないのではと、手に取ってサイズを検討されました。
きれいな形ですね、と気になられたのが正方形の冊子。羽車からご提案している正方形は210mm、182mm、148mmがありますが、横のサイズ感も十分にあり、飾って少し離れて見た時の存在感もよいと、210×210mmサイズに決定。正方形の冊子は適度に個性が表現できて、手にも取りやすいと喜んでいただけました。
まずは紙の候補3種類をサンプル購入。色校正を行うことを前提に、冊子作成を進めていただくことになりました。
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「さりげない高級感のある名刺を作りたい」
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2021/09/17
ジュエリー会社 代表お客様は、主にパールをあしらったジュエリーを扱っています。
今回は、ご自身の名刺を刷新されたいとご来店くださいました。
新しい名刺には、パールのイメージが伝わるようなものをご希望です。
商品のジュエリーには日本製のアコヤパールを使用されており、上品な輝きが特徴だそうです。 キラキラとした高級感よりも、洗練されたシンプルなイメージのほうが近いとのこと。
「上品さや洗練さを表現できる加工は何がおすすめですか?」
拝見したブランドのロゴは、美しい曲線のラインが印象的なデザインです。 「上品さ」や「洗練さ」のキーワードを意識して、用紙は風合いある白色のCottonスノーホワイトをご提案しました。
また、あえて金の箔押し加工ではなく、少し落ち着いた活版印刷のゴールドをおすすめしたところ、印象に近いということでご採用いただきました。
「さりげない高級感の加工を追加したいのですが」
紙の断面に金箔を施す「天金加工」は、名刺を手にした際にカードの側面が輝いて見えるのが特徴です。
側面のみの金箔加工は、控えめながら高級感があると気に入っていただけました。
「一からデザインではなく、テンプレートのようなものはありますか」
ハグルマストアのwebサイトに掲載している羽車の制作例から気に入ったものをお選びいただき、店内で実際にその印刷サンプルをご覧いただくことに。
デザインをそのままテンプレートとして作成する「データ作成料(デザイン含む)」のメニューでご注文いただくことになりました。
用紙、印刷加工、デザインを含めて、現物で確認できたことでイメージがしやすかったと嬉しいご感想をいただきました。
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「インテリアファブリックにつけるタグを探しています」
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2021/08/31
輸入インテリアショップ 企画ご担当者アジアのリゾートホテルを思わせる、高級ファブリックを扱うインテリアショップ。カーテン、タッセル、テーブルランナー、クッションなどのインテリアファブリックにつけるタグをお探しに来店くださいました。
「あたたかさのある活版印刷で作りたいです」
お客様が扱うファブリックは職人の手仕事による装飾が多いそうで、丁寧で伝統的なイメージを、モダンな印象で伝えたいとのこと。
ロゴデータのみをお持ちのため、文字情報やレイアウトは羽車のデータ作成サービスを使いお作りする予定です。
ロゴ色はグレーがかったブルー。ショップカードとお揃いの色にされたいとカードをお持ちいただきました。なるべく近い色で作成できるよう、特色として印刷することになりました。
また、紙の断面をカラーリングするエッジカラーを加え、高級感を出したいとご希望でしたが布製品には色が移る可能性があるため、ご理解いただき見送りに。
「ファブリックにダメージがないように、角が丸いデザインにしたいです」
タグの形は、サイズ感も含めていろいろなサンプルを手に取りご検討。〇形もよいが、少しかわいらしくなってしまうと、50×50の正方形で、角が丸いもの(S613)を選ばれました。
繊細な布製品にも引っ掛かりがなくご安心いただけました。
紙は厚みのあるクッション紙。活版の凹みが表現しやすく温かみと、インテリアファブリックのボリュームに負けない存在感のある厚みを気に入っていただきました。
タグをどのように商品に取り付けるかは、ご検討中。安全ピンで付けるか商品タグに通すかなど、付け方によってひもの長さも変わるため、社内でご確認いただくことになりました。
まずは、特色のグレーのようなブルーの印刷色の確認と、活版印刷の表現(ロゴの細かい部分の再現性)を確認するため、色校正を進めることになりました。 -
「子供服などの商品を包む薄い紙を探しています」
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2021/08/10
ベビー用品雑貨店 企画ご担当お客様は、主に海外ブランドのベビー服や雑貨などセレクトした店舗を運営されています。
今回は、商品を包む薄い紙(薄葉紙)をお探しにご来店くださいました。
「薄葉紙(うすようし)のサイズや色を確認したいです」
サイズは大きめ545×788mmと小さめの394×545mmをご用意しています。 お客様へは、実際に手に取って紙の厚みやサイズ感を確認していただきました。 できるだけ全ての商品を包装できるサイズということで、今回は大きいほうのサイズ(545×788mm)をご検討いただきました。洋服などの大きめの商品はそのままご利用いただき、小さめのおもちゃなどを包装する時には半分に折ってご使用いただくことに。
「紙の色味はネットで見ていた時とイメージが異なって見えますが?」
紙や印刷の色味は、実際の色とパソコンの画面上で見える色とは若干異なります。 ショールームでは、紙見本に加えて、実際に薄葉紙へ印刷をしたものをご用意しているので、お客様へはそのサンプルをご覧いただきました。 多くの見本をご確認頂き、薄葉紙の色は、お客様のお店のイメージに合わせて、温かみのある色味の「ココア」をお選びいただきました。印刷色は、茶色系のココアにくっきりとした印象に仕上がるシルバー色にてご注文いただきました。 -
「スープ専門店 レトルト商品用のパッケージ」
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2021/07/27
レストラン オーナー有機野菜をていねいに煮込んだヘルシーなスープが人気のレストラン。新たに通信販売を始めたレトルトパウチ商品のパッケージを探しにご来店くださいました。
「素材にこだわったスープなので、パッケージも印象よく作りたいんです」
レトルト商品は、元々お店でお土産用に販売していましたが、販路を拡大するため通販商品も多数準備することになったそう。クラフトの平袋に入れ、手作りのタグを付けた商品パッケージにしていましたが 商品価格とのバランスやデザインが気になり、また数量も増えたことから専用パッケージを探し始めたとのこと。
まずは形状から合うものとして、角底箱、包むタイプのタトウ式箱、キャラメル箱をご紹介。薄くて柔らかいレトルトパウチが動かず安定して入り、取り出し・組み立てがしやすいと、キャラメル箱が候補になりました。 紙は、有機野菜・ヘルシーなイメージから自然なブラウン色がよいと、Basicウッドブラウンを選ばれました。環境に配慮された紙という点も気に入っていただきました。
「5種類のスープをパッケージデザインで見分けたいのですが、5種類作ると高くなりますか?」
そこで、5種類の箱を作成した場合と、予算を抑えた案として、箱は同じデザインでシールで見分ける場合をご提案。合計500個でお見積りを比較したところ、1種類の箱+シールでお作りした方が7万円ほど価格を抑えられることが分かりました。
予算的にも想定内とのことで、シールで見分ける案でデザインをご準備いただくことになりました。何度も来店されているファンの方に、わくわくしてもらえるようなパッケージが作れそうだと、お客様に喜んでいただけました。 -
「審美歯科クリニックのチケットカードを入れる封筒」
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2021/07/12
クリニック 代表デンタルホワイトニングの専門クリニックを1ヶ月後にオープンされるお客様。ご挨拶状とチケットカードを入れる封筒、封筒を留めるシールを探しているとご来店されました。
「クリニックはグレーとゴールドがテーマカラーで高級感のある印象です」
会員制のクリニックで高級感のあるイメージにしたいとのこと。ショップカードは他社で作られたものがあり、淡いグレー紙にゴールドの箔押しでロゴが入った上品なイメージのため、その印象に近づけてお作りすることになりました。
封筒には挨拶状と優待チケットを入れますが、チケットは商品券くらいの大きさをご希望。挨拶状はお手紙のようなものより、厚みのあるカードでしっかりメッセージを伝えたいとのことでした。
そこでまず封筒は、企業の案内状にもよく使う定番の長3カマス封筒(A4三つ折サイズ)をご案内。挨拶状には横長の2つ折カード(#93Vカード)をご提案しました。横長のカードはすっきりと洗練された印象だと、気に入ってくださいました。
次に紙の候補選びを進めました。はじめは封筒とカードをグレーにするご予定でしたが、ショールームでサンプルをご覧になるうちに、「挨拶状は、やはり白い紙の方がフォーマル感が伝わりますね」とお客様。
そこで、封筒とカードは同じ紙素材の色違いで合わせることになりました。グレーの封筒にはゴールドの箔押しでロゴのみを加工。今後もお店用の封筒として、別の用途でも使うことを想定されていました。
また、カードは同じ紙素材の白にされることに。質感がよく厚みのあるコットンペーパーのライトグレー、スノーホワイトでお作りすることになりました。
「優待チケットを3種類作る予定ですが、おすすめの紙はありますか?」
お客様に優待チケットのイメージを伺うと、ちょうど商品券くらいの大きさ(160×76㎜)がご希望。既製でこのサイズのカードはないため、断裁加工でご希望通りのサイズにできることをお伝えしました。カードは印刷の色を変え、優待内容がひと目でわかるように。ロゴをゴールドの箔押し加工することで、特別感のあるチケットに仕上がりそうです。
封筒を留める封緘シールには、ロゴマークを印刷する予定。スノーホワイトの紙にイエローゴールド色での印刷を検討されています。これから挨拶状や優待チケットのデザインを作成されるため、見本として一通りご購入いただきました。後日メールにてご注文いただく予定です。 -
「50周年の記念ロゴを入れた名刺を活版印刷で作りたい」
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2021/06/24
紳士靴企業 代表お客様は、上質な革の紳士靴ブランドを長きにわたり経営されています。
間もなく創業50周年を迎えるそうで、記念の名刺を作りたいとご来店されました。ご要望は「ブランドイメージに合った紙で、風合い良く活版印刷で仕上げたい」とのこと。
まず、印刷サンプルを実際に手に取ってご覧いただき、紙の手触りや紙厚などをご検討いただきました。
ご提案した紙の中では、革の風合いを連想できるCottonチョコレートを気に入ってくださり紙の表裏の表情が微妙に異なる点が、革製品のイメージに合っているとのご感想でした。
「ロゴデザインが複雑なのですが、活版印刷は可能ですか」
お客様のロゴは細かい文字が含まれ、活版印刷ではうまく印刷できない可能性がありました。そこで、実際の印刷サンプルのテキストをご覧いただきながら、ロゴのサイズを若干大きくしていただくことに。
また、文字部分は活版印刷の推奨サイズである7pt以上でご調整いただき、活版印刷の注意点を解決できました。
「裏面は英語表記で、多くの情報を盛り込みたいです」
ロゴと同様、小さい英字もつぶれてしまう恐れがあるため、裏面はシャープに美しく表現できるオフセット印刷をご提案しました。
印刷色は、濃色のチョコレートでも比較的読みやすいゴールドやシルバー系をご案内。ロゴが映えて見えそうという印象から、インクはイエローゴールドを選択されました。
最終的には、イメージ通りとご納得いただける名刺が完成しました。
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「シニア向けマンションの資料を入れる封筒を探しています」
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2021/06/20
施設運営会社 総務部ご担当シニア向け分譲マンションに入居される方へお渡しする資料用封筒。高級感や安心感が伝わる、雰囲気のよい封筒をお探しとご来店くださいました。
「バリアフリーや予防医療などサービスが充実した高級マンションなので、よい封筒を探しています」
サイズはA4が入る角2封筒。手にした印象を重視したいと、手触りのよい紙をご希望です。まずは角2封筒のサンプルを見ながら、内容物のパンフレットを実際に入れて質感をご確認。 つるつるしていない紙の方が温かみがあって雰囲気がよいと、Cottonスノーホワイト、Cottonナチュラルの2種類を候補に選ばれました。濃色のミッドナイトブルーも迷われましたが、シニア向けの案内なので明るい色で上品な方が印象がよいのではと、白系にされるとのこと。
「派手にならない高級感を演出したいのですが、おすすめの加工はありますか?」
高級感が伝わるのは、やはりキラリと光沢を感じる箔押し加工です。会社ロゴは、筆記体のような英字をアレンジしたロゴマーク。「ロゴを箔押し加工したら、一見ホテルのような高級感がありますね」と上品さも気に入っていただき、ゴールドの箔押し加工を入れることになりました。
「印刷データが作れないのですが、よい方法はありますか?」
封筒はシンプルなレイアウトで、会社名・住所・連絡先+ロゴデータを入れるご希望です。ショールームにある制作例を見ながらレイアウトイメージを固めていただき、羽車でデータをお作りする「データ作成サービス」をご利用いただくことになりました。
メールでレイアウトをご確認いただきながら進行できるため、安心してご依頼いただけました。 -
「展示会の案内状に変わったカードを探しています」
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2021/06/10
輸入インテリア雑貨販売会社 企画ご担当主にオンライン販売で主に輸入インテリア雑貨を販売されているお客様。数社での合同展示会を行うとのことで、案内状を探しに来店くださいました。
「手に取った時のインパクトが欲しいので、変わったカードはありませんか?」
案内状はとにかく印象に残り読んでもらえることが大切なので、と封筒には入れずにカードのまま送るご予定です。
サイズは150×150mmの正方形か、A5をご検討。まずは、ショールームにある商品や印刷見本の中から、紙が厚い、ブラックやレッドの紙、紙断面に蛍光色にカラーリングした紙など、 インパクトのある素材や加工のサンプルを集め、とにかく触れて見ていただきました。
ご提案したの中で気になられたのは、触れた時の感触が面白いもの。厚い紙にぐっと強く押した活版印刷や、紙を貼り合わせた二層合紙などについてお見積りをご案内することになりました。
「選ぶ紙によって、加工の向き不向きはありますか?」
まだ具体的なデザインは検討中のため、選んだ紙におすすめの加工方法を教えて欲しいとのこと。候補に選ばれた紙は、厚みのあるクッション紙やボード紙でしたので、活版印刷、箔押し、エンボス、エッジカラー等をご案内しました。
紙と加工のイメージとして、それぞれ紙サンプルと印刷・加工色見本を購入いただき、社内で検討いただくことになりました。 -
「ルックブックを入れるケース箱を探しています」
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2021/05/26
ジュエリーブランド 企画ご担当秋冬用に提案するジュエリーのルックブック(商品カタログ)を検討しているお客様。前回まではA5サイズの冊子で提案していましたが、仕様変更のアイデア出しを兼ねて下見に来店されました。
「冊子ではなく数枚のカードでカタログを作りたいのですが、何か良い入れ方はありますか?」
今までカタログは、展示会や店頭でお渡しするため冊子スタイルでしたが、対面の機会が限られるため、特別なお客様には郵送で送るとのこと。届いた時の特別感を大切にしたく、また飾っていただけたらと、ケースにカードを入れる案で検討されているそうです。カタログは、A5サイズのカードで8枚ほど。加えて、ご挨拶の薄い紙、ショップカード、お客様によってはギフトチケットを同封したいとお考え。ルックブック自体がギフトになるように華やかさも欲しいとのこと。
A5サイズが入る薄めの箱として、折って包むパッケージ「タトウ式箱A5用」をご案内。厚さは6mmあり、カード8枚とギフトチケットを入れた商品券袋も一緒に収まるサイズです。
「カタログを入れる箱にブランドロゴを入れることはできますか?」
タトウ式箱への加工は、通常の印刷の他、凹凸のある活版印刷やキラキラと光沢のある箔押し加工、デザイン部分を盛り上げて表現するエンボス加工などが可能です。それぞれの特徴をご案内し、印刷色・加工色見本などを実際にご覧いただきました。
ケース箱については、タトウ式箱がイメージ通りだったとのことで紙種類と加工方法を含めて、デザインを社内で検討いただくことに。しっかりと厚みのあるCottonスノーホワイト348.8gと、シックなボード紙ブラックの紙サンプル、箔押しの加工色見本をサンプル購入いただきました。 -
「思いをのせて商品に添える、サンキューカードを探しています」
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2021/04/15
ニットデザイナーオリジナルデザインのニットをオンラインで販売しているデザイナーのお客様。商品に添えるサンキューカードを作成したいとご来店くださいました。
「お客様層に合う、上品なセンスのカードを作りたいのですが」
お客様がデザインされているのはトラディショナルなパターン模様が特徴のニットで、お客様層は40~50代の女性。ブランドのファンの方も多く、また良いものをこだわって選ばれる方々が多いのだそうで、しっかりとブランドへの思いが伝わるカードが欲しいと探していたとのこと。
メッセージ内容ははがきサイズに入る程度の長さ。きちんと誠実な印象にされたいと、白い紙に黒い文字でメッセージを入れるご希望です。早速、数種類の白い紙を実際に触っていただいたところ、厚みも手ざわりもちょうどよいとCottonスノーホワイトの紙を選ばれました。
「白い紙に黒い文字ですが、ソフトな印象にできますか?」
実際に印刷したサンプルを見て、全体の雰囲気が少しかたいように感じられたとのこと。そこで印刷方法を変更し、シャープなオフセット印刷ではなくややアナログ感のある活版印刷をご紹介しました。活版印刷は、型に付けたインクを紙に垂直に押しててハンコのように印刷するため、微妙なインクのムラや紙の凹みが、温かみとして感じられます。活版印刷の方が、思いやメッセージがより強く伝わりそう、とご納得いただきました。
カードは13×13cmの小さめの正方形 #92カード、封筒はカードがきれいに入るSE14ダイア封筒に。より印象的にメッセージが伝わるように個性的な正方形を選び、封筒には小さくロゴを印刷することになりました。接点が少ないオンライン販売だからこそ、丁寧にメッセージカードで思いを添えたいというお客様。イメージにあったカードをお選びいただけました。 -
「エンボス加工と印刷を組み合わせた名刺を作りたい」
21140
2021/04/02
カフェ オーナー都内で紅茶専門のカフェを経営しているお客様。今回は刷新する名刺に会社のロゴを凹凸だけで表現するエンボス加工を採用したいとご来店いただきました。ロゴはアルファベットが小文字で4文字とシンプルな印象です。
「名刺全面にエンボス加工をしたいのですが、両面にも情報を印刷したいです」
エンボス加工は、凹凸の版で紙を挟んで圧をかけるので、表面には立体感が出ますが、裏面はその部分が凹んで見えます。そのため、多くのお客様はエンボス加工を避けた部分に印刷をすることが一般的です。
今回のお客様は、エンボス加工を全面に施すことで、両面のオフセット印刷部分がその影響を受けることについて、デザインとして面白いという印象をお持ちでした。最終的には、その影響も考えたうえで名刺の両面をデザインされ、表面にはブランドコンセプトのテキストを小さく印刷し、裏面には、肩書と企業情報などをダークグレイのインクで印刷することに。凹凸の部分にあえて文字が重なる、個性溢れる名刺に仕上がりました。
「このエンボスを利用してその他のアイテムも作りたいです」
エンボスの型は、その他の商品へも利用が可能です。
名刺の他、A4の用紙が三つ折りで入るサイズの長3カマス封筒も検討されていたので、フタのセンターへエンボス加工をすることを提案しました。シンプルながらも存在感ある封筒に仕上がりそうと、お客様にもご納得いただけました。 -
「スティック状の商品を入れるパッケージ」
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2021/03/22
健康・美容食品販売会社 代表通信販売で栄養補助食品を扱うお客様。1回分ずつスティック状になったサプリメントパウダーを新たに販売することになり、パッケージをお探しです。
「パッケージから特別感が伝わるような、サプリらしくないパッケージを探しています」
新商品は、添加物を極力抑えた本格志向のサプリメントで顧客層は30~40代の美と健康に意識が高い男女。商品選びにも厳しい目を持つ層ということで、既視感のあるものではなく印象に残るような目新しさのあるパッケージを探しているとのこと。
サプリメントは全6種類で、アソートにしたり、単品をまとめて30本入りで提案するなど販売の仕方も模索しているとのこと。まずは細長い商品でもまとめて入る、シンプルな「キャラメル箱」をご案内。まとまった数が入るのですが、スティック自体のデザインは見えないため、同一商品の商品パッケージとして候補になりました。
商品のラベルはシールを検討。人気商品が偏った場合にもシールならば対応しやすいとお考えです。あわせてシール素材もご紹介。程よく風合いのあるCottonのシールは安価な感じがしないと気に入っていただきました。紙素材は、上質な印象のCottonか、シンプルな素材感のイメージでボード紙サンドが気になるそう。
「アソート用商品と、お試し商品用の薄めのパッケージも探しています」
少量でも見映えよく入るパッケージとして、マチがあり折って包むような形状の箱「タトウ式箱A6用」をご案内。厚みは6mmと薄いですが、かえって中の商品が動かず使いやすそうとのこと。こちらは、このブランドを初めて知る方が多いと予想されるため、ブランドロゴをしっかり箔押しで入れ、より印象的なパッケージにすることをご検討。薄いパッケージのため、送料を抑えられることもポイントになりました。
商品ラインナップとサイズが決まりしだい進めることになりました。 -
「ギフト箱に、組箱とホッチキス箱を迷っています」*ビデオ通話での相談
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2021/02/04
布製雑貨の作家 兼オーナー東欧のファブリックを使ったハンカチ、ポーチ、シュシュなど、布製小物を製作・通信販売されているお客様。家庭で使うミトンやコースターなどのキッチン小物が好評で、ギフト需要も増えてきたためギフト箱を検討されています。
来店も検討されましたが、ご多忙なこともありビデオ通話でのご相談となりました。
「オンラインストアを見たのですが、どのタイプの箱にするか迷っています」
気になっているのは組箱とホッチキス箱。それぞれの雰囲気と、どんな特徴があるかを教えて欲しい、というご相談です。
事前のメールでご相談内容を伺っていたので、スタッフがあらかじめ用意した組箱とホッチキス箱のサンプルを、画面越しにご覧いただきながらご紹介。組箱の特徴として、平らの状態で納品になるため保管場所をとらないこと、ホッチキス箱よりも紙素材が薄いことなどを、実際に手にとった感触と共にお伝えしました。
お話の中で、実際に組み立てる方法もビデオ通話でご説明しました。実際に見ていただくことで、組み立て作業へのご不安も少なくなった様子です。
ホッチキス箱は、画面でご覧いただくとホッチキス部分がややカジュアルに感じるそうで、糊どめ箱もご検討に。紙の厚みやかたさ、ざくっとした素材感もお伝えしたところ、今回はラフな印象よりも高級感を演出したい、とのこと。また保管場所を取らないことも重視し箱のタイプは「組箱」に決定。紙はCottonスノーホワイトに箔押し加工でご検討くださることになりました。
サンプルとして購入できる既製の組箱もご用意しているため、まずは近いサイズの既製品をご購入いただきサイズを検討されるとのこと。実際のご注文は、オンラインストアへご依頼いただくことになりました。 -
「急ぎで送る、オンラインセミナー案内状の相談」*ビデオ通話での相談
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2021/02/01
一般社団法人 総務ご担当日本の伝統文化に関連する社団法人が主催するオンラインセミナーについて、急ぎで案内状を入れる封筒を作りたいというお客様。
「急いで作りたいので直接聞いて解決したいと思いビデオ通話を予約しました」
オンラインセミナーの参加方法について、急きょ補足資料を郵送することになったそう。封筒のみ100枚、印刷データはIllustrator(AI) 形式のご支給で作成する予定です。
「予算感を確認したいのですが、1万円以内で作成できますか?」
内容物はA4の案内文のため、3つ折りにして入る長3封筒をおすすめしました。封筒により多少価格が変わりますが、1色印刷の場合は6,000円程度になるとお見積りをご案内。ビデオ通話のため、オンラインストアのウェブページを画面で共有しながら、お見積り内容をご確認いただきご納得くださいました。
和イメージがご希望のため、封筒の形はタテ長の長3封筒に決定。紙素材は、和紙の風合いを楽しめる「白うさぎ 大礼」になりました。
「注文の仕方が心配なので、ビデオ通話しながら注文してもいいですか?」
お急ぎなこともあり、ビデオ通話で画面を見ながら、商品、枚数、加工を確定し印刷オーダーのお申込みまで、お手伝いしながら進めました。印刷用のデータは、翌日に注文番号と共にメールでお送りいただき、急ぎの案内状封筒を安心してご注文いただくことができました。 -
「自然食品のパッケージを相談したい」*ビデオ通話での相談
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2021/01/19
食品関連商社 代表中京圏に事務所を構えるお客様。以前東京出張の際に、ショールームに来店くださりパッケージの相談をされていましたが、その後、数点確認したいことがあるとビデオ通話の相談予約をいただきました。
「パッケージのサイズは確定しましたが、加工方法と紙素材を迷っています」
商品は有機野菜を使い調味料も厳選したという季節限定のクラッカー。幅広い年齢層向けですが、素材へのこだわりが訴求ポイントのため、親しみやすいイメージというより本物感を伝えたい。紙は質感のよいCotton。紙の色をスノーホワイトにするか生成りのナチュラルにするか、またロゴを活版印刷にするか、箔押しにするか迷っているということです。
ビデオ通話では、お客様にあらかじめご相談内容をメールでお聞きし、スタッフはそれにあったサンプルをご用意してご案内しています。今回は、スノーホワイトとナチュラルの2色の紙にそれぞれ活版印刷と箔押し加工を施したサンプルを、いくつか画面越しにご紹介。
シンプルな家紋のようなロゴのため、スノーホワイトに印刷をするとスタイリッシュな印象が強くなってしまい、自然なイメージが薄れるのではとのこと。あたたかみのあるナチュラルの紙+活版印刷をした例がイメージが近いとご納得いただくことができました。
後日、メールよりデータ入稿いただき作成を進めることになりました。 -
「ギフト用のクッキーを入れる箱を探しています」
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2021/01/28
洋菓子店 商品開発ご担当定番商品の焼き菓子の詰め合わせギフト箱を刷新したいとご来店。
商品は、国産米粉を使用した体に優しいマドレーヌやフィナンシェなどで個包装されています。
今は、黒の光沢ある紙の組箱なので、商品のイメージにより近い「ナチュラル」さや「手作り感」を表現した箱をお探しでした。ブランドのロゴは、英文書体でシンプルな印象です。
現在の箱には、フタ面にロゴ、そして底箱の側面1か所にも小さなデザインがゴールドの箔押しで加工されています。刷新する箱にもこの仕様をご希望でした。
「組箱は、店舗で組み立てる手間があるので、すでに箱の形状になっているものでおすすめは何ですか。」
お菓子のイメージである「ナチュラル・手作り感」を意識して、ボード紙グレーとブラウンの糊どめ箱をご紹介しました。
ボード紙は、表面に自然な風合いがある紙です。箱を開けた時のお菓子の焼き色がより引き立つということで、今回はボード紙グレーを選ばれました。
「箱を組み立てる手間がない分、置き場所が必要になりますね。少ない個数でも作れますか」
糊どめ箱は10個から作成が可能です。今までの組箱のご注文単位は500個とお伺いしたので、まずはお試しで100個にて作成をすることをおすすめしました。
「今回は2種類のサイズの箱を作る予定です。少しでもコストを抑える方法はありますか。」
今回の箱は、フタにロゴを、そして底箱の側面1か所にもワンポイントの箔押し加工をする予定です。2種類のサイズとも同じように加工するため、フタと底箱に各1か所、合計4か所の加工をします。通常は初回の箔押し型代が4型分で20,000円となり割高です。(50c㎡のサイズの場合型代1か所につき5000円+税)
そこで、ロゴとワンポイントの箔押し加工は、2種類の箱に共通の大きさで箔押し加工することをご提案。
箔押しの型は、サイズが同じであれば複数のアイテムに共用することができます。(一部商品を除く)それにより、初回の型代の費用を4型分から2型分のみと、半額に抑えることができました。 -
「新会社設立の挨拶状 紙選びとスケジュールを相談したい」
94190
2021/01/18
不動産関連 総務ご担当2か月後に新業態で会社を設立するお客様。取引先へ送るご挨拶状を探していると来店されました。
「きちんとした印象が伝わる挨拶状にしたいので、ポイントを教えてください」
来店くださった総務部のご担当者は、信頼感が第一なので失礼ないように送りたいという代表のご意向があり、実際に紙質やサンプルなども確認して決めたいとのこと。そこでまずは、印刷サンプルを手に取っていただき、紙の質感や厚み、印刷する文字の書体やレイアウトから伝わる印象をご覧いただきました。
手にされた印象では、さくっとした手ざわりのCottonか、つるっと平滑性のあるクラウド。どちらも十分な厚みの紙なので、しっかりした印象に感じられるとのこと。紙はサンプルを購入いただき、社内でご検討いただくことになりました。
企業のご挨拶状は、ほとんどが白い紙+黒の印刷で作成されています。加えて、タテ書き+手書きに近い楷書体で作成するとよりフォーマルな印象に仕上がります。サイズは、はがきが入る封筒(洋2封筒)よりひと回り大きく、フタが三角形の「洋1ダイア封筒」が一般的です。
「2か月後に必ず投函したいので、スケジュールも相談したいです」
まずは印刷のご注文から投函まで、具体的な流れをお客様と確認。印刷注文の際に必要な「印刷データ」は、お客様にテキストデータをメールでいただき、羽車にて作成。印刷レイアウトは校正pdfをメールにて確認、修正等を経てご注文いただく流れです。通常は、印刷までのやりとりに4営業日程度、印刷に3営業日で作成しています。数量は1,000部の予定ですが、封入・封緘はお客様が社内で作業、宛名は宛名シールで対応されるとのことで、余裕をみて作業時間をプラス1週間みることになりました。投函日から逆算して、お客様がテキストデータを用意される日をご案内。2か月あるため余裕をみたスケジュールで進められることになりそうです。
実際のスケジュールを打合せすることで準備の予定が立ち、ご安心いただけました。 -
「自然派ヘアケアサンプルの送付用封筒を探しています」
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2020/12/24
コスメブランド 販売促進ご担当シャンプーとコンディショナー用の試供品を入れるための封筒をお探しのお客様。
主に、40代以上のお客様層を対象とした自然派ヘアケア商品を取り扱っていらっしゃいます。
今回は、天然成分を豊富に取り入れたプレミアムシリーズの新商品用とのことで、オンラインストア内でサンプルをご希望の方へ無料でお送りする封筒をご希望でした。
「A5二つ折りのカードがぴったり入るサイズの封筒はどれですか」
今回は、商品説明用にA5サイズ二つ折りのカードをご使用です。
カードは白地に華やかなお花とフルーツのイラストが印刷されています。今回はそのカードと合う封筒が良いとのこと。
試供品は、1回の使用量ごとにパウチ加工されたもので、カードの内面下側に試供品1セットを接着させて封筒に入れる予定です。
封筒のサイズは、二つ折りカードのサイズと試供品を付けたカードの厚みがちょうど入る洋2カマス封筒(162×114mm)になりました。
「プレミアムシリーズのご紹介なので高級感を演出したいです」
商品の特徴から、一目で高級感が伝わる封筒をご希望です。
特にお色のご希望はないそうで、実際のカードと試供品を拝見しながら、その商品コンセプトの雰囲気にマッチした色味のパール系、濃色系の封筒などをご案内しました。
最終的には、シックで落ち着いた印象のミッドナイトブルーの封筒を選ばれました。
「ミッドナイトブルーの封筒の色味にはどのような印刷色が合いますか」
商品名の通り、この封筒の色みは濃紺です。 おすすめの印刷色としてシルバーとゴールドをご紹介しました。
今回は、ミッドナイトブルーの紙と組み合わせると、可読性の良いシルバーをご提案。
実際の印刷サンプルをご覧いただき、かなりブランドイメージと近いようですぐに気に入ってくださいました。 -
「色にこだわって作りたい バレンタイン用ミニギフトのパッケージ」
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2020/12/01
洋菓子店 デザインご担当バレンタイン用の新商品として、気軽に購入できるミニギフトを準備中のお客様。中は小菓子の袋を入れ、形は正方形に近いキューブ型のキャラメル箱。一目でフレーバーをイメージできるように、パッケージの色にこだわってお探しとのこと。
「ミニギフトは、モカとストロベリーの二種類です。今年はドライストロベリーのピンクがとても印象的な商品なので、イメージ通りのピンクの箱にしたくて」
試作品画像を見せていただくと、淡いピンクのチョコに所々鮮やかなストロベリーがちりばめられた商品。デザイン案も、2種類のピンクが表現されています。キャラメル箱用に選べる紙素材は10種類ありますが、イメージにあう色の紙がない場合は、白い紙をベースに印刷で色を表現することができます。実際に、白い紙に印刷して色付きの箱を作成した、店内のパッケージサンプルを見ていただきました。
お菓子のパッケージではないのですが、石鹸パッケージの淡い4色展開の制作例をご覧になり、質感や色合いもかなりイメージに近いと、ご納得いただいたお客様。微妙な色合いが表現されているので安心されたご様子です。モカとストロベリー用の印刷色は、それぞれDICやPANTONEで特色を指定いただき作成することになりました。 -
「高級感のある化粧品パッケージを探しています」
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2020/11/30
美容サロン オーナー美容サロンで販売するオリジナルヘアクリームの箱をお探しのお客様。
クリスマスに店頭で販売するため、華やかな印象のパッケージをご希望です。
「メインのお客様はミドルエイジの女性。品のある華やかなパッケージが希望です」
サロンは、白が基調の清潔感あふれる空間。その一角で、プロ仕様のヘアケア商品を販売しており、今回のヘアクリームも陳列に加えるのだそう。サロンのイメージから、優しい風合いのCottonスノーホワイトを選択。適度にさっくりとした紙の質感も高級感が感じられると気に入っていただきました。
店内のサンプルをご覧になりながら、「印刷の色数を絞ってシンプルなデザインの方がよさそう」と少しずつイメージを固めていらっしゃいます。
「花のイラストで複雑なラインのロゴですが、ゴールドの箔押しで加工することはできますか?」
スマートフォンで見せていただいたロゴデータは、バラをイメージした繊細なイラストと英文字のブランド名。小さな箱に縮小してレイアウトすると、花部分の箔がきれいに表現できない可能性がありそうなサイズでした。他の加工方法を考える中で、花のイラスト部分は細かな表現ができるデジタル印刷にして、ロゴ下のブランド名の方を箔押し加工する方法をご提案。お客様にも、箔の光沢も控えめになり上品になりそうとご納得いただきました。
パッケージ仕様は、開けやすいキャラメル箱に。商品ラインは2種類、サイズ違い2種類、合計4種類のパッケージのお見積りをお送りし、色校正から進めることになりました。 -
「個装のバスソルトを入れるパッケージ」
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2020/11/18
デザイン会社 ディレクターオリジナルブレンドのバスソルトを新たに販売されるクライアントへの、パッケージ提案の下見にご来店のお客様。世界の岩塩にハーブを組み合わせた5種類のバスソルトを、気軽に楽しんでいただくためのアソートパッケージです。
「封筒も検討したのですが、商品としての高級感が欲しくて」
1回分のバスソルトは小さな個装袋に入っていて、厚みはあまりありません。封筒をパッケージ袋にする案も検討されましたが、新商品のブランド認知も意識したいため、フォルダーのように包む箱で存在感のある「タトウ式箱」がよいのではと、ご希望がありました。
ターゲットとして女性に限定せず、男性も違和感なく手に取れるようデザインをしたいとのことで、程よいクラフト感のあるボード紙、中でも明るめで上品なサンドを選ばれました。
「立てて並べられるので陳列もしやすいですね」
タトウ式箱のマチ(厚み)は6mmあり、ディスプレイ用のカゴに置いても、レジ横スペースに立てても見映えよく陳列できそうとのこと。ご予算としては、ひとつ70~80円までに抑えたいとご希望がありました。お見積りしたところ、A6用サイズに活版印刷1色でお作りした場合、300枚のご注文で予算内におさまりそうです。
クライアントはイベントの出展も控えているため、まとめて300枚作成される案をお伝えし、先方にご相談いただくことになりました。 -
「フォトアルバムを入れる箱を探しています」
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2020/09/15
フォトスタジオ経営フォトグラファーのお客様が個人で経営されているフォトスタジオ。撮影した写真をデータでお渡しする際、1冊フォトアルバムを作成して添えるため、アルバムを入れる箱をお探しでした。
「箱をオーダーするのは初めてなので、どうやって注文したらよいのかわからなくて」
実際に箱に入れるアルバム現物をお持ちいただいたため、まずはショールーム内にあるサンプルに合わせながらイメージを確認。アルバムの厚みは30ミリ前後ですが、やや重さもあるため箱の強度もみて、貼箱とホッチキス箱が候補になりました。アルバムは5サイズ展開だそうですが、初めてということでまずは人気の正方形サイズ(250×250㎜)のアルバム箱を作り使い勝手やお客様の反応をみて、他のサイズも検討されることになりました。
「お祝いの写真、家族写真など、いろいろな用途にも違和感のない箱が希望です」
郊外の緑豊かな一軒家フォトスタジオでの撮影の他、出張で撮影されることもあり、いろいろなシーンにあったアルバム箱がよいとご希望。紙素材をご覧いただき、ごくシンプルな箱がよいとのご希望で、ボード紙ハイホワイトのホチキス箱(針色はカッパー)でお見積りをご希望。カッパー色のホッチキスは見た目がシャープすぎずかわいさもあると気に入っていただきました。屋号のアルファベットロゴは、中央に小さくブラックの活版印刷で加工することでスタジオ撮影の特別感も伝わる箱になりそうです。100個と200個でお見積りし、一旦ご検討いただくことになりました。 -
「新店舗オープンの案内状を探しています」
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2020/09/04
飲食店 オーナー来月、独立して念願の創作和食の飲食店をオープンするというお客様。周りに勧められて、最初は送らない予定だったオープン案内状を急きょ作ることになったとのこと。印刷のことはさっぱりわからないので教えて欲しいと来店くださいました。
「そもそも店舗オープンの案内状ってどのようなものですか?」
ご自身は今まで、開店の案内状をご覧になったことがなく、案内状のイメージがわかないと言われていました。羽車のことは店舗デザインを依頼している会社の方に教えてもらったそう。そこでまずは、ショールームにある印刷サンプルをご紹介。印刷内容は違いましたが、店舗から送る案内状(セール案内・新商品案内・イベント案内)等をご覧いただきました。文章はシンプルにすること、紙はお店のイメージに合わせてオフホワイト、モダンな和のイメージにしたいと少しずつイメージをかためていただきました。紙やデザインによってお店の雰囲気が伝わるので、うちのお店らしいものを送るのがいいですよね、と方針が決まってきたようです。
「ロゴや地図のデータは、印刷に使えますか?」
新店舗のロゴマークや地図データは、デザイナーの友人に作ってもらいお持ちとのこと。そのデータを活用しながら、羽車のデータ作成サービスを利用して印刷データを用意することになりました。はがきではなく二つ折りカードできちんとした印象で送りたいと、紙は上下開きの二つ折りカード(A5カバー)に決定。表紙の中央には、家紋のようなロゴマークを入れてきりっとした和の印象に。内面の文章部分は、下に少し空白を作り、お世話になった方へ感謝を手書きで伝えられるようにしました。案内状の文面は、よく考えて後日メールでいただくことに。100枚・200枚の場合のお見積りをお伝えし、後日文面と数量をお知らせいただき作成を進めることになりました。 -
「瓶入りの高級食材を入れる商品箱を探しています」
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2020/08/27
高級食料品の通販会社 代表ガラス瓶入りトリュフペーストの商品箱をお探しのお客様。高価な食材なので、雰囲気のよい箱で販売したいとご相談です。オンライン販売につき発送する際に強度的な問題ないか、またどのような加工ができるのか教えて欲しいと来店くださいました。
「ギフト商品として提案する高級食材なので、チープに見えない箱を選びたいんです」
瓶は50g程度のペーストが入る小さな手のひらサイズ。実物を持参いただいたので、実際に近いサイズの既製箱サンプルに入れてイメージを見ていただきました。箱のタイプは、底とフタが開く「キャラメル箱」のキューブ(立方体)です。高級感はありつつ、やさしい雰囲気にしたいと3種類の紙を候補に選ばれました。ベージュ系のボード紙サンド、生成りのCottonナチュラル、Cottonスノーホワイト(Cottonはいずれも少し厚めの348.8g)。懸念点だった箱としての強度も見ていただきましたが、 今回の50gの瓶では、問題なくお使いいただけそうだと安心していただけました。
キャラメル箱は重い内容物には不向きですが、底側にはフタが開けにくい切り込みが入っています。さらにシールでフタを留めると安定して使うことができます。使わない時はたたんで保管ができ、使う際にすぐに組み立てられる利点もあります。
「何かしらデザインを入れたいが、どんな印刷加工方法が選べますか?」
箔押し加工や活版印刷、エンボス加工に興味があるというお客様。キャラメル箱の場合、この3加工はどれも可能なため、実際に印刷加工を施した制作例を見ていただき、加工の特徴などをご説明。今回は100~200個で検討中とのことで、各加工付きの場合でお見積りもお渡ししました。
「ボード紙はラフすぎるかと思っていたけれど、ボード紙サンドのやさしい色合いは、ナチュラルさと高級感を兼ね備えた印象になりそうだ」と、お客様。適度な素材感があり明るい色目のボード紙は、商品イメージにも合いそうとのこと。
デザインを検討されるため紙サンプルを購入いただき、決定後はオンラインストアにご注文いただく予定です。 -
「さりげなく箔押し加工を入れた名刺を作りたい」
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2020/08/07
フリーランス イラストレーター今お使いの名刺(Cottonスノーホワイト348.8g/活版印刷)の紙とデザインを刷新したいというお客様。白の紙、ブラックの印刷、箔押し加工を入れることだけ決めてご来店くださいました。
「名刺の紙やデザインは、2-3年のサイクルで変えたいんです」
名刺は、相手に覚えていただけるように同じデザインを長く使われる方が多いのですが、お客様の場合はご自身の今の感覚に合うものを持ちたいので、足りなくなるとあえて違うデザインにされて楽しんでいらっしゃるそう。ご職業柄にあった使い方です。
今回は活版印刷ではなく箔押し加工を取り入れ、紙もややシャープな印象の薄めの紙にしたいとご希望でした。そこで、白い紙の中から、スムースな触り心地のキュリアススキンアイボリー、Cotton232.8g 、ボスユキなどをご用意しご検討。元々Cottonの風合いがとても気に入られていたこともあり、今回はCottonで348.8gより1ランク薄いCotton232.8gに決まりました。
「箔押し加工が最近気になるのですが、さりげなくデザインして楽しみたいです」
ロゴは箔押し加工にしたいとご希望でしたが、さりげなく、でも若干の存在感を出したいとのこと。パール、クリアの色味のない箔をご覧になり、より控えめなクリア箔になりました。文字色はオフセット印刷のブラック。シンプルな中に光沢感のある箔押し加工が印象的な名刺になりそうです。箔押し加工は古くからある加工ですが、このところ国内外で人気が再燃している定番の加工です。
作成数は、100枚と200枚のお見積りを提案し、一枚あたりの単価が抑えられる200枚でご注文になりました。 -
「上顧客へ送るセミナー案内状 特別感があるものにしたいです」
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2020/07/27
証券会社 セミナーご担当者講演会の案内状を検討のお客様。大切なお得意様へお送りするため、特別感や高級感を感じてもらえるものを作成したいとご相談でした。仕様としては、二つ折りカードの案内状を封筒に入れて郵送する予定です。
「ロゴの文字を入れるのに、何か目を惹く印刷や加工方法はありますか?」
手にした時の印象を強くしたいとご希望でしたので、くっきりと表現できる箔押し加工をご案内。箔の色は24色用意していますが、文字が映えるよう光沢感のある箔色をメインに、加工色見本でご紹介しました。印刷よりもつやのある仕上がりが印象に残ると、メタリックブラックを気に入っていただきました。
箔押し加工は版を使用するため版代が必要ですが、同じ版であれば案内状と封筒の両方に、版を流用して加工することができます。そこで、受け取った時により印象に残るよう、封筒にもロゴを入れることを希望されました。案内状については、文字とフルカラーの写真が入るため、写真などの発色が良いデジタル印刷をお勧めしました。
「事前に仕上がりを確認することはできますか?」
上顧客へ送るご案内状ということもあり、実際の印刷の見え方や箔押し加工がどのように仕上がるのか心配されていました。そこで、色校正・テスト作成をご案内。お選びいただいた商品を使用してテストで印刷加工をし、本作成の前にご確認いただけるサービス(有料)です。
色校正は有料になり納期も必要になるため、色校正と正式注文をあわせたお見積りとスケジュールをご案内。予算内で収まりそう、納期も問題ないと、ご安心いただきました。デザインや箔の色などを決め、まずは色校正から進めることになりました。 -
「黒の紙に黒の文字で表現した名刺を作りたい」
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2020/07/14
フリーランス スタイリスト東京を拠点に海外でも活動されている外国人のスタイリストの方がご来店くださいました。事務所移転により、名刺を新しくしたいとお考えです。
「黒の紙に、黒で文字を入れたいのですが、きちんと見えるような方法はありますか?」
今回は、黒の紙に、印刷文字を黒で表現したいというのがお客様の一番のご希望です。また、名刺という事で、可能な限り、文字情報とロゴがきちんと見える点も重要でした。
まずは、黒の紙に凹凸の立体感で表現するエンボス加工を検討されていたので、実際のサンプルをご覧いただきました。エンボスは文字が浮き出て陰影もつき、印象的に仕上がります。加工の特性として、凹凸の版で紙を挟んで加工するため、表面のデザインが裏面に凹んで表現されます。その点をご説明したところ、今回は裏面にも印刷が必要だったためエンボス以外の加工でご検討いただくことになりました。
次に、インクを熱で盛り上げて加工する発泡シルク印刷とブラックの箔押し加工のサンプルをご覧いただきました。手に触れた時の印刷部分の感触や、光沢感の有無などをご確認後、最終的にはメタリックブラックの箔押し加工を気に入ってくださいました。一番心配されていたのが、文字情報がきちんと読めるかどうかでしたが、名刺デザインラフを拝見したところ、文字テキストは箔押し加工の推奨サイズ8pt以上のサイズでしたので、特に問題ありませんでした。
厚手で風合いのあるボード紙ブラック464gにツヤのあるメタリックブラック箔で両面加工することで、素材違いのブラック色のコントラストが活かされた個性的な名刺に仕上がりました。 -
「化粧品のサンプルセットを入れる袋を探しています」
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2020/07/07
コスメブランド 企画ご担当者スキンケア商品のミニサンプルセットを入れるためのアイテムをお探しのお客様。
「3種類のサンプルを、店頭でスマートにお渡ししたいのですが」
内容物は、1回の使用量ごとにパウチ加工されたコスメサンプル3点。サンプルをずらして重ねると、はがきよりやや小さめサイズくらい、厚みも5㎜以下とのこと。そこで、封筒をパッケージとして使用し商品説明を封筒裏に印刷する案と、ポケットのついたA6フォルダーを使用し、内面に説明を印刷、ポケットにサンプルを挟む案をご案内しました。
実際に店頭で試してみていただいたところ、封筒に入れる方がセットがしやすいと気に入ってくださり、表面にはブランドロゴと商品ライン名、裏面に細かな商品説明などを印刷することに。洋2封筒(A5二つ折り・はがきが入るサイズ)は、フタの形や向きなどバリエーションがありますが、タテ向きを気に入っていただきました。
「洋2封筒のタテ長は2種類ありますが、どんな違いがあるのですか?」
洋2封筒のタテ向きは形状違いで2種あり、また紙種類の展開も異なります。洋2タテカマス封筒は、長めのフタ(60ミリ)が特徴。フタが長いデザインのため、封筒よりもパッケージのような印象もあります。一方、洋2タテ封筒はフタの長さは33ミリ。フタは折られていない状態で、裏面の広い範囲を印刷に活用いただけます。今回は、文字量の多い使用説明を裏面に記載するため、洋2タテ封筒を選択。紙は、清潔感とナチュラルさの両方を感じられると、ホワイトクラフトを選ばれました。
データ入稿予定でしたので、ホームページよりテンプレートがダウンロードできる旨をご案内。テンプレートには印刷加工不可範囲や封筒の貼り合わせ位置なども載っているため、データ作成の際に参考にしていただけます。 -
「ボトルにつけるタグ 商品にあわせて2種作成したい」
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2020/07/03
生活雑貨企画販売会社 企画ご担当者ルームスプレーのボトルにつける商品タグを検討のお客様。商品は香り違いで2種類あるので、違いがわかるようにタグの仕様も少しアレンジしたいとお考えでした。
「ナチュラルな雰囲気で、2種類のタグを作りたいのですが」
今回のタグを付けるルームスプレーは、ボタニカルな香りにこだわった季節限定商品。そのためにはナチュラルな雰囲気にするためにおすすめの紙を知りたいとのこと。コットン(綿)パルプを配合した優しく風合いのある「Cotton」の紙や、クラフト感のある再生紙、ボード紙 ブラウンやグレーをお勧めしました。清潔感が欲しいので、色味は白い方が良い、とCottonに。紙の色はナチュラルとスノーホワイトにして、種類にあわせて変えることにされました。
「細長いタグを作ることはできますか?」
事前にオンラインストアをご覧になり、「サイズ違いのラッピングタグ」のサンプルにある細いタグが、繊細な雰囲気がよいと気になっていたそう。この15×91ミリのすっきりとしたサイズは、ダイカットという型抜き加工で形を仕上げています。抜き型はオリジナルで作ることも可能ですが、羽車で用意している型を使うと型代はかかりません。実際の印刷加工サンプルもご確認いただき、イメージ通りとのこと。
タグにはブランドロゴと香りの名前を入れることを検討。細身のタグということもあり、印刷方法は細かな文字もシャープに印刷できるオフセット印刷を選ばれました。穴に紐を通す紐結びの加工もお受けしていますが、ボトルに巻くなど使い方をアレンジするかもしれないと、加工はせず、紐は別添えで購入となりました。 -
「粗品のコースターを入れるパッケージを探しています」
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2020/06/30
住宅関連会社 営業ご担当者さま住宅展示会でご来場のお客様へ粗品のコースターを配ることになり、そのパッケージのご相談でご来店のお客様。
「直径90ミリの丸いコースターを入れたいのですが、どんなパッケージがありますか?」
今回はお一人に3枚コースターをお渡しするそうなので、箱ではなく正方形のCD/DVD封筒とSE12.5カマス封筒をご案内しました。CD/DVD封筒は丸い窓つきなのでコースターが見えるのですが、今回はギフト感も出されたいということで、封筒に印刷を入れることになり、SE12.5カマス封筒をお選びになりました。紙素材は、8種類の中からやわらかな白のBasic プレインホワイトに決定しました。
「パッケージにはよく粗品や進呈という文字を目にしますが、必要なのでしょうか?」
来場される客層、イベント内容などにもよりますが、あまりカジュアルにはされたくないとのこと。そこで、社名や会社のロゴだけを封筒の中央に入れるイメージをご案内。またイベント名を封筒に記載するとご来場の記念になるのでは、とお話しました。お客様も、一言添えて手渡しされる使い方であれば「粗品」と書かずにお渡した方が、ギフトのように喜んでいただけそうですね、と気に入っていただけた様子。社内のデザイン部署と検討するため、封筒サンプルを購入され後日オーダーいただくことになりました。 -
「デザイン提案/データ作成サービス、どちらを利用したらよいか教えてください」
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2020/06/29
日本茶販売会社 販売促進ご担当者社用封筒、一筆箋、商品に添える説明書、3点の作成を検討のお客様。デザイン提案サービス、あるいはデータ作成サービス、どちらを利用して注文したらよいかご相談いただきました。
「ロゴマークのデータしか持っていないのですが、封筒、一筆箋、説明書はどうやってオーダーしたらよいですか?」
印刷用のデータをお持ちでない場合、羽車では2通りのサービスをご案内しています。
一つ目は「データ作成サービス」。お客様よりレイアウトイメージ、文字情報、ロゴマークを支給いただき、それに沿ってデータを作成します。
二つ目は「デザイン提案サービス」。作成したいアイテムやご希望をご連絡いただき、それらもとに弊社デザイナーと打ち合わせが入ります。後日、デザイナーからデザイン案を提出します。
二つのサービスの違いについてご説明したところ、制作物のイメージが決められそうか見てみたいと、まずは参考に印刷加工サンプルを見ていただくことになりました。
サンプルをご覧になるうちに、封筒:裏面にセンター揃えでロゴと住所を入れる、一筆箋:ロゴのみをレイアウトする、とイメージが固まってきました。商品説明の紙は、商品パッケージの中に入れますが、薄めの紙を三つ折にするイメージがよいとのこと。A4シートに断裁+折り筋加工(2本)+印刷加工を加え、お客様自身で三つ折にしていただく仕様でお見積りしたところ、ご納得いただくことができました。記載内容やサイズは社内で再検討いただき、テキスト情報は後日メールにていただくことになりました。
作成物のレイアウトイメージを決めていただくことができたため、今回は一つ目の「データ作成サービス(3,300円~)」を利用してご注文いただくことになりました。 -
「カタログを送る封筒にこだわりたい」
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2020/06/09
革製品製造・販売会社 企画ご担当者資料請求時のカタログ送付用の封筒作成のご相談でご来店いただきました。
「風合いのある紙の封筒にしたいと思ってます」
お客様が販売している革製品は安価な商品ではないので、まず資料請求をされる方が多いそう。お客様が初めて手にされるツールを意識し、先日カタログをリニューアル。封筒=事務用の茶封筒、というイメージが強かったそうですが、カタログリニューアルを機に、送付封筒もパッケージの一部として考えたいとのことでした。封筒は白系で、カタログは多少透けても構わないとのことでしたのでCottonスノーホワイトの116.3gと139.5g、Basicプレインホワイト100g、ホワイトクラフト100gをみていただきました。ブランドとしては素材感、クラフトマンによる手作業イメージのため、高級感は強くださずにきちんとした印象と、少し柔らかな白色のBasicプレインホワイトでご検討いただきました。
「A5サイズのカタログに合う封筒はありますか?」
カタログは厚みのないA5サイズでしたので、角6封筒・角6カマス封筒がぴったりですが、一緒に正方形のSE22カマス封筒もご案内しました。SE22カマス封筒の場合、封筒の横幅はカタログに対して広くなりますが、郵便物としては珍しい正方形の封筒なので、届いた時にきっと目をひくのではと気に入っていただきました。ブランドイメージに合い、印象的に送れるカタログ用封筒としてご注文いただきました。 -
「ノベルティのミニカードを入れる封筒を探しています」
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2020/06/08
オーダー家具メーカー 販売促進部 ご担当者購入いただいたお客様へのプレゼント企画として、変形のノベルティミニカード数枚を入れる封筒をお探しのお客様。
「もらった時に喜んでもらえるような、印象的な封筒を探しています」
ノベルティのミニカードは名刺よりも少し小さめサイズでしたので、ネームカード封筒やC7カマス封筒、のし袋をご案内。正方形がかわいらしくイメージに合うと、のし袋 中をお選びになりました。のし袋の色バリエーションは、既製品でスノーホワイトとレッドの2色のみ。別注対応も可能ですが、今回必要な部数は100枚とのことで既製品を使用することになりました。
「ロゴを活版印刷の空押しで入れたいのですが、ロゴは見えますか?」
活版印刷の空押しの場合、印刷色がなく、文字やこまかな内容はあまり目立たないため、単純な図柄などをお勧めしています。また、封筒やのし袋の紙はカードよりも紙が薄いため、活版印刷の凹みは感じられにくくなります。さりげなくロゴを入れたかったのですが見えないのも困るため、印刷色サンプルからブラックよりも柔らかい印象になるダークグレイ、またはライトグレイを候補に。のし袋、印刷色サンプルを購入いただき、社内でご検討後ご注文いただくことになりました。 -
「和紙で名刺・ショップカードを作りたい」
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2020/06/02
呉服店 店主名刺とショップカードの作成をご検討のお客様。呉服店ということで紙は和紙をご希望でした。
「和紙を使って名刺を作れますか?」
名刺サイズのネームカードには、和紙の里越前で漉いたオリジナル和紙「白うさぎ大礼」があります。こうぞの華(繊維)を漉きこんでいる紙で、雰囲気も気に入っていただきました。
「毛筆で書かれた店名ロゴを名刺に入れられますか?」
イラストレーターのデータ入稿ではなく、ハグルマのデータ作成サービスを利用して注文をご希望。毛筆で書かれた店名ロゴは印刷で入れられるのか?地図を入れるにはどうすれば良いか?と心配されていました。ロゴ部分のみデータをお持ちでしたので、まずはご支給いただき、印刷データとして使用できるか確認。問題がなければ、ご支給のロゴを使用しデータ作成が可能になります。また地図は、お客様の自身で手書きしたラフ案をもとに、別途費用をいただき羽車でデータを作成をすることに。
印刷方法については、毛筆ロゴの繊細さを考慮し細かな表現が可能なオフセット印刷をおすすめしました。細かい地図の表現も、1色印刷のアミ点で濃淡の差をつけてを表現すれば、お店以外の建物や道路を淡くすることで、見やすい地図に仕上がります。気になっていた部分が直接相談することで解消されたと、ご安心いただきました。 -
「繊細なイラストを活かしたノベルティポストカード」
90398
2020/05/27
イベント会社 企画ご担当者会員向けイベントのノベルティとして作成するポストカードのご相談でご来店いただきました。「ポストカードに適した紙はありますか?」今回ノベルティのカードに印刷するのは、イラストレーターさんの線画イラストで、作品のイメージに合った紙質でポストカードを作成したいとお考えでした。作品は、植物がテーマで、草花を繊細な線画で表現したものです。お話を伺うとイラストレーターさんのイメージは上質紙のような質感で白い紙ということでBasicプレインホワイト200gをご案内しました。白すぎず、さらっとしながらも程よいラフ感のある紙質は、見せていただいたイラストの柔らかい雰囲気とマッチして気に入っていただけました。「繊細な線画がきれいに表現できる印刷方法を選びたいのですが」活版印刷も検討されていましたが、細い線が多いのでオフセット印刷かデジタル印刷での検討をご案内。刷色はブラックがご希望です。線が細いのでイラストが薄くならないか心配され、印刷に適した線幅として0.2pt以下の部分がないよう少しデータの調整をお願いすることになりました。ノベルティ用に200枚の作成でコストを抑えたいということもあり、今回はよりリーズナブルなデジタルブラック印刷でご注文になりました。
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「クラフト感のあるギフトボックスを作りたい」
66754
2020/05/20
雑貨通販ショップ オーナー現在は、既製で購入できる箱をギフトボックスに使用していたお客様。ロゴを活版印刷で入れて作りたい、クラフト感のある雰囲気を出せたら、とホッチキス箱のサンプルを見に来店されました。まずは、実際に活版印刷を施した箱の印刷加工サンプルを見ながら雰囲気を確認、紙は表裏で色の異なるボード紙チョコレートを選ばれました。
「箱の側面にも印刷はできますか?」
箱の側面にURLや商品No.欄を印刷しているサンプルをご覧になり、横にも印刷が入れるのか?とご質問をいただきました。印刷は、箱にする前の開いた紙の状態で加工するので可能なこと、また活版印刷は印刷範囲の面積により料金が変わることをお伝えし、最小範囲(面積~150㎠以内)に収まるようデザインをされることになりました。
「商品を固定する台紙も作りたいのですが」
商品によりサイズが異なるため、箱の中で商品を固定できるような台紙の作成も検討されているとのこと。中に入れる台紙は、穴あけ加工をした1枚の厚紙に麻紐を通して商品を固定する、ラフな仕上がりをお考えでした。箱のサイズは幅95×奥行95ミリの正方形。そこで、箱と同じボード紙チョコレートのPカードサイズ(105×150ミリ)を使用し、断裁加工で箱に収まるサイズに仕上げることをご提案しました。
ホッチキス箱の発注単位は10個ですが、カードは100枚単位での発注になります。そこで箱は50個/100個、カードは100枚でのお見積もりをご案内。台紙の紙もサンプル購入され実際に試していただき、箱と台紙を合わせてご注文になりました。 -
「品の良さが感じられる封筒を作りたい」
97234
2020/05/14
不動産会社 総務ご担当者社用封筒を見直したいと相談にご来店のお客様。実際にご利用されている封筒を持参してくださいました。サイズは、角2封筒(A4が入るサイズ)、長3カマス封筒と長3窓封筒(ともにA4三つ折りが入るサイズ)の3種をご検討。
「高級感があり品の良い封筒でお勧めはありますか?」
柔らかさと風合いのあるCottonスノーホワイトの2種、厚み116.3gと、それよりもさらに厚みのある139.5gをご案内したところ、特に139.5gの厚みがある方を気に入ってくださいました。ただ、ご検討中の長3窓封筒の既製品には、この厚み139.5gのCottonスノーホワイトがありません。また中身が透けないことも条件でしたが、厚みがあるとはいえ、白い封筒はどうしても中身が透けて見えます。
「同じようなコットンの風合いで透けない長3窓封筒はありますか?」
同じコットンシリーズで、中身が透けないように不透明加工を施したコットンオペークホワイト116.3gをお勧めしました。表面は白色、裏面(封筒の内面)は薄いグレーの封筒です。第一に透けないという実用性があり、封筒3種を同じコットンシリーズの紙素材で揃えられるという点にもご納得いただきました。最終的に長3窓封筒にはコットンオペークホワイトを、角2封筒と長3カマス封筒にはCottonスノーホワイト139.5gをお使いいただくことになりました。 -
「高級感のあるパンフレット送付用封筒をつくりたい」
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2020/05/11
企業向け保険サービス会社 営業ご担当者新しい保険サービスが始まるため、ご案内パンフレットを送る封筒作成をご検討のお客様。
「企業の上層部向けサービスのため、高級感があり届いた時に開けてもらえる紙質でつくりたいです」
パンフレットは厚みのないA4サイズとのことで、サイズは角2封筒で決定。サービス内容が保険関連のため特に信頼性が重要ということで、誠実な印象を与える白い封筒の中からご提案しました。紙の風合いがよく厚みのあるCottonスノーホワイト139.5g、内面がグレーで中身が透けにくいコットンオペークホワイト116.3g、華やかさがあるコットンパールスノーホワイト125.3gをご案内。手にしてもらえそうな華やかさと中身も透けにくいため、コットンパールスノーホワイトをお選びいただきました。
「Illustratorがないのでデータ作成を依頼したいのですが、費用を抑えて作れますか?」
HAGURUMA STOREのデータ作成用テンプレートはデータ作成費3,300円〜(紙代・印刷代別途)でご利用いただけます。早速、店頭でwebサイトをご覧になりました。今回は紙素材が華やかなので印刷はシンプルなレイアウトがよいと、テンプレートの中からお客様ご自身でレイアウトを選ばれました。後日、企業ロゴと文字情報をメールでご支給いただき作成を進めることができました。 -
「カタログ送付用に、透け感のある封筒を探しています」
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2020/04/03
インテリアショップ 企画ご担当A4三つ折りサイズのカタログを入れる封筒で、中身が透けて見えるものをお探しのお客様。オンラインストアを見て、長3封筒トレーシングなどをご覧になりたいと来店くださいました。
「トレーシングの他にも、透ける封筒はありますか?」
トレーシングとは異なる雰囲気ですが、やはり中身が透けて見える「ロウ引き加工」をご案内。この加工は、溶かしたロウを紙に染み込ませると、色みが深くなり透け感もでてアンティークのような仕上がりになる加工。その雰囲気としっとりとした触感を気に入っていただきました。
紙の色は白が希望でしたので、ロウ引き加工に適したクラフト系の紙の中から、ホワイトクラフト、Basicプレインホワイトをご案内。ホワイトクラフトは内側の未晒(ブラウン)が透けて見えるためおもしろいと気に入っていただきましたが、カタログやブランドイメージと合うかどうか、という点を気にされていました。
「ロウ引き封筒は郵送はできますか?」
ロウ引き加工の封筒も郵送用としてご利用いただけます。紙の性質上、宛名シールや封かんは強粘着のものを使用し貼った後しばらく置いていただくと定着が良くなります。また、ダメージが加わるとロウが細かくひび割れて白くなるのもこの加工の特徴で、自然と味わいのある郵便物になります。
今回は、社内でも現物を見ながら検討されたいと、紙の種類違いの既製品ロウ引き封筒、トレーシング封筒をサンプルとしてご購入。実際にお客様の方で切手とラベルシールを貼り、郵送してみた状態も試してみて、ご確認いただくことになりました。 -
「ギフトセットに添えるカタログ小冊子を探しています」
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2020/04/23
野菜通販会社 企画ご担当者母の日向けの無農薬野菜ギフトセットに添える小冊子をご検討。野菜の名前や特徴を説明した写真付きのカタログ冊子を作成されたいと、紙質などの相談にご来店されました。
「野菜の写真を色鮮やかに見せたいのですが、写真が綺麗に印刷できるのはどの紙ですか?」
カタログの仕様は182mmの正方形・全8ページの冊子で、表紙は少し厚い紙がご希望。全ページに大きくカラー写真が入ります。一般的に写真をキレイに印刷するにはコート系の紙がおすすめですが、今回は高級感も出したいとのことで、しっとりした質感のテイクGAと手触りのよいCottonスノーホワイト116.3gをご案内しました。紙質は気に入っていただきましたが、やはり写真印刷の仕上がりが気になられているご様子。そこで色校正をご案内し、印刷の仕上がりをご確認いただくことになりました。
「カタログを入れるパッケージもあわせて作りたいのですが」
今回送るカタログ小冊子は、保存版として長く手元に残してもらいたいため高級感を演出したいとお考えです。はじめは、薄い箱に入れることも検討されましたが、8Pの冊子で厚みもあまりないため、正方形のSE22封筒をご提案。予算的にも抑えられるとご納得いただきました。カタログと同じ紙質のCottonスノーホワイトと中身が透けるトレーシングを検討されましたが、外から冊子タイトルが透けて見えることで開封率があがることを期待し、トレーシング封筒を印刷なしで使用することになりました。 -
「作品を引き立てる、シンプルな商品台紙を作りたい」
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2020/04/21
ハンドメイド アクセサリー作家ハンドメイド作品の作家であるお客さま。商品を付ける台紙を新しくしたいとwebサイトを検索され、ご友人の作家さんとショールームに来店されました。
「気になっているのは活版印刷とエンボス加工ですが、どんな違いがありますか?」
実際に印刷サンプルを手に取ってご覧いただき、活版印刷の凹みとエンボス加工の浮き上がりなど、それぞれの特徴をご説明しました。作品はひとつひとつ手作りなので、活版印刷の凹んだ文字のアナログさと温かい雰囲気が合いそうと、今回は活版印刷に決定。台紙は、活版印刷と相性の良いCottonスノーホワイト348.8gをお選びになりました。サイズは55x55ミリの正方形。作品はサイズが様々だそうですが、このサイズならどの作品にも対応できそうとのことです。
「あくまで主役は作品なので、デザインもロゴのみでシンプルでさりげない感じにしたいのですが」
ご希望に合いそうな加工のご提案として、白い紙にホワイトの印刷色で活版印刷する案をご提案させていただきました。紙と同系色でも見えるのですか?と少しご心配のようでしたが、印刷色サンプルを実際にご覧いただいたところ、ホワイト色の柔らかさと上品さを気に入っていただけました。
近々展示会があるためショップカードも検討されていましたが、商品台紙の裏面に小さくURL・メールアドレスを入れることで、ショップカードも兼用することに。さらに穴をあけてタグにもアレンジするなど、シチュエーションにあわせてご活用いただくことになりました。 -
「黒い紙を使って名刺を作りたい」
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2020/04/08
デザイン事務所 デザイナークライアントからの希望で黒い紙で名刺を提案したいというデザイナーのお客様。「BLACK」という屋号の飲食店のため、黒を印象的に使った提案をお考えです。
「オンラインストアで黒い名刺の印刷加工サンプルを目にしたので、まずは現物を見てみたくて」
お電話でショールームにご予約いただき、その後実際に印刷加工サンプルや紙の種類、黒い紙に適した印刷色を相談したいとご来店くださいました。
一般的に名刺に使われる紙は、白い紙が多く選ばれています。白は誠実さを感じる色であり、またコーポレートカラーなどの色味がきれいに表現できます。一方で黒い紙の名刺やショップカードも、個性やインパクトを表現したい時に選ばれる色。印刷加工色は限られますが、手渡された時に強く印象に残ります。
「紙と同色で箔押し加工をすると、箔部分は目立ちませんか?」
ご覧いただいた印刷加工サンプルは、ボード紙ブラックの紙に箔押し加工(箔色:メタリックブラック/箔色:ブラック(顔料)をしたものでした。メタリックは光が当たると箔の光沢感が伝わり、顔料はやや控えめな印象。どちらもシンプルなロゴマークなどであれば、さりげない「黒×黒」の面白さを感じていただけそうです。お名前、メールアドレスなどは、くっきり見せたいのでシルバーで印刷することに。黒色を強く印象づけることができそうだと、ご納得いただけました。 -
「洗練された印象のビジネス封筒を探しています」
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2020/03/30
ヘアメイクサロン 代表ビジネス封筒を一新するため、デザイナーの方と2名で来店されたお客さま。ご自身が代表を務める高級ヘアメイクサロンの事務的な書類やお客さまへのご案内を送る封筒をお探しです。
「清潔感、フォーマル感を伝えたいので質のよい白い紙を探しています」
今回お探しのサイズは、ビジネス封筒として使いやすいA4が三つ折りで入る長3カマス封筒(235×120㎜)。定番で利用いただいている横長の封筒ですが、何か印象を変えるひと工夫がしたいとのご要望でした。
そこで、ひと回り小さいDLダイア封筒(220×110㎜)をご案内しました。主に欧州でレターヘッドと合わせて使われることが多く、A4三つ折りがぴったりと入るすっきりしたサイズ。紙はやさしい風合いのCottonスノーホワイトがイメージに合うとのこと。フタが三角形のダイア封筒は、封筒のルーツにつながる形でお手紙らしいクラシックな印象になるため、お客さまに大変気に入っていただけました。
「ブランドロゴは黒なのですが、シルバーの箔押し加工も気になります」
上品さがあり、なおかつ印象に残るちょうどいいバランスになるよう、印刷加工方法と色を会社に戻られてからゆっくり検討されたいとのこと。DLダイア封筒、箔押し加工の色見本(ツヤ有シルバー/シルバー)、印刷色見本(ブラック)をサンプルとしてご購入。印刷と箔押し加工の2パターンのお見積りをご提示しご検討いただくことになりました。 -
「見たことがないくらい厚みのある名刺が作りたい」
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2020/03/18
老舗イタリアンレストラン 料理長老舗イタリアンレストランの料理長のお客さま。独立して開業されるための名刺をお探しで、納得いくものをこだわって作りたいとのご希望でした。
「しっかりとした存在感で印象に残る、厚みのある黒い名刺が欲しいんです」
以前、デザイナーの友人にとても厚い名刺を見せてもらったことがあり、手にしたときの感覚的な楽しさ、重厚感や誠実さが伝わると感じられたそう。厚みのある黒い紙としてボード紙ブラック(464g)をご案内したところ、もっと厚みが欲しいとのことで合紙をご提案しました。実際に紙を2枚、3枚と重ねてみていただき、2枚重ねた合紙が理想の厚みとかたさに近く、手にした時の感覚がユニークだと気に入っていただけました。名刺のデザイン案は、コンセプトカラーの黒とシルバーの2色のみを使用。余白部分が多く洗練された印象です。イニシャルをアレンジしたロゴはシルバーの箔押し加工、お名前とメール、SNSアカウントはシルバーで印刷することになりました。
「まとめてオーダーすると、1枚あたりの価格はどのくらい変わりますか?」
これからオープンに向けて、関係者・お客さまにご挨拶される機会があるので、ある程度枚数をまとめて作りたいというご希望で、300枚と500枚でお見積りをご用意しました。500枚お作りすると、300枚の場合より1枚あたり25円ほど価格が抑えられることになり、今回は500枚でご依頼をいただきました。 -
「ウエディング会場のサービスを、イメージで伝える案内冊子」
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2020/03/12
ウエディング会場の経営会社 デザインご担当ウエディング会場の経営会社のデザイン担当者さま。今回、ウエディングのサービスについてまとめた案内冊子を作りたいとご相談に来られました。
「詳しいサービス内容の案内というより、まずは画像メインでイメージを伝える冊子にしたいと思っています。」
サイズの候補は、A5か182×182mmのスクエアサイズ。気軽に手にとれて開きやすく、画像もしっかり見える大きさにしたいと選ばれました。紙の種類は、Cottonスノーホワイト、Basicプレインホワイトの2種類が上品な質感でイメージに近いとのこと。冊子の綴じ方は、華やかさのあるシルバーの糸で綴じる「糸ミシン中綴じ」でほぼ決まり、後日印刷内容によってページ数をご検討いただくことになりました。
「画像がメインの冊子になるので、実際に画像を印刷したサンプルを本作成前に確認することはできますか?」
Cottonスノーホワイト、プレインホワイトの紙の手触りはとても気に入ってくださいましたが、マットコートやテイクGAなどの平滑性の高い紙に比べて、印刷の仕上がりがどのように変わるかが気になるとのこと。特に、メインビジュアルになる画像がとても繊細な色合いだそうで、 その仕上がり具合を社内で検討したいとご希望でした。そこで冊子の色校正をご案内。冊子に綴じた状態ではなく大きな紙のままでお渡ししますが、両面に印刷できるため、仕上がりに近い状態をイメージできます。今回は社内でご検討後、色校正、本作成へと進めていくことになりました。 -
「カタログを入れる封筒から、商品のクオリティを伝えたい」
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2020/03/03
マンション販売 営業企画ご担当不動産販売会社の企画ご担当者さま。マンションの内覧会にいらした方にお渡しする資料を入れる封筒をお探しでした。
「閑静な住宅街の低層マンション。年齢層も高めなので落ち着いた雰囲気にしたいです。」
封筒のサイズは、A4のカタログと資料5枚ほどを入れるので角2封筒です。初めに手に取られたのは、コットンパールスノーホワイトの封筒。しっかりした厚みがあり、繊細な光沢で高級感があると、気に入っていただけました。この封筒を使う場合には、印刷色を特色の紺色(DICの指定色)で印刷する案をお考えでした。次に候補に選ばれたのは、Cottonミッドナイトブルーの封筒。上品で落ち着いた印象で、濃い色なので封筒らしくない(パッケージのように見える)のがかっこいいですね、とのこと。濃色の紙への印刷色に迷われていたので、濃い紙の色でもデザインが映えるシルバー色をおすすめしました。
「ロゴ部分はキラッとした箔押し加工にして特別な印象にできますか?」
箔押し加工は細かなデザインが表現しにくいのですが、ロゴのデザインを確認させていただいたところ加工上の問題はなさそうでした。そこで、オフセット印刷のみの場合と、箔押し加工(ロゴ)+オフセット印刷の場合のお見積りをご用意しました。今回ご必要なのは100枚ですが、今後も同じマンションシリーズを展開予定とのことで、ロゴの箔押し版は別の案件で使う可能性もあるとのこと。箔押し版は2年間保管可能の旨をお伝えしました。封筒の色、費用の面も含めて社内でご検討いただくことになりました。 -
「目立たないが、際立つ加工でロゴを入れて名刺を作りたい」
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2019/11/29
広告代理店 代表広告代理店のデザインご担当のお客様。7名分の名刺を作りたいとご来店いただきました。
「以前ショールームに下見に来て、印刷見本を見せてもらいました。今日は印刷を注文したいのですが」
来店くださったのは会社の代表の方、デザイン担当、クリエイティブディレクターの3名。今お使いの名刺は急ぎで作ったものなので、時期をみて納得できるものに作り直したいと考えていたそう。デザイン担当の方が事前に来店され、紙や加工メニュー、簡単なお見積りは確認済み。今日は代表の方と3名で最終のイメージをすり合わせて、注文まで進めたいというご希望でした。
名刺の内容は、表面は社名、肩書き、名前などの情報をブラックで印刷。裏面は、中央に四角形が重なったようなロゴを配置したデザイン。ロゴは「目立たないが際立たせたい」とご希望でしたので、箔押し加工の加工色サンプルをご覧いただきました。名刺の白い紙に、一見目立たないように加工をするには何色の箔がよいかを検討し、ホワイト箔、クリア箔、パール箔の候補から、今回はクリア箔を選択。見る角度によってつやのある箔の質感を楽しむことができ、ちょうどよい見え方だとご納得いただきました。
紙については、質感を楽しめるプレーンな白い紙をご希望でした。Cottonスノーホワイトをご紹介したところ、やさしい白さや厚みもイメージ通りとのこと。あまり厚すぎるのは好みでなく、232.8gを選ばれました。ロゴの箔押し加工は7名分共通のデザインで、お名前などの情報部分のみ差し替えて作成することに決定。印刷1色分の差し替え印刷のため、費用を抑えてご提案することができました。 -
「ブランド名を覚えてもらう、ミニカードを作りたい」
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2019/11/14
ニット小物販売会社 代表帽子や手袋、マフラーなど手作りのニット小物を扱うお客様。ブランド名を覚えていただけるように、お客様が手元に残せる小さなカードをお探しでした。
「商品に添えた時アクセントになるような、かわいいデザインのカードにしたくて」
イメージされているのは、商品に添える小さなカード。羽車のwebサイトでご紹介している印刷サンプル(小さな正方形のショップカード)を見て、ブランドらしいカードを添えて印象づけることを考えられたそう。
デザイナーの友人が作ってくれたというラフデザインは、編み棒を持つリスのイラストに、ブランド名とメールアドレス、インスタグラムのアカウント名を入れる内容。リスの部分は箔押し加工が希望のため、細かいデザインは表現しにくい点などを、サンプルを見ながらご説明しました。当初は正方形カードの予定でしたが、ショールームで丸形のタグをご覧になり、ニットにも絡まないしかわいらしいイメージがブランドらしいと、丸形を選択。丸形にくり抜くダイカット加工の型は、羽車の既製型を利用されることになりました。
「穴を開けてリボンを通せば、季節感も演出できそう」
ミニカードとして使う以外に、穴を開けてリボンを通し季節ごとに活用するなど、アレンジした使い方のアイデアも膨らんでいたお客様。枚数は300枚作られることで1枚あたりのコストを抑えることになりました。 -
「希望の紙を使ってパッケージ封筒を作りたい」
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2019/10/11
印刷会社 営業ご担当革製品メーカーの新しい商品ライン向けに、商品パッケージを提案する印刷会社のお客様。箱よりかさばらず個性的との理由から、封筒をパッケージに活用できないかとショールームにご相談に来られました。
「こだわりの革製ポーチなので、高級感ある封筒で作りたいんです」
持参されたポーチはやわらかな革で厚みのないタイプ。それを不織布で包みパッケージ封筒に入れ、ケースに入れて発送するとのこと。まずは既製品の封筒を使ってサイズ感から確認すると、正方形のSE22封筒がちょうどきれいに納まりました。正方形で封筒らしく見えないところも気に入っていただけました。
「ブランドカラーが深いグレーなので、希望の紙を使って封筒を作ってもらえますか?」
ショップカードを見せていただくと、かなり濃いグレーでざくっとした質感の紙。そこでお客様から紙のメーカーと名称を伺い、お揃いの紙で封筒用に適した厚みがあるかを確認してお返事することに。加工はツヤのないブラック箔で箔押し加工をすることになり、クライアントへの説明用に箔色サンプルを1枚購入されました。
後日、ご希望の紙で封筒が作れるか、紙質や厚み(一般的に封筒に適した厚みは70g/m²から120g/m²)を弊社で確認し、お見積りと納期と合わせてメールにてご連絡。その後のデータ支給などもメールにてやりとりを行い、制作を進めることができました。 -
「店舗で使う5種類のカードを一度にご相談したいです」
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2019/09/27
ネイルサロン オーナーネイルサロンのオーナーであるお客様。今回、店舗名の刷新に伴って、名刺やショップカードなど店舗ツールをご依頼されました。
「店舗で使う5種類のカードをまとめて作るので、納期や見積りなど一度に確認したくて来店しました。」
今回お作りしたのは、名刺、ショップカード、ポイントカード、VIPカード、ご紹介カード。羽車へのご注文は2回目だそうでよくご存知でしたが、内容が少しずつ異なる5種類のカードのため、各アイテムの仕様をスタッフとひとつずつ確認しながら進めたいとご希望でした。2名分の名刺とショップカードは、紙と印刷方法・印刷色が共通のため「差し替え印刷」として、通常より少しお安い価格にてご案内。急ぎのご依頼でしたが、それぞれの納期もその場でご案内しご安心いただきました。
「プライベートサロンなので、ポイントカード、ご紹介カードなどはとても大切なツールなんです。」
ご来店の段階で、紙はCottonスノーホワイト、文字の印刷色はダークグレー、デザイン案もほぼお決まりでした。箔押し加工のシルバー箔のみ、光沢の違いを加工色サンプルで実際にご確認いただきました。5種類のカードは、用途によって印刷加工またはデザインが異なります。名刺やショップカードは箔押し加工入りで高級感があり、VIPカードは特色印刷でイメージを変えた仕上がりに。全体にシックで上品な印象の店舗ツールに仕上がりました。 -
「展示の販売用に、30個だけ箱を作りたい」
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2019/09/13
アートディレクターギャラリーのグループ展で販売する作品のパッケージ箱を検討されているアートディレクターのお客様。「1週間の限定展示だからそんなにたくさんはいらない。30個だけでも作ることはできますか?」
今回お客様が検討されている「オリジナルの糊どめ箱」は10個単位でオーダーできます。詳しく話を伺うと、作品はデザインされた12種類のミニ封筒で、各柄1枚ずつ12枚をセットにして販売する際のパッケージ箱をお探しとのこと。サイズはちょうど名刺が入るくらいで、商品パッケージであると同時に、ミニ封筒の保管ボックスとしても役立ててもらいたい。そのため質感のよさとしっかり感が欲しいと、布素材の紙「細布」の箱をお選びいただきました。
「パッケージのデザイン自体は、見えるか見えないかくらいの印刷がおもしろいと思う。」
展示テーマは「おめでたい」を印象づける内容とのことで、箱の色は鮮やかなレッドに。デザイン部分は紅白のイメージで、ホワイトのインクで活版印刷を希望されました。ホワイト印刷の場合、地の色が透けて見えるため、真っ白に印刷することはできません。お客様には、デザイン部分がくっきり見える箔押し加工のホワイト箔もご案内してみましたが、それよりはさりげない感じを優先されたいとのこと。結果的にデザイン部分の可読性は低いながら、パッケージにうっすら白くイラストが浮かび上がる、印象的なオリジナルパッケージ箱に仕上がりました。 -
「光沢感のある箔を使ってビジネスツールを揃えたいのですが」
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2019/08/30
デザイン事務所独立を機にビジネスツールを検討されているデザイン関連会社のお客さま。「普段クライアントに提案しているから、しっかり考えてきたつもりですが」、とデザインイメージの出力をお持ちくださいました。箔押し加工のロゴとオフセット印刷を組み合わせた封筒です。
データ作成には羽車の「データ作成用テンプレート」を活用いただいており、印刷加工範囲や文字サイズにも問題はないよう。お客さまが気にされていたのは、紙と箔押し加工の色合いでした。
「海外ブランドで目にするような華やかな箔色と、ラフな紙質が欲しいんです。」箔の光沢を活かしつつ、ラフでカジュアルな雰囲気も大切にされたいと、箔色見本をじっくり眺めながら検討され、シルバー、ツヤ有シルバーで検討。曇りがなくピカピカした感じがしっくりすると、ツヤ有シルバーを選ばれました。紙はきちんとした印象の中にもラフ感があるので、とCottonスノーホワイトに。書類送付用の長3カマス封筒、名刺、会社案内を入れる角6カマス封筒、3点をお揃いの箔色と紙でお作りすることになりました。
箔押し加工の版は、3点で共用できるよう同サイズでデザイン。共通版にすることで版代を抑えてお作りできます。独立されたばかりなので名刺は多めに500枚。1枚あたりのコストが下がり、予算内に収めることができました。 -
「ビジネス封筒のロゴを、くっきり強く表現したいのですが」
64550
2019/08/07
デザイン事務所 デザイナー新ブランドを立ち上げたクライアントへの提案として、ビジネス封筒をお探しのお客さま。デザイン事務所のディレクター、デザイナー2名でご来店されました。
「封筒にはシンプルにロゴを印刷したいのですが、くすみなく強めにしたいんです。紙は、印刷とは反対にラフ感が欲しくて。」
デザインイメージの出力紙を見せていただくと、ロゴは発色のよい特色イエロー。 そこで参考イメージとしてコットン+プロセスイエロー/蛍光イエローの印刷見本を見ていただきました。 ラフな質感の紙+オフセット印刷は、インクが染み込みやすいので強めな色も少し沈んで表現されます。
今回はとにかくロゴを強く際立たせたいご希望でしたので、よりくっきり表現できる箔押し加工もあわせてご案内。顔料箔のカナリアは特色の色味と合いませんでしたが、色々ご覧になるうちに「発想を変えてブラック箔にしたら意外とイメージに合うのでは」とお二人で相談を始められました。
「Webサイトや名刺にはロゴの特色イエローを使っているけれど、封筒はあえて色を使わずブラック、というのもいさぎよいですよね」
当初にはなかったデザインアイデアにより、ラフな紙+くっきり表現された箔押し加工のブラック箔のイメージでクライアントへ提案くださることに。プレゼンテーション用に、加工色見本のメタリックブラック箔と、ラフな質感のBasic プレインホワイトの長3カマス封筒・角2封筒をサンプル購入いただきました。 -
「イベント用のノベルティ(ノート)を探しています」
66882
2019/07/26
デザイン マーケティング会社クライアントより、イベントで配布するノベルティのノートのご相談を受けられていたお客様。よくあるノベルティのノートではなく、しっかりとして書き心地がよく、デッサンなどに本当に使ってもらえるものを提案したいと、書き心地のよいノートをお探しでした。
「現物を一度確認したいと思っていて、来店することにしました」
羽車のことは、紙と加工 選べる冊子 などを検索しているうちに見つけてくださったとのこと。表紙にはカッパ―の箔押し加工が希望で中の紙はCottonスノーホワイトを気に入っていただきました。想定されていた「書き心地がよいオリジナルノート」に、かなり近いものだったそうです。
ひとつ気になったのが、冊子の厚み。A5サイズで最大ページ数、36ページをご希望でしたので、実際のサンプルを見ていただきましたが思ったより厚みがあるとの感想でした。実際に手にとり数冊重ねてみたり、ファイルに挟んでみたり手になじむかどうか確認されていました。比較のためCottonより薄い紙もいくつか見ていただきましたが、Cottonは書き心地や手触りがよいこと、またページ数が多い方が「ノート感」がでるということになり、そのまま36ページですすめることになりました。
ノートは、表紙に箔でブランドロゴを入れ、中身は全く印刷しない予定でしたが、店内のイメージサンプルを参考に本文1ページ目にコピーを小さく入れることに。また最終ページにはさりげなくロゴとブランド名を入れることになりました。お客様も、小さくブランドロゴを入れることで、ブランドのファン層にはとても喜んでいただけそう、とのこと。糸ミシンの色は柔らかなブラウンをセレクトし、特別感のあるノベルティノートができました。 -
「独立を機に、個性が伝わる名刺をさがしています」
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2019/07/08
フリーランス カリグラファー今まで個人の趣味としてカリグラフィー作品を描いていたというお客様。このたび、本格的にカリグラファーとして始動すべく個展を開くことになり、名刺のご相談で来店されました。
フリーでお仕事をされる方にとって、名刺は今後の仕事に直結する大切なツール。職業柄、堅い感じではなくひと目で印象に残る個性的な名刺にしたいとイメージされています。
「以前友人の名刺で見た、活版印刷に興味があるんです。文字が少し凹む味のある印刷が気に入ったので、表に自分の名前、裏には作品を印刷したくて。でもカリグラフィーの文字は結構細いラインがあるので活版印刷で表現できるか心配なんです。」
作品の画像を拝見すると、一部分にとても繊細なラインがありました。さらに名刺サイズに縮小するためイメージ通りに表現が難しいのではと考えられました。
そこでお客様に、作品の印刷にはシャープに印刷できるオフセット印刷をご提案。興味をお持ちの活版印刷は、表面のお名前・住所などに使うことをおすすめしてみました。両面で印刷方法が違う?と心配になりますが、意外に違和感は感じません。企業で使う名刺でも、お名前は活版印刷し、裏面の支社一覧などはオフセット印刷しすっきり仕上げることは、よくご利用いただく組み合わせです。
お客様も、印刷の不安がなくなり安心されたご様子。料金についても、両面活版印刷から表面を活版印刷・裏面をオフセット印刷に変更したため少しお安くご提案できました。カリグラフィー作品の印刷色は、羽車の基本色から選ばれる予定で、数色の印刷色見本をご購入。ご自宅でゆっくり考えられてからご注文いただくことになりました。 -
「アパレルブランドの展示会でカタログを入れる、雰囲気のよい封筒をさがしています」
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2018/01/17
アパレル企画会社 企画販促担当新ブランドの発表に向け、準備を進めてきた販促チームのお二人。来月おこなうブランド初の展示会で、カタログを入れる封筒を探しに来店されました。
20代前半向けのレディースブランドがメインのアパレル企業ですが、今回は新たに30代向けのブランドを立ち上げられたそう。展示会にてカタログとノベルティをまとめて封筒でお渡しすることになり急きょ、封筒のみ探しに来られたのだそう。
「少し高級感のあるラインなので、今までの自社のブランドとは違うと印象づけたいんです」出入りの印刷業者さんに変わった紙の封筒をお願いしたところ、別注になるため納期が10日ほどがかかるし、価格も高くなると言われたそう。数量は300〜400枚、納期は1週間で用意したいため困っていろいろ調べられ、ショールームを見つけてくださいました。
「高貴で上品、落ち着いた雰囲気にしたいので、濃い色の封筒が気になります」ブランドコンセプトは「ノーブル」。深いミッドナイトブルーの紙がイメージにぴったりとのこと。ただ、濃色の封筒はあまり目にしたことがないし暗すぎる雰囲気になってしまって、華がないように感じられたら残念、また、会社としても力を入れているブランドなので時間がないなか、変わったもので上司にOKがもらえるか心配、と話されていました。
まずはミッドナイトブルーの紙を使った印刷サンプルをいろいろご用意。名刺、タグ、封筒、ご案内状などに加工されたサンプルで仕上がった時の雰囲気をイメージしていただきました。心配されていた「華がない感じ」にはならないね、と安心されたご様子。特に、キラッとした光沢のある箔押し加工であれば、華やかさに上品さが加えられると気に入っていただきました。エレガントな雰囲気の書体のロゴデザインと相性よくお使いいただけそうです。
納期とお見積りは、自動見積りでご案内。ハグルマオンラインストアでは、既製の封筒のまま印刷できるためもしお気に入りの封筒が見つかれば、別注に比べかなり早く安く作成できます。今回は、紙見本として角2封筒と箔押しの色見本を数枚購入され社内で確認後、ご注文いただくことになりました。 -
「ベルトを入れる商品箱、30個程度でもオリジナルオーダーでできますか?」
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2017/12/05
革小物ブランド オーナー2ヶ月後にオープンを控える、革製品ブランドのオーナーの方。ベルトを入れる商品箱を新たに用意したいとご相談です。
「メンズの革小物製品を扱うWebストアをオープン予定で、ベルト用の箱を探しているんです」財布やキーケースなどが主な商品ですが、今回ベルトも販売することになったためひと回り大きく、平べったい形のホッチキス箱をお探しです。イメージとしては、手仕事感、素材感、少し洗練された雰囲気を伝えたいとのこと。
まず紙をご紹介したところ、紙はボード紙ブラウンかチョコレートが候補。すぐには決められないとのことで、紙のサンプルを購入され社内で検討されることになりました。箱の上部には、ブランド名を活版で印刷。側面には、3色展開になっている革の色名をそれぞれに入れたいとのこと。印刷内容が異なると、それぞれ別口のオーダーとなることをご説明したところ、3色の色名とチェックボックスを印刷し、そこに手書きでチェックを入れることで1口のオーダーにまとめることになりました。
「とりあえずは30個ほど必要ですが、割高になるようならまとめてオーダーしたいんです」そこで、大体のサイズとしてサイズS+活版印刷1色でお見積りしてみたところ、30個の場合は、1個あたり470円ほど、100個の場合は250円ほど。だいぶ差があることがわかったため、100個でご注文いただくことになりました。
ベルトは傷がつかないよう、薄紙で包んで箱に入れることになるそうです。今日は商品が手元になかったため、社内で実際に包んだ状態でサイズを決定いただき、再度お見積り依頼をお送りくださることになりました。 -
「店頭の新春プレゼントでお渡しするノベルティ用を入れる袋を探しています」
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2017/11/15
デザイナー婦人服・雑貨を扱うアパレルブランドへの商品をお探しのデザイナーの方。新春に3,000円以上お買い上げの方に、くじ引きでノベルティをお渡しするそうでその賞品を入れる袋をお探しです。
「先方からは、新春らしくしたい、賞品によってサイズが違うが同じ紙で作りたいと希望がありまして。」賞品は、缶バッジ、ハンカチ、ポストカードセット、優待チケットの4種類。まずはそれぞれの賞品がぴったり入るサイズの封筒探しからはじめました。
ご持参の賞品サンプルを入れてみたところすべて既製封筒でお揃えできそうです。
缶バッジ用 ーのし袋中(90×90mm)ハンカチ用 —SE12.5カマス封筒(125×125mm)ポストカード用 —洋2カマス封筒(162×114mm)優待チケット用 —商品券袋(180×90mm)か、洋6カマス封筒(190×98mm)
枚数は5店舗分で、各100〜200枚。昨年まではいちから封筒を作る「別製」で対応していたそうですが今回既製品+加工でお作りすることで、納期も価格もかなり抑えられそうです。
「前回はオリジナルサイズの封筒1種類でしたが、4種類の注文になると割高になりますか?」そこでお見積りするため加工方法を伺ったところ、ブランドロゴの箔押し加工のみとのこと。箔押しの場合、ロゴ部分がまったく同じデザインでしたら加工で使う「型」が共通で使用できるため、型代が1版分で済み加工料金が抑えられることをご説明。今回は近いサイズの封筒が多いため、同じサイズのブランドロゴでデザインしても違和感なくいけそうですね、とお客様も安心されたご様子です。デザイン・紙についてはこれから先方に提案されるとのことでロゴ部分を共通にする案でデザインしてくださることになりました。
紙質は、お正月らしく鮮やかなCottonレッド。商品券袋にはCottonレッドはありませんのが、賞品の優待チケットは特別賞なのでその分だけゴールドの封筒にするか、または商品券袋に近いサイズの洋6カマスのCottonレッドで揃えるか、先方に選んでいただくそうです。 -
「カレンダーの作品を入れるパッケージ用の封筒を探しています」
22103
2017/10/02
絵本作家絵本作家であるお客様。今回展示会にあわせてカレンダーを作成されたそうで、パッケージ用の封筒を探しに来店されました。ギャラリーの方もご一緒です。
「絵本をめくるように楽しんでもらいたくて、初めてカレンダーを作ったんです」見せていただいたカレンダーは、12か月分の正方形カードで、一枚描き下ろしの作品が追加されたかわいらしい作品。これから、絵本展や本屋さんの一角で販売予定だそうでまずは200セットほどで検討されているそう。中身がほどよく透けるということで、紙素材はトレーシング、サイズはSE16カマス封筒に即決されました。
「トレーシングにタイトルの印刷をしたいのですが、できますか?」印刷の内容は、作家名と2018 Calendar というタイトルのみ。封筒から透けて見えるカレンダーの絵を邪魔しないよう、目立ちすぎないシルバー印刷がイメージに近いとのことです。
シルバーよりさらに目立たない印刷ですが、とホワイト色の印刷もご案内したところ、ホワイトでタイトルと絵柄の一部を印刷してさらに中の絵柄が透けて重なって見えたら、立体的でおもしろくなりそうだね、という新しいお話になりました。一緒にご来店されたギャラリーの方も、雰囲気的に合いそうですね、とのこと。
これから図案は考えられるそうですが、封筒の表面にタイトルと絵柄をホワイト色で印刷し、中のカレンダーに重なるようなデザインにしてご注文いただくことになりました。 -
「アパレルブランドのカタログを入れる封筒を探しています」
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2017/09/20
アパレルブランド 企画ご担当来シーズンの新商品発表パーティーで、来場者にお渡しするカタログを入れる封筒をお探しのお客様。アパレルブランドの企画・販売促進をご担当されています。
「新しいブランドのお披露目のパーティーなので、カタログにも予算を割いたんです」仕上がったばかりという正方形のカタログは、ブラックの表紙にゴールドの繊細な箔押し加工。一見レザーのような漆黒の表紙は洗練された雰囲気で、センターにブランドロゴが印象的に加工されています。
まずはサイズを合わせたところ、封筒はSE22サイド封筒(22センチの正方形)が少しゆったり気味でちょうどいいサイズ。当初は黒い封筒でお考えでしたが、既製品のご用意がないためCottonスノーホワイトがナチュラルにされることに。漆黒の表紙と封筒を合わせてみて、「白と黒ではコントラストが強すぎるかも」とナチュラルを選ばれました。カタログの表紙と同じ箔を外封筒にも加工し、パッケージのように演出されることになりました。
必要な500部のうち、会場で当日使うのは200枚、郵送用に300枚ということで郵送用にのみ、差出人の社名を印刷することになりました。ご注文としては2つのオーダーに分かれてしまいますが、箔押し部分は共通のため型代はかからず、少しコストを抑えることができます。
すでに、3か月後に新ブランドの店舗がオープン予定とのことでその際はオープニング招待状やショップカードなどにも箔の型を流用できそうですね、と引き続きご相談いただくことになりました。 -
「期間限定ジュースのビンにつける、タグを探しています」
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2017/09/06
デザイナー無農薬野菜の加工品を販売している農場の、ブランディングを担当されているお客様。通年扱うジャムや野菜スープに加え、季節限定ジュースを販売することになり、パッケージ全般を担当。来週先方に提案されるため、タグの紙やお見積りをざっくり知りたいと、ご来店くださいました。
「はじめはビンのラベルに“限定商品”と印刷しようと思いましたが、ちょっと弱いかなと。」棚に並んだ時に目に留まるようなインパクトがあること、また場合によっては“限定”を外すこともあるかもしれないと、両方のお考えから、タグで提案しようと考えられたそうです。
ビンのサンプルをお持ちでしたので、早速印刷サンプルをビンに掛けてイメージを確認。心配していたひもの長さは、二重に巻くとうまくいきそうです。また、ビンの丸みでちょうどタグがはね上がってしまわないか、ビンに対するタグの大きさなど全体のバランスをチェック。いろいろお試しいただいた結果、やや小さめのダイカット型が候補になりました。
「クライアントの農場には創業時の納屋があり、とてもステキなんです。そのシルエットをロゴに採用したほどで。」築80年の納屋のイメージから、アンティークな雰囲気のロウ引き加工が似合うと、タグの紙には未晒かホワイトクラフトのロウ引き加工をご検討。渋い色合いだけど、ロウ引きすると透けるからそこまで重たくならないですね、と気に入っていただけたようです。合わせる紐は、素朴な風合いの「麻」と、手作りらしい印象の「コットンツイスト」で先方に提案されることになりました。 -
「新規オープンのカフェに提案する、メニュー/コースター/ショップカードを探しています」
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2017/08/24
デザイナークライアントへ提案を検討中のデザイナーのお客様。焼きドーナツが人気のスイーツ専門店が、3ヶ月後にカフェを併設した店舗を新規オープンしますが店舗デザインも含めて所属のデザイン会社が担当しており、お客様は紙モノ全般を担当されています。
「カフェのコンセプトは、森。家の裏手にある森に気軽にピクニックに行くようなイメージ、と聞いています」現在店舗で使っているショッパーと平袋には、やわらかな手書きタッチで描かれたイラストのデザイン。コンセプトカラーは4色。どれもスモーキーな色あいなので、暗くならないようにされたいそうです。
用途としては、カフェで使うコースター、メニューカード、ショップカード。その中で、コースターとメニューカードは、同じテーブルの上に置かれるものなので紙やデザインに共通性を持たせて、お揃いを楽しんでいただきたいとのこと。
まずは、紙質から見ていただきました。コンセプトカラーが微妙な色合いなので、明るく表現できるよう白い紙がよいと、Cotton特厚300スノーホワイトか、クッションが候補になりました。メニューの種類はそれほど多くないので、ボリュームとしてはA31カード1枚にレイアウトできそうです。コースターの方は、メイン商材が焼きドーナツだけに「ドーナツ型」か、珍しい「五角形」で、少しデザインを考えてみられるとのこと。活版印刷の2色で、あたたかみのある雰囲気を提案されるそうです。
ショップカードについては、以前の店舗オープン時の教訓から、オープン時に配る用には、紙質や印刷方法を変え、価格を抑えて提案されるそう。その代り、店長の名刺のみ、コースターなどと同じ紙質+活版印刷のイラスト入りにして大切なお客様やメディアの方にお渡しできるよう、提案されることになりました。 -
「高級な武道具に添える、きりっとした商品タグを探しています」
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2017/08/01
武道具のネット通販会社 代表質にこだわった武道具のネット通販会社を運営されているお客様。もう一度武道を始めたいという大人のための、本格的な武道具・道着など一式を扱っています。
「職人によるこだわりが詰まった道具なので、細部から品格を伝えたいんです」学生用のものと違い、職人の手作業でひとつひとつ作られる本物の武道具はアートのようにとても美しく高価なのだそう。今まで扱っていた商品から、さらにワンランク上の高級ラインの販売にあたりホームページ、商品パッケージ、説明書なども一式見直しており、今回タグも新しいブランド名で作成するのだそう。
「もちろん和イメージなのですが、それよりも凛とした高級感を重視したいです」武道具は黒いものが多いので、同じくブラックの紙がよいのではと、まずはボード紙ブラックの紙質をご確認。厚みはいいのですが、ざらっとしたカジュアル感が少しイメージと違ったようでした。
「えんじのような赤とか、濃紺も和のイメージに合いそうですよね」質感のよい紙の方が高級に感じられるのではと、Cotton濃色をご提案。黒い道具にミッドナイトブルーのカードを重ねてみたら洗練された感じに見えますね、とかなりイメージに近いよう。
高級感を演出したいので、シルバー箔でブランド名を入れることになり武道具というより高級スーツに合いそうな、上品なタグが仕上がりそうです。 -
「再来月の会社統合でロゴが変更、会社で使う封筒を検討しています」
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2017/07/10
イベント企画会社 企画部ご担当再来月、会社が統合することになりその準備作業に追われているお客様。現在ロゴは外部デザイナーと社長などが検討中で企画部では社内外で使う印刷物の修正などをすすめているそう。ロゴ決定時にすぐ手配をすすめられるよう、今から紙選びや加工について見ておきたいと、ショールームに来店されました。
「現在はホワイトクラフトの封筒を使っています。評判もよいので継続したいのですが、ロゴの決定待ちなんです」今の封筒は、ホワイトクラフトの紙にブラック1色で英文ロゴをタイプしたようなデザイン。シンプルながら印象的な封筒です。新ロゴがブラック1色ならばホワイトクラフトを継続の予定ですが、ロゴにコーポレートカラーが設定された場合は、違う紙を検討されるかもしれないそう。
「ホワイトクラフトの紙にカラーで印刷すると、色味は変わりますか?」ホワイトクラフトの紙は、表が白・裏がクラフトの両面色違いの紙です。表面の白は、いわゆる「真っ白」ではなく、ややオフホワイトで、紙質は素材感のあるラフな印象。そのため、真っ白の紙に印刷した例と比べると、色がややくすんだ色味に仕上がります。実際にショールームにある印刷サンプルをご覧いただいたところ、鮮やかさはやや劣るものの、カラーそのものの印象は案外伝わりますね、とのこと。サンプルをスマートフォンで撮影され、社内で検討されることになりました。
最後に、オンラインストアを見て気になっていたという「ライナーグレイ」の紙も質感を確認。もし、ロゴ変更に合わせて大きくイメージを変える、となった場合にはシンプルにかっこよくまとめられそうなので、この紙を社長に提案してみようかと、サンプルを購入されました。 -
「お客様に渡す写真データ(CD)を入れる、いい感じの封筒を探しています」
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2017/07/03
フォトスタジオ経営 フォトグラファー家族写真、記念写真などの撮影を行う、フォトスタジオを経営されるお客様。ご自身もフォトグラファーで、スタジオ撮影の他、出張撮影などもこなされていて、イベントが集中する3〜4月はとてもお忙しいとのことです。
「撮影した写真データをCDに入れてお渡しするのですが、いい雰囲気の封筒に入れたいんです」写真はおしゃれなフォトブックに仕上げて納品ですが、撮影した写真データを添えてお渡しするのだそう。誰でも簡単にいい写真が撮れる時代に、わざわざプロに依頼してくれたお客様に喜んでいただきたいのであまりコストをかけすぎず、自分たちのスタジオらしい雰囲気にしたいとご希望です。
「小さな一軒家のスタジオで周りは緑がいっぱいなので、ナチュラルな感じがいいかな」郊外の自然豊かなスタジオが自分たちのトレードマークなので、素材感が伝わる紙がよいそう。CDにはスタジオのロゴを印字してお渡しするので、封筒の丸い窓から中のCDが見える「CD/DVD封筒」で紙の色は、パルプそのままの色をいかした素朴な雰囲気の未晒(みざらし)を選ばれました。
CDを入れた封筒の他、再注文用のご案内カード・次回利用できるクーポン券、ショップカード等もお渡ししたいとのことで、それらをすべてまとめて入れることができる封筒があれば、とのこと。ちょうど、CD/DVD封筒と同じ正方形の封筒で、ひとまわり大きなサイズのSE16カマスがあるのでそちらをご案内しました。紙素材は、表が白、内面が未晒の紙「ホワイトクラフト」。適度にラフな表面の紙は、気取らず心地よい雰囲気のスタジオにぴったりだと気に入っていただきました。
外封筒となるSE16カマス封筒には、スタジオロゴをブラック1色で印刷予定。まずは最小ロットの100枚でご依頼いただき、使い勝手がよければ、次回は300枚ほどまとめてご注文くださることになりました。 -
「コーポレートカラーのピンクに近い色の封筒を探しています」
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2017/06/23
印刷会社 営業ご担当顧客の企業様より、新商品発表会の案内状を依頼されているという、印刷会社営業担当者様。企業向けの製品を扱うメーカー様の案件で、急ぎで200枚ほどの案内状を発送したいとご相談です。
「普段はカタログの印刷の仕事が多いのでよくわからないのですが、案内状にはどんな紙がいいですかね?」お客様からは、「コーポレートカラーのピンク色の封筒、質感がいいものが希望」とうかがっているそう。ロゴのピンク色を見せていただくと、ややオレンジがかったようなやさしいピンク色で太字のアルファベットを組み合わせたようなロゴマークです。
まずはピンクの封筒探しから、と洋2封筒の紙色を見ていただきました。ピンクの封筒は、Cottonピンク、エコフレンドリーカラー さくらピンク、コットンNTラシャぼたん、ハーフカラーピンクをご用意しています。実際のロゴ色と見比べて見ると、この中ではCottonピンクが一番近いもののやはり微妙に色味が異なりました。
「ロゴもコーポレートカラーも最近新しくされたので、この新商品発表会で印象付けたいそうなんです」企業向け製品メーカーというややかたいイメージから、親しみある企業イメージをめざし2か月ほど前にロゴを刷新されたとのこと。やはりイメージ通りの色であることが大切そうです。
お急ぎの納期で200枚と少部数なこともあり、今回は紙を取り寄せてオリジナルを作成する「別注」までは提案しないつもり、とお客様。そこで真っ白の封筒を選び、こだわりのカラーは「特色」でお作りし印刷する案をご案内しました。こだわりの色を表現したい場合には、白い紙を選ぶともっとも発色よく仕上がります。質感のよいCotton、縞模様のコットンレイドのスノーホワイトを見本としてサンプル購入され、先方の企業様とご相談くださることになりました。 -
「色なしでロゴを表現したい。イメージ通りに仕上がる加工方法を相談したい」
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2017/06/14
デザイナーデザイン事務所にお勤めのお客様。グラフィックの他、店舗設計からイベント企画など幅広くご担当されています。今回は、事務所移転に伴い名刺を探しにご来店。紙や加工について教えてほしいとご相談です。
「今は印刷なんですが、ロゴは色なしで表現してみたいんです」お使いの名刺を見せていただくと、●と▲を組み合わせたようなシンプルなグラフィックのロゴが縦長の名刺の上半分に大きくレイアウトしてあります。ロゴはグレイで印刷してあり、下の方に横書きで肩書きとお名前。社名やURLは裏面に記載されています。
「色なし」の加工は、デザイン部分を凸で表現する「エンボス加工」が一般的。紙を凹と凸の版で挟み圧をかけることで、デザイン部分がくっきり凸で表現されます。
逆にデザイン部分を凹で表現する方法は、インクなしで活版印刷する「活版 空押し」と、箔なしで箔押し加工する「ホットスタンプ」があります。どちらも、ハンコのような凸版を紙にぐっと押し当てて加工しますが、熱をかけて押すホットスタンプの方が、活版空押しより凹みのエッジ(輪郭)がシャープに仕上がります。
「凹か凸か、どちらで仕上げるかによって印象がずいぶん変わるんですねえ」お客様にはまず、色なしの3つの加工を実際のサンプルでご確認いただきました。また凹凸の加工を楽しむには、加工に適した紙素材を選ぶことも大切なため、Cottonやクッションなど、厚みがあって柔らかい紙をご案内。当初、レイド(縞)模様の紙が好みと言われていましたが、凹凸だけで仕上げるならプレーンな紙が良さそうとCotton300特厚、クッション、ボード紙グレーをサンプル購入。凹と凸、どちらの加工を採用するかは、せっかくだから事務所のデザインスタッフ全員で意見交換をしてみようかな、とご検討いただくことになりました。 -
「限定商品用の商品パッケージ、100個くらいでも作れますか?」
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2017/06/06
革製品メーカー 販売促進ご担当ベルト・財布など、男性向け革小物製品を扱うメーカーの販売促進ご担当がご来店。少部数で雰囲気のいいパッケージを検討しているので、どんなものが作れるのか見てみたいとのこと。
「作家さんとの限定コラボレーション商品なので、100個あれば十分なんですよ」今回作られるのはベルト用の箱で、くるくると巻いて平置きにできる浅目の正方形の箱を検討しています。このブランドは20〜30代がターゲットで、ラフに仕上げたレザーを使ったカジュアルな雰囲気の商品を扱いますが、今回は、5周年記念も兼ねやや高い年齢層向け。長く使ってくれているファンに向けた限定商品を打ち出すのだそうです。
「つるっとした箱だと普通すぎるから、ざらざらしてる紙をちょっとおしゃれに使えたらウチらしいかな」実際に印刷や箔押し加工を施した仕上がりイメージを見ていただくと、ボード紙グレーの質感が気になるとのこと。レギュラー商品は茶色のクラフト箱に入っているので、ボード紙グレーの箱なら差別化もできるし、両方ともクラフトっぽいから馴染みがいいよね、とお客様。
箱にはロゴと英字のテキストを数行いれますが、グレーにブラックだと強すぎるから、ホワイト箔の加工か、ダークグレイの活版印刷がちょうどよく仕上がりそうとのこと。店頭に並べたイメージの確認として、ボード紙ブラウンの箱にグレーの箱を重ねて見ましたが適度に落ち着いて見えていいんじゃない? と気に入っていただきました。
サイズと加工はについてはこれから検討されるので、オンラインストアのページで見られる簡易見積りの見方をご案内。数量は最大100個予定ですが、10個から注文可能とご案内しました。社内での検討用に、ひとつ近いサイズの既製品箱を購入くださり、デザイナーや代表の方とご検討いただくことになりました。 -
「エンボス加工でマークを入れた名刺、裏面の凹みは気になりますか?」
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2017/06/01
デザイナーデザイン事務所の名刺なので、シンプルに白い紙+ブラックの印刷で名刺を作りたいというお客様。ロープの結び目のような会社ロゴを、紙の凹凸だけで表現するエンボス加工したいとご相談です。
「エンボスは上品で色もないから、全体のイメージに影響しないから好きなんです」白と黒、凹凸で感じる影の部分。それだけの要素でキリッと作りたいから、とまずはエンボスの加工サンプルをご覧いただきました。
「紙の裏面にはかなりはっきりと、凹みができるんですね」紙はCotton特厚300をお選びいただきましたが、エンボス加工の場合、凸版と凹版で紙をはさみグッと押すため、表面が盛り上がる分どうしても裏面が凹んでしまいます。
そこでエンボスとは逆の表現になりますが、同じく色を使わない加工として箔を使わないで箔押しをするホットスタンプや、色を付けずに活版印刷をする活版空押し加工をご案内。エンボスに比べると、輪郭がシャープに表現されにくいことややはり、凸で浮き出させたいとのことで、当初のエンボスですすめることになりました。
表面には、エンボスロゴ、肩書きとお名前のみですっきりとレイアウトし、社名や連絡先など細々とした内容は裏面にまとめるられる予定だったそう。会社ロゴがセンターに近い位置にデザインしてあるため、裏面に書く情報にエンボスの凹みが重なってしまいそうでした。
今回は、エンボス最優先でデザインの方を再検討いただくことになりました。エンボス加工は、思ったよりも細かいところまで表現できることを確認し、ロゴをひとまわり小さく、少し位置をずらすことで、イメージ通りの加工でご依頼くださることになりました。 -
「蛍光イエローをデザインのアクセントに。ビジネスツール一式を見直したい」
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2017/05/11
デザイナー事務所の移転を控え、会社のビジネスツール一式の見直しを検討しているお客様。封筒(角2・長3)と名刺に、イメージカラーの蛍光イエローをアクセントとして印象付けたいとご相談です。
「封筒にも名刺にも鮮やかなイエローを使いたいが、ロゴの色ではないんです」ロゴ自体はアルファベットのような形で、色はグレーとごくごくシンプル。ロゴではなくデザインで、1色アクセントカラーを加えてまとめたいとのことでした。「ロゴは地味でシンプルすぎるくらいの方が、どこにいれても落ち着くから」とデザインについての信念をお持ちでいらっしゃいました。
そこでまずは、紙の縁をカラーリングするボーダード加工と、紙の断面のカラーリングするエッジカラー加工をご案内。どちらもカード限定の加工になってしまいますが、鮮やかなカラーリングはインパクトのある印象になるため、実際に加工見ていただきながらご説明しました。
「名刺はエッジカラー、封筒は同じ色で別のデザイン、なのもいいね」封筒は縁のカラーリング加工はできないのですが、ちょうどフタ部分だけに蛍光イエローにしたら封筒裏面だけにカラーが見えておしゃれだね、とお客様。最終的に、名刺には蛍光イエローのエッジカラー、封筒は、角2と長3封筒のフタ部分のみに斜めのストライプデザインを蛍光イエローで印刷することに決定。全くのお揃いではないのですが、つながりは感じられるという、さりげない共通デザインでご依頼いただくことになりました。 -
「Cotton232.8gと348.8g、より活版印刷に向いているのは? 」
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2017/05/09
デザイナーデザイナーのご友人が独立して事務所を開くことになったそうで忙しい友人に代わり、活版印刷がどんなものなのか見に来られた、同じくデザイナーのお客さま。
「データ入稿で活版印刷ができると聞いたので、まずはどんな感じか見に来ました」活版印刷はぐっと強めに押して、くっきりと凹みを出したいとお考えとのことで、まずはおすすめの紙として繊維が細くやわらかなコットンペーパーをご案内。強めの圧で印刷した場合、文字が太ってしまったり、紙の裏側に押されたような影響がでるため実際に印刷したサンプルをいくつかご覧いただきました。
「Cotton232.8gと、348.8gの紙では、裏面への影響に違いがあるんですね」名刺用としてよくご利用いただいている2種類の紙素材ですが、厚みの違いによって裏面への影響には差がありますので、そのあたりは実際に手に取りご確認いただきました。それも味わいのうちかな、と言われながらも、デザインによっては目立つかもねと紙サンプルを両方の厚みでご購入いただきました。
「活版でも、特色指定ってできるんですね!?」活版印刷=ブラックのみ、と思っていたというお客さま。ハグルマではカラフルな基本色からお選びいただける他、特色もインクをお作りして印刷可能です。「シンプルにしたいだろうから、たぶんブラックかグレーになると思うけど」、と印刷色サンプルからブラック、ライトグレイ、ダークグレイをサンプル購入されました。
最後に、くっきり凹みを表現するのであればゴシックの太目の線幅がおすすめとご案内。また、線の太さ、書体、デザインの範囲などによって印刷の圧のかかり方が変わるためいろいろなデザインの活版名刺サンプルを参考としてご覧いただきました。デザインはこれからつめていくそうなので、ご検討くださることになりました。 -
「レジ横に置くイベント告知カード、インパクトのあるものを作りたい」
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2017/04/27
ユーズド(古着)セレクトショップ代表2ヶ月後に店舗で行われるイベントの告知に、とにかくインパクトのあるカードが作りたいというお客さま。レジ横に置いてご案内しますが、「なにこれ!?」と思わず手にとってくれるよう仕掛けたいとのこと。
「SNSでももちろん告知はするんですが、コアなファンは来店するお客さんなんですよ」ユーズド(古着)が好きな方は、お気に入りに出会って購入すると画像をSNSにあげる方が多く、横のつながりが濃いのだそう。ただ、お店に来てスタッフとの会話を楽しむようなコアなファン層は、お店のことをよく拡散してくれるそうなので、インパクトのあるカードを2枚、3枚と取って話題にして欲しい、とお考えでした。
イベントまであと2ヶ月ほどのため枚数は200〜300枚、活版印刷の片面1色印刷と決められていましたが、どんな風に「インパクトある」演出をするかで、長いこと悩まれました。紙や加工のサンプルをご用意し、実際にレジ横に置いてみながら「インパクトがあるか」をチェックされたところ、びっくりするほど厚いカードはおもしろいかも、と厚紙の中からお選びいただくことになりました。
「この間もらったショップカードは折り紙になっていて、箸袋が折れたんだよ」和風ダイニングで見かけたという紙は、2つの役割があるユニークな仕掛けがあったそう。今回もイベント告知をしつつ、別の用途にも使えるのが楽しいのでは?ということになりクッションの紙素材で、コースター兼イベント告知のカードを作られることで決定。クッションは厚さ約0.8mmとかなりの厚み。試しにレジ横に30枚ほど積んでみると思いのほか高さが出て、紙が立体のように見えるのもおもしろく気に入っていただきました。今回は紙サンプルを購入され、デザイン担当の方とご相談されることになりました。 -
「中のイラストが透けて見える、トレーシングの案内状」
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2017/04/25
デザイナー国内外で人気のイラストレーターの展示会が開かれるということで、ご案内状をお探しのデザイナーご担当者さまがご来店。今回は、特別なお客さまと取引関係者に送る、オープニングパーティーのご案内状だそうで封筒を見ただけで楽しさが伝わるものにしたいとのこと。
「少し透けるだけで、みんな彼のイラストってわかるからね」海外のイラストレーターの方ですが、日本でもとてもよく知られている方なので作品が少し透けて見えればすぐに内容も伝わるねと、トレーシングの封筒をご検討。試しにイラストが描かれた案内状を入れてみたところ、ぼんやり透ける感じがちょうどよい、とのこと。
宛名面にはどうしてもラベルシールを貼ることになるため、味気ない雰囲気になるのが気になると、INVITATIONの文字はキレイな加工をしたいとご希望。箔押しでカリグラフィのような書体のタイトルを入れたら奥行きも出るし上品になりそう、ツヤありシルバーの箔色をお選びくださいました。トレーシング封筒に箔押し加工をすると、裏面にぐっと押されたような跡が残ります。実際に加工をしたイメージをご覧いただきながらご説明をし、ご納得くださいました。
200枚のパーティーご案内状封筒を作成後は、一般の方向けの800枚の展示会案内も作成されるとのこと。そちらはトレーシングではなく、Cottonスノーホワイトに同じシルバー箔でタイトルをいれお揃いでお作りくださることになりました。 -
「厚い表紙に凝った加工を加えて、目を引く冊子が作りたい(作成をお受けできなかった事例)」
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2017/04/20
デザイン関連普段は関西エリアでお仕事をされているお客様。たまたま東京でお客様とお打ち合わせがあり、いろいろな加工や紙を実際にご覧になりたい、とショールーム東京にお立ち寄りくださいました。
今回お探しなのは、厚紙の表紙に箔や発泡シルクなどを重ねた、見るからに凝った加工の個性的な冊子。用途はアパレル新作発表会で配布する、イメージ集とのことでした。ハグルマでご提案している表紙用の紙素材を見ていただきましたが、かなりの厚さが必要とのことで残念ながらご希望に沿える紙素材がありませんでした。
「でもせっかくなので、どんな加工ができるのか見せてもらおうかしら」次のお打ち合わせまで少しお時間があるということで、実際に印刷加工を加えた印刷サンプルをご紹介しながら、加工について詳しくご覧いただきました。細いラインの箔押しはどの程度まで表現できるか、広範囲の活版印刷のムラがどの程度目立つか、発泡シルクの盛り上がり具合、紙による透け感の違いなど少しマニアックな加工の仕上がり具合を、実際に手にとっていただきながらご案内。実際に見るとイメージがつかめると、ご納得いただけました。
心斎橋には時々いかれるそうなのでショールーム大阪をご紹介。おもしろい加工を知っておくと、デザインをする際のアイデアの引きだしが増えて助かるんですよね、と楽しくご覧くださいました。 -
「写真展で販売用の作品を入れる、パッケージ風の封筒を探しています」
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2017/04/18
写真家野に咲く草花を専門に撮影しているネイチャー写真家のお客様。秋口に写真展を企画しており、その際販売する写真を入れる封筒(パッケージ)を探してるそうです。
「PP袋入れだと、味気ないなって気付いちゃってね」今まで販売用の写真は、ぴったりサイズのやや厚手のPP袋を使われていたそう。ところが、先日行かれた友人の写真展で、雰囲気ある袋に入っていたのをご覧になり、ご自分もやってみたくなったそう。季節や作品によって色を変えようかなどと、楽しく想像中なのだそうです。
まずは封筒のサイズ選びから始めましたが、ちょうど角6カマス封筒に入りそうでした。横長のカマス封筒は、あまり封筒らしくないしパッケージみたいに見えるよね、と全体の雰囲気も気に入っていただけました。
「撮影した場所によって、封筒の色が違うのもおもしろいかもしれないね」角6カマスのサンプルから、グレーの再生紙ライナーグレイや、表は白でウラは茶のホワイトクラフトなど味わいあるラフな質感のものを選んでいただきました。またうっすら中身が透けるトレーシングは、その写真展のアイコン的な写真を入れようかな、とアイデアも飛び出しました。
その後、透け感があるとおもしろいとロウ引き加工のサンプルもご覧になり、わざとダメージを与えたホワイトクラフトのロウ引き封筒に、モノクロ写真を合わせるなど、イメージを確認。次々回の写真展は北米を回る予定なのだそうで、ダメージが入った武骨な紙が合いそうだな、とサンプル購入いただきました。 -
「個人で使う名刺、ビジネス風ではなく柔らかなイメージで作りたい」
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2017/04/12
個人プライベートで使う名刺をお考えのお客様。ご主人のお仕事がらみでいろいろな方にお会いする機会があるそうでシンプルで質感のよい、お気に入りの名刺を作りたいとお考えです。
「いろいろな方の名刺を改めて見てみたのですが、結局シンプルなものがいいかなと思って」プライベートで使う名刺を作るのは初めてというお客様、自分が好きなマークや色にしようかとずっと悩んでいたそうですが、老若男女、国内外の方々などいろいろな方にお会いするのでキレイに文字だけで作ろうと決められたそう。文字だけなので、冷たい印象にならないようにあたたかな紙質がよいとのご希望です。まずは、紙や加工方法などのご案内から始めました。
「名前とメールアドレスだけなら、印刷ではなくて凹凸だけの名刺も素敵かしら」名刺に入れる情報としては、お名前(日本語とローマ字)とメールアドレスのみ。紙に凸で表現するエンボス加工は、品格のある雰囲気がとてもお好きとのことで、すべてエンボスにすることが可能か、ご相談いただきました。エンボスは、インクなしで紙の凹凸で表現する加工方法。企業のロゴマークなどをエンボスにするとさりげなく印がされているような印象になり上品に仕上がります。ただ、名刺など正確にお伝えしたい文字情報がメインの場合は、読みにくくなることがあるためあまりおすすめできません。実際にサンプルを見ていただきながら、メールアドレスなどには不向きなことをお伝えしました。
その後、いろいろなサンプルを見ていただきましたが、文字部分がぐっと押されたように凹む、活版印刷の名刺を気に入ってくださいました。あたたかみと高級感の両方を味わえますね、とお客様のイメージにも近いようです。紙は、手触りのよいCotton、紙色は温かみのあるナチュラルをお選びいただきました。印刷色は濃い目のダークグレイ。ブラックよりビジネスらしくない雰囲気になりそうと喜んでいただきました。
印刷データはお作りいただけないので、ハグルマの印刷データ作成サービスをご利用いただきオーダーされることになりました。 -
「高級感と誠実さを伝えたい 行政書士事務所の会社案内を入れる封筒」
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2017/04/10
行政書士事務所 代表先月事務所を立ち上げたところという、行政書士事務所の代表をつとめるお客様。今は、以前お勤めの事務所から引き継いだお客様の対応をされているそうですが今後のお客様層を広げるために会社案内を作られ、それを入れる封筒をお探しに来店されました。
「汐留という地域柄もあるのですが、外資系企業や会社を設立する方からの依頼が多いですね」行政書士のお仕事の中でも、それぞれ得意とする分野があるそうなのですが、特に新規で会社を設立される方の書類作成や支援業務等を受けられることが多いそう。会社案内はA4サイズで8ページほどの冊子のため、角2封筒からお探しいただくことに。郵送での書類のやりとりも多いそうで、長3封筒もお揃いで考えられることになりました。
「起業される方は、まずは信頼できるところ、要望を理解してくれる所を探されるのでイメージは重要なんですよ」高級感や、誠実さ、きちんとしていて信頼感が伝わる封筒がご希望ということである程度しっかりした厚みがあり、手触りのよいコットンペーパーとコットンレイド、透けないコットンオペークが候補に。実際に会社案内を入れられてみて、表紙(濃いブラウンに金文字)の感じに合うかどうかをご確認されました。濃い色の封筒もいいねと言われていましたが、さっと手書きで宛名を書くこともあるため、やはり白系から選ばれることになり、3種類の封筒をサンプル購入されました。
「変わった封筒は、いちから作らなきゃいけないと思ってたから。だいぶ気楽になりましたよ」デザイン的に多少の制限はありますが、既製封筒への印刷で作成するとだいぶ時間もコストもかけずに済みそうと安心されたご様子。これからデザイナーさんとの打ち合わせがあるそうですが実際にサンプルがあるとイメージが伝えられそう、と喜んでくださいました。 -
「ヘアサロンの周年記念パーティー、シックで華やかな招待状を探しています」
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2017/04/05
デザイナー9月で3周年を迎えるヘアサロン。3周年にあわせ内装をリニューアルされるそうで、その店舗デザインや販促物等をご担当されるデザイン担当者がご来店。リニューアル&周年記念パーティー用の封筒をお探しです。
「店内はシックなモノトーン調なので、そのイメージを取り入れたいですね」リニューアル後のイメージを見せていただきましたが、真っ白な壁面に整然と並ぶドレッサーや革張りチェアなどはすべてブラック。都会的なイメージのスタイリッシュな店内なのだそう。招待状のサイズは一般的な大きさの二つ折りカードのため、封筒は洋2サイズとなり、まずは、そのサイズから紙質を選んでいただきました。
「パールっぽいキラキラした華やかさがあると、特別な招待状と感じますね」おしゃれで華やかなイメージをモノトーンで表現される、ということで候補に挙がったのは黒い封筒+シルバーかゴールドの箔押し加工、または、コットンパールの封筒+ブラックの箔押し加工。その後、さすがに黒い封筒が届いたら一般のお客様には重すぎるかな、ときめ細かな輝きのコットンパールスノーホワイトの封筒を、最終候補としてサンプル購入いただきました。加工については、印刷のブラックよりもう少し印象を強くされたいそうで、ツヤのあるブラックの箔押し加工(メタリックブラック)をご提案。加工サンプルでイメージをご確認いただき、お客様にご提案いただくことになりました。
近々、名刺も新しいデザインに見直しされるそうで、またデザイン案がまとまってきたら紙を見に来ていただけることになりました。 -
「オープン5周年のノベルティでコースターを探しています」
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2017/04/03
カフェ オーナー横浜でカフェを経営しているという女性がご来店。3ヶ月後にオープン5周年を迎えるので、常連さんが喜んでくれるノベルティを探されています。
「友人のイラストレーターさんが書いたイラストを入れて作りたいんです」オープン時、まだ駆け出しのイラストレーターだった友人が書いてくれたというイラストは、今でも店内のあちこちに飾ってあり、ほっこり和む雰囲気にファンの方も多いそう。常連の方にとっては、このイラスト=うちのカフェって感じだと思うんですよね、とお客様。
イラストの原画は版画のシンプルな線と面で構成されていて、活版印刷と相性がよさそうです。コースターの形や色などについてはデザイナーさんに依頼されますが、その前に希望のイメージを伝えたいとまずは紙サンプルと印刷色見本から候補を選ばれました。
「このコースターなら、記念になりそうですね」選んでいただいたのは、クロス生地と厚紙を貼り合わせた「細布(さいふ)カード」。厚みのある布、というおもしろさ、布の温もり感がとてもイメージに近いそうで、活版印刷がややムラになりやすいことも、かえって味わいがあると、気に入っていただけました。
ちょっと普通じゃない感じのコースターに仕上がりそうでワクワクします、とお客様。5種類ほど作成しお客様にお渡しするほか、コーヒーとクッキーのギフト商品に添えたりイラストレーターの友人には額に入れてプレゼントしようかな、と楽しそうに構想されているのが印象的でした。 -
「自社で印字して急ぎで発送したい パーティー案内状」
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2017/03/27
レンタルスペース業 ご担当者様ウエディングやイベント用に、パーティースペースをレンタルしている会社のご担当者様。新店舗オープンにつきレセプションパーティーを行うため、招待状をお考えです。
「実は、担当者が発注し忘れていたようで、急ぎで作りたいんです!」今回オープンするのはラグジュアリーな雰囲気の会場なので、高級感を感じる案内状を作成する予定でしたがアクシデントで急きょ作成することになってしまい、困っているとのこと。サイズは、企業からの正式な挨拶状に使われることが多い洋1ダイア封筒と二つ折りカード、枚数は100枚。色は、フォーマル感が欲しいと白をご希望です。
投函日を伺うと、5日後には発送したいとのこと。お急ぎなのとillustratorでのデータ入稿も難しいため、今回は印刷注文ではなく、カードと封筒は無地で購入いただきお客様がWordで作った招待状データを、自社の複合機で印字されることになりました。
「なるべく厚い封筒にして、高級感を演出したいのですが」洋1封筒のサンプルをご覧になり、少し紙が薄く感じられたというお客様。実際に投函する時のように、封筒に二つ折りのカードを入れて再度ご覧いただいたところ、ちゃんと厚みも感じるので大丈夫です、と安心していただきました。今回は、封筒の差出人も複合機で印字される予定のため、厚みや紙の質感によっては給紙がうまくいかないかもしれないと、プレーンの紙(エクセルケント)とCottonスノーホワイトをご提案。フォーマルな雰囲気になるよう、カードと封筒は同じ紙質のセットにして、それぞれ2枚ずつサンプル購入されました。会社に帰ってすぐに印字を試してみて、きれいに印字できた紙でご注文いただくことになりました。 -
「全面が窓の封筒を、商品パッケージとして使いたい(作成をお受けできなかった事例)」
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2017/03/23
雑貨ブランド 企画ご担当者様キッチン雑貨ブランドの企画を担当されているお客様。Webサイトをご覧になり、ロウ引きの窓封筒をパッケージに使ってみたいとご来店くださいました。
「日本産高級リネンを使ったキッチンクロスの、商品パッケージとして使いたいんです」ナチュラルな雰囲気が商品に合いそうだと、候補に選ばれられた紙はホワイトクラフト。サイズとしては、角6封筒にキレイに入りそうです。リネンのクロスには織目の美しいパターン柄が5種類あるので、封筒の窓から見えるようにしてわかりやすく陳列したいとイメージされていました。
現在の商品は、厚めのPP袋に入れているそうですが、やや素っ気なく感じてしまい商品の価値が伝わらないとお悩みで、今回パッケージやタグなど見直すことを検討されています。既製封筒ではなくオリジナルの別製封筒として、角6封筒のおもて面ほとんどの面積を窓フィルムにしたいとご希望でしたが、製造上、全面窓の封筒は製造できないことをお伝えしました。また、ロウ引き加工は窓封筒にお作りできないことをご案内。ハグルマで可能な仕様として、中身が透けるトレーシングの封筒をご案内してみました。
「トレーシングはうっすら透けるような見え方なんですね」本来お作りになりたかったのは、繊細な柄がよく見える透明な商品窓。トレーシングではすりガラスのような見え方のため、織目の違いまでは判別できず今回は、ご依頼を見送られることになりました。
その他、活版印刷の名刺や、タグなども検討されたいとのことでサンプルなどご覧下さいました。 -
「自社用のビジネス封筒とレターヘッド、お揃いの紙で作りたい」
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2017/03/23
デザイナーA4サイズのレターヘッドと長3カマス封筒をセットでご検討中のお客様。オンラインストアのサイトを見て紙の候補は決められていましたが、質感の確認にご来店くださいました。
「もっと薄くてペラペラしてるかと思っていたけど、意外にしっかりだね」表裏が違っておもしろい、とWebサイトを見て気になられていたのはホワイトクラフト。実際に封筒とセットで見ていただくと、思ったよりきちんとした雰囲気に見えると気に入ってくださいました。デザイン会社なので、一般企業のように堅苦しいフォーマル感ではなく肩の力を適度に抜いたラフ感は出したい。でも、安っぽくはしたくないという辺りで検討されていてその後も紙サンプルを見ながら、Cotton、ライナーグレイの紙サンプルを購入いただきました。
レターと封筒の候補を早々に決められたので、近々見直す予定という名刺の紙も選ばれることに。レターヘッド、封筒、名刺の紙の候補を並べ、違和感なくまとまる紙を探され、加工イメージなどもご案内しました。
「活版印刷はオフセットより、相当加工代が高いんだよね?」ハグルマで活版印刷をお受けしていることをご存じなかったというお客様。オフセットに比べると、条件にもよりますがざっくりと1.5倍ほどの価格になるとお伝えしました。また、ハグルマの活版印刷は活字を組むのではなく、硬質の樹脂版で印刷するレタープレスという方法のためイラストデータなども印刷できること、活版と相性のよい紙もご案内。自動見積りで活版名刺のお見積りをお伝えし、レターヘッドなどと同時にご検討されることになりました。 -
「ロゴデータだけあり 海外事業部用に雰囲気いい封筒を作りたい」
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2017/03/21
一般企業 総務部ご担当者様新しく発足する海外事業部用に、英語を併記したビジネス封筒をご検討中のお客様。白い紙で安っぽくならないようにしたいと、海外事業部より希望があったそうですが、ロゴマークデータはあるものの、どう決めてよいかわからないとご相談いただきました。サイズは、使用頻度の高い長3カマス封筒でお考えです。
「しっかりした封筒が希望らしいので、厚い紙の封筒はありますか?」海外事情に詳しい新事業部のご担当より、封筒はいい紙で作っておいてとひと言お話があり、総務部であるお客様も困っていらっしゃいました。ビジネスで使うのですが、適度に高級感のある封筒とのことで、封筒サンプルで実際に紙をご覧いただきました。
まずは白い封筒をすべて並べ、紙の厚みや手にとった際の質感をご覧いただき、3種類の候補をサンプルとしてお選びいただきました。質感がよくプレーンなコットン、細いライン模様が入ったコットンレイド、コットンの質感で中身が透けないコットンオペークをご検討いただくことになりました。封筒用の紙は、厚すぎると製袋ができなかったり、重さで郵便料金が高くなるためコットンでも116.3g程度の厚さです。お客様の感覚では、今お使いの封筒に比べて厚みは十分と、気に入っていただきました。
次に、実際に注文される際の印刷用のデータについて伺ったところ、今回は封筒1種類なので、デザイナーの方に依頼される予定はないとのこと。お客様の社内でIllustratorでのデータ作成は難しいため、今お使いの封筒レイアウトを参考にハグルマにて印刷用データを作成し、そこに英字部分を足して進めることになりました。
「ロゴデータだけはあるのですが、使えるんでしょうか」以前デザイナーに作成してもらったロゴデ—タは、総務に保管されているそう。まずは、印刷用に使用できるデータかどうかみる必要があるためお客様にメール添付にてお送りいただき、ご確認することとなりました。 -
「カタログがぴったり入る、小さい正方形封筒を探しています」
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2017/03/20
広告代理店 クリエイティブディレクタークライアントからの指定サイズで、正方形封筒をお探しの広告代理店ご担当者様。手のひらサイズの小さいカタログ(110mm×110mmの正方形)をぴったりキレイに入れる封筒をご希望です。
ご来店のお客様は、広告代理店のデザイン部、クリエイティブディレクター。通常、大量に送るDMなどを担当されているのは購入部なのだそうですが、今回は特殊な形の封筒で、デザイン的な要素も多いためデザイン部でご担当されます。
クライアントのカタログは、スマートフォン周辺機器の新商品案内。冊子形式と、一枚ずつカードのような形式と2タイプがありお渡しするお客様によって、内容を多少変えられるそう。カタログはイベントの受付で手渡しされるため、郵送する必要はないとのこと。数量は500〜1,000枚。
「数量は多くないけれど、ぴったりサイズで作りたいから、いちからサイズオーダーかな」カタログのサイズ感にこだわって提案されたので、封筒もあつらえたようにぴったりキレイに作りたいと、サイズ指定でお作りする別製封筒をご検討。ご希望としては、130×130mmの封筒で仮設計されていましたが実際の冊子を入れてみると、既製品のSE12.5カマス封筒でも入ることがわかりました。
「既製封筒を使ってコストを抑えられるなら、紙違いで2種類封筒を作って、目印にしてみようか」実は今回、内容物の違いを封筒の外見で分かるようにするために、どうやってセンスよく目印をつけるかも悩みどころだったそう。既製封筒を利用することで、予算的に余裕がうまれたため、封筒の紙を変えて2種類作成すれば、間違えずに区別できそう、と新しいアイデアが生まれました。早速、再度お見積もりをしてご検討いただき、クライアントへご提案いただくことになりました。 -
「黒い紙で社用封筒を作りたい」
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2017/03/15
デザイナー飾り気のないシンプルなデザインで、社用封筒を作りたいとご相談のデザイナーの方。サイズは、長3カマス封筒と角2封筒の2種類です。ブラックの封筒に、オフセット印刷シルバーと箔押し加工をご検討されています。
「黒い紙にシルバー印刷で、社名はちゃんと読めますかね?」コニーカラーブラックの封筒にシルバーのオフセット印刷で社名を入れ、ロゴのみシルバーの箔押しにてデザインをご検討中。シルバーと、ホワイトの印刷との違いも確認したみたいとのことで、印刷色サンプルを実際にご覧いただきました。
ブラックの紙にオフセット印刷する場合、ホワイトよりもシルバーの方が文字などは読みやすく仕上がります。白の印刷の場合、黒の紙色が透けることにより、印刷部分がグレーのように表現されることをご確認いただきました。
また今後、黒い紙を使って他にもいろいろ作りたくなるかも、とのことで封筒以外のサンプルもご紹介しました。ショップカードや名刺、ご案内状など、紙の種類は様々ですが、すべて黒い紙のサンプルをご覧いただき、紙による印象の違いなどをご確認いただきました。 -
「透ける封筒でわくわくを伝えたい トレーシング封筒で送るイベント招待状」
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2017/03/15
アパレルブランド 企画広報ご担当者アパレルブランドの企画広報ご担当者様。ブランド発足3周年のイベントを2カ月後に予定されていて、少し急ぎで封筒を作成されたいとご来店くださいました。数量は1,000枚前後。
「中身が見えるようにしたいんだけど、ビニールのような透明封筒は抵抗があって」実は今回のイベント用に、いつもよりコストをかけてA5サイズの新作のコレクションブックを作られたそう。実際に冊子を見せてくださいましたが、表紙全面に華やかな画像が配されている印象的な小冊子でした。社内の企画会議で、透明封筒で送付したらブランドらしいわくわく感が伝わるのでは?と決まったそうですが、お客様としては、ビニールではない紙っぽい質感で透ける封筒の方が雰囲気がよいのでは、とお考えでした。
「透け具合とか触った感じがいいと、DMじゃなくて招待状っぽくなるよね」透け感をみていただくために、角6カマストレーシングの封筒に実際に冊子を入れてご確認いただきました。紙が浮いているとぼんやりと中身が透けて見え、手でおさえると輪郭がぼやけるもののかなりはっきり冊子のイメージを確認できる位の透け感でした。このくらいならちょうどよい透け具合になりそう、と気に入っていただきました。
また、雰囲気の違う提案として、ロウ引き加工もご案内。トレーシングのような均一な透明感ではなく、少しムラもあって味わいを感じる透け感にこちらも魅力ありますね、とお客様。デザイナーの方にホワイトクラフトのロウ引きサンプルを見せてご相談されることになりました。
今回はお急ぎのため、納期が+2日かかるロウ引き加工は厳しいかな、と言われていましたがトレーシング、またはロウ引き加工の案でご検討いただくことになりました。 -
「事務所移転の案内をセンスよく作りたい」
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2017/03/13
法律事務所 代表2ヶ月後に事務所移転を予定されている法律事務所様が、移転案内の探しにご来店。Webサイトの事例で大体のイメージは決められているそうで、紙質の確認をしたいとご希望でした。
「封筒とカードはお揃いの紙がいいとか、やはり決まりがあるんですか?」普段、同業他社の移転案内などを目にされることも多いため移転が決まってからは、案内状が届くたびによくチェックされていたそう。その中で、・封筒とカードの紙がお揃いのこと・会社のプリンタ印字ではなくきちんと印刷すること・薄すぎないしっかりした紙質のもの の3点はちゃんとした会社案内状としては譲れないかな、と感じられているとのこと。法律事務所は、やはり信用が大切なのでそこはきっちりおさえておきたいとお考えでした。
「洋1封筒の方が、きちんとした感じに見えますね」サイズについて、洋2封筒と、ひとまわり大きい洋1封筒をみていただいたところ洋1の方が印象よく感じられますね、とお客様。最近は例外もありますが、例えば会社設立、社長交代、移転案内など企業が送る正式な案内状は、基本として洋1封筒サイズが主流。お客様も「親しみのあるサイズですね」とご納得いただきました。
紙については、張りのある真っ白な紙、クラウドを選んでいただきました。クラウドは、きめ細かな表面で滑らかな紙。ブラックの印刷も映えますし適度な厚みとハリがあるので、きちんとした印象が伝わります。
「グレード感を出したいのですが、いい方法はありますか?」きちんとした印象まま、デザインでアクセントを加えるアイデアについてご質問がありました。ただし、あくまで案内状のため派手さは控えたいとのこと。そこで、まずは加工色見本をご紹介し、イメージに近い加工があるか探していただきました。印刷、箔押し、エンボス加工等をご覧いただきましたが、角度によって、見えるか見えないか位に仕上がる、パール箔の箔押し加工が気になるとのこと。会社ロゴは、アルファベットを組み合わせたシンプルなデザインで、箔押し加工をすると、高級ステーショナリーのような印象になりそうです。今回は、箔色見本を購入いただき、会社に持ち帰り相談されることになりました。 -
「ノベルティのカード、ブランドのイメージに合わせて作りたい」
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2017/03/10
アパレルデザイナー兼代表「思い通りにオーダーできるノベルティが見つからなくて困ってます」ご自身がデザイナー兼代表を務められているアパレルブランド。今回、上得意様へのノベルティとしてミニカードと封筒セットを検討されています。数量は1,000セットほどの予定です。
このブランドの客層は、4〜60代の女性。イタリア直輸入の鮮やかな大柄プリント生地で仕立てたドレス、小物類が主力商品で、パーティーなど特別なシーンで選ばれる服をオーダーメイドで作っていらっしゃるのだそう。数年前からノベルティはお考えだったそうですが、何を作るかで迷い決められなかったとのこと。先日常連のお客様より「よくお礼状を書くので、小さなカードで気の利いたものを探していて」とご相談されたことがきっかけで、さっとお礼を書いて渡せる小さいカードと封筒のセットでノベルティを作ろうと、決められたのだそうです。
「やっぱり箔押しはキラッとしてて、ウチのブランドらしいわね」光沢感や華やかな印象がイメージ通りと、ロゴの加工は箔押しすることに決定。カードの上部と封筒のフタ部分に、箔でロゴマークを入れることになりました。選ばれた商品は、はがきよりひとまわり小さい#94カードとREダイア封筒。♯94カードは82×132mm。合わせるREダイア封筒は、日本の定形郵便で送れる最小サイズです。 洋2封筒より少し小さいだけですが、あまり見かけないサイズ感とタテヨコのバランスがおしゃれに感じられると、気に入っていただきました。
箔の色は赤味がかったゴールドがご希望。イメージでお持ちいただいた箔の見本は、ハグルマのカッパーよりも少し明るい箔色でした。今回は、その箔色になるべく近い色でお作りになりたいと、箔をお取り寄せした場合のお見積りをご案内することになりました。 -
「自然系エステサロン 活版印刷で優しい雰囲気のショップカード」
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2017/03/08
エステサロン オーナーお客様ご自身が代表を務められている、エステサロンのショップカード。活版印刷のあたたかみある感じがとてもお好きだそうで、ぜひその雰囲気を取り入れたいとご来店くださいました。
「自然派エステなので、活版印刷の優しい感じを取り入れたくて」サロンでは、天然由来のトリートメントなど特に成分にこだわっていてリラックスできる空間とナチュラル感、安心感を印象づけたいとお客様。そのため、つるっとした紙+光沢のある印刷より、さくっとした質感を感じる紙+デザインがぐっと凹む活版印刷を使い感覚的な心地よさを表現したいとお考えでした。
「イメージはできているのですが、実際のデザインはできないんです」こんな雰囲気のものが作りたいという方向性はお決まりですが、印刷用のデータ作成は難しいため、印刷データ作成はハグルマにご依頼いただくご予定に。レイアウトについては、今お使いのショップカードと大きく変更はないため今のカードデザインを参考に作成することになりました。ロゴマークについてはデータでお持ちなので、メールでご支給予定です。
印刷内容は、表面はロゴと店名のみ、裏面に営業内容、営業日と時間、連絡先等を入れるため裏面の文字がかなり小さくなっていました。活版印刷の場合、小さな文字はつぶれやすくなることとオフセット印刷の方がすっきりした印象になることをご説明。印刷色サンプルで、両方の印刷の違いをご確認いただきました。
今回は、表面のロゴと店名は活版印刷であたたかみのある印象を表現し、裏面の詳細情報はオフセット印刷ですっきり見やすく作成することになりました。紙と印刷色は、それぞれサンプルから候補を5種類ほどお選びいただき、サロンスタッフの方とご相談されることになりました。 -
「くっきりしたブラックの文字で名刺を作りたい」
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2017/03/01
デザイナー事務所移転に伴い、ご自身の名刺変更を検討中のデザイナーの方。今お使いの名刺は、マットコート系の白い平滑な紙。表面の文字はブラック印刷、裏面はブラックのベタ印刷で、中央に白抜き文字で社名。全体としてシャープな印象です。今回は少し質感のある紙に変えてみたいそうで、注文前の下見としてご来店されました。
「そろそろ質感のある紙が似合う歳かな、なんて感じてきて」気さくにお話されながら、まずはサンプルで紙選び。風合いはあるけれどクセのない感じがいいと、Cotton300/特厚を候補にされました。
「どんな紙であっても、パキッとした黒の感じは欲しいんです」Webサイトのイメージも黒が基調だそうで、黒の表現にはこだわっているというお客様。輪郭も塗りの色もはっきりとした黒が希望とのことで、まずはいろいろな加工をご案内しました。オフセット/活版印刷のブラック色、箔押し加工のブラック箔/メタリックブラック箔をサンプルでご紹介。コート紙ではないコットンペーパーの場合、印刷ではインキが紙の内部に染み込むため、黒がやや柔らかな雰囲気に仕上がるイメージも見ていただきました。じっくりとご確認いただき、今回はメタリックブラックの箔押し加工を選ばれました。
「箔押しは、細かい文字が表現できるか心配ですよね」今お使いの名刺は、メールアドレス・URLの文字サイズは少し小さ目の5ptくらい。箔押し加工の場合、小さすぎる文字は箔の抜けが悪くなるため、文字の大きさは6pt程度になるよう、デザインを調整いただくことになりました。 -
「活版印刷をイメージ通りに取り入れるコツは? 案内状と名刺」
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2017/02/13
デザイナーご自身が代表をつとめるデザイン事務所の移転案内・名刺を検討中のお客様。活版印刷のグッと凹んだ感じが大好きなので取り入れたいが、デザインのどこに活版印刷を使うべきか迷われていて、ヒントを探しにご来店されました。
「活版の文字はどのくらい太ってしまうの?」活版印刷の凹んだ感じは楽しみたいけれど、文字が予想以上に太ったり潰れたりするのはイメージが違う、とお客様。活版印刷は、ハンコの原理と同じで凸版にインクを付け垂直に押して印刷するため圧をかける(強くする)=印面が凹む=強すぎると文字がつぶれやすくなる傾向があります。柔らかく(密度が低く)厚みがある紙の方が、凹みの表現には向いていることをご説明し、店内のいろいろな活版サンプルを見ていただきました。
同じ紙でも、印刷範囲が広くなると圧力が分散するため深い凹みは感じにくいこと、また印刷色や圧は一定ではないことをご案内。それを人の目で確認しながら行っていることもご説明しました。「思った以上にアナログ的な作業なんですね」と、いろいろなサンプルをご確認くださいました。
「文字はシャープにしたいからオフセット印刷、ロゴを活版印刷にしようかな」見せていただいたロゴデザインは、パズルのように面を組み合わせたデザイン。加工範囲も広すぎず、複雑すぎず、お客さまがご希望の活版らしい凹みを楽しんでいただけそうです。ちょうど基本色の中にコーポレートカラーの色味に近いものがあったためオフセット印刷のライトグレイで文字を印刷し、活版印刷のターコイズで、ロゴを印刷する案にまとまりました。 -
「手作り作品のタグ 手書きイラストを使って作れますか?」
26000
2017/02/08
編み物作家マフラーや手袋、ポーチなど手編み雑貨を作り、ネット販売をされているお客様。今までは市販の紙タグを購入してハンコを押して作っていましたが商品数も多くなってきたので、一度きちんと作りたくなったとのこと。「納品まで時間がないと、タグ作りまで手がまわらなくて」とお客様。
温かみのあるニット作品のため、イメージとしてはざくっとラフな感じのクラフト系の紙がご希望。ボード紙のブラウンとチョコレートで迷われていましたが、春先の軽いニットにも使いやすそうと、ブラウンの色を選ばれました。
illustratorでのデータ入稿はできないとお困りでしたが詳細までかなりきちんと書かれたデザインイメージをお持ちでしたので、それを元に、弊社に印刷データ作成をご依頼いただくことになりました。その場合、作成した印刷データはPDFデータ(メール添付)にてご確認いただき、修正点など伺いながらデザインを最終決定しますと、注文までの流れもご案内。今回は、お客様のデザインイメージを郵送にてお送りいただく方法で、ご注文されることになりました。 -
「受賞記念のお礼状 紅白・ゴールドをスタイリッシュに使うには?」
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2017/02/02
総務部 ご担当者自社が官公庁からとある賞で表彰をされたことを受け、取引先やお客様を招待し受賞記念イベントを開催する予定のお客様。お帰りの際に渡す記念品に添えるお礼状を探しに来店されました。
お礼文は、はがき1枚分くらいにおさまる程度。表に「お礼」、裏に社名を印刷した封筒に入れ、記念品の紙袋に同封します。
まずは2種類のサイズのカードをご案内。はがきに近いサイズのPカードと、ひと回り大きく角が丸くカットされている♯50洋1カードをご覧いただきました。「パッと見た感じですけど、角が丸いと和の印象が強すぎるかな」総務部にいらっしゃるので、企業の案内状で角丸カードはよく見かけられることもあり、今回はもう少しおしゃれな感じにしたいそう。企業イメージも「和」ではないそうなので、今回はPカードから紙を選ぶことになりました。
「きちんとした感じと、お祝いごとらしい華やかさも欲しいんです」Pカード紙サンプルの中では、厚みがあり質感もよいCotton300/特厚スノーホワイトが、企業のお礼状にらしくイメージに近いそう。「でも白い紙に黒い文字だと、お祝いらしさがなく普通の挨拶状みたいですね」もう少し華やかさが感じられるカードを探され、縁取りがカラーリングされたボーダードのカードを選ばれました。
ボーダードの色は少し迷われていましたが、ゴールドとボルドーをサンプル購入されました。ゴールドは渋めな色なのでキラキラと派手な印象にはならないしボルドーも深みがあってえんじ色っぽいのでお正月風にはなりませんね、と安心されていました。既製のボーダードカードは、紙の色が生成り(ナチュラル)になりますがオフホワイトの紙も上品でよいね、と気に入っていただきました。 -
「開業するデンタルクリニック 居心地よい空間にあう、名刺を検討」
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2017/02/01
デザイナー9月に開業を控えるデンタルクリニック。院長の女性、デザイナーの男性の2名でご来店。現在内装工事中のクリニックは、緑豊かな都内近郊の住宅街にあり、年代性別を問わず、居心地がよいと感じられるクリニックを目指しているそう。一般診療のほか、矯正やホワイトニングにも力をいれるということで、「何度も通う治療には、通いたくなる快適な空間が大切なんです」とこだわりを伺いました。
まずは清潔感と親しみやすさを印象づけたいと、紙素材は、質感がよく印象のよい白のCottonスノーホワイトに決定。文字の色は知的な印象になると、デザイナーのいち押しでダークグレイに。加えて、キレイなアクセント色を加えてアクティブ感を演出したいとボーダード(縁取り)加工を加えることになりました。縁取りの色は、院長用にはややオレンジがかったピンク色のコーラル、スタッフ用にはヒスイのような透明感がある淡い青緑色のジェイドを選ばれました。
お二人はお互いの人柄もよくご存じのようで、とても和やかに話しながらもサッとデザインの方向性を決定されているご様子が印象的でした。「会社のイメージも大切だけれど、人柄にあう色を選ぶと名刺に愛着がわくからね」とデザイナーの方が選び方のコツをお話しくださいました。 -
「モノクロ写真の企画展 シックでも目をひく案内状を作りたい」
11306
2017/01/31
デザイナー写真展の案内状をご検討中というデザイン事務所ご担当者様。作品はすべてモノクロ写真のため、紙・印刷とも無彩色で作りたいとご希望です。
ホワイト・グレー・シルバー・ブラックを使いシンプルに作りたいが目をひく存在感は欲しいとのことで、サイズを工夫するご案内をしました。お急ぎで予算もなるべく抑えたいご意向もあり、既製のカードから選ばれましたが通常の二つ折カードではなく、A31カード(A4の1/3の長方形のカード)と正方形のカードがイメージ的に合いそうとのこと。カードにはCottonスノーホワイトとボード紙ブラック、合わせる封筒は、Cottonスノーホワイトとライナーグレイをサンプル購入されこれからデザインまとめられることになりました。
カード印刷の内容は、ご案内文+写真展ロゴ。繊細なイメージが好みの写真家さんのため、シャープな表現のオフセット印刷の予定です。「フォトグラファーは紙の質感にこだわる人が多いから、いい素材で提案したくてね」よく写真関連のイベントや書籍などのお仕事をされているのですが、写真関連の方は紙の雰囲気を大切にする方が多いと感じているそうです。
帰り際、写真展で販売する作品集用の封筒も提案してみようかな、と角2封筒のコニーカラーブラックもサンプル購入。案内状と封筒にイメージ的なつながりを持たせトータルで印象付けたいとのことでブラックの紙にシルバー色の印刷で、デザイン提案されるそうです。 -
「上顧客に送る、上質な社用封筒を探しています」
95624
2017/01/27
商業施設 販売促進部ご担当者様大型商業施設の販売促進部ご担当者様。会員の上顧客だけに送る案内に使う封筒をご検討中です。
今お使いの封筒は、3年ほどデザインを変えていないこともあり今回新館のオープンに合わせ、封筒デザインを見直すことになったそうです。デザイナーとの打ち合わせを控え、まずは封筒の紙や加工をみて、こちらが作りたいイメージをまとめておきたいとご来店いただきました。
「上顧客向けなので、ひと目でわかる高級感が欲しいんですよね」顧客層は30〜60代の幅広い年代の女性。高級感=ゴールドやシルバー、パールなどの光沢感を取り入れたいとのこと。紙のイメージサンプルとして、コットンパール、星物語パウダーを選ばれました。サイズは長3カマス封筒。使いやすいビジネス封筒の定番サイズです。
上質ゴールド・クラシッククラフトゴールドの封筒も気になるご様子でしたが「年配の方には派手すぎだと思われそうだね」と候補から外すことに。先行セールや催事などのご案内の他、例えば会員規約変更などの事務的な用途でも使うとのことで、白い紙を選ぶ方向になりました。
また「高級感」の別案として、ロゴを印刷ではなく箔押し加工したサンプルも見ていただきました。箔押しならではの光沢感はイメージ通りとのことでしたが「やりすぎかなあ、箔は上品に使うのが難しいよね」と印象よく箔を使う方法を、デザイナーにご相談されることになりました。
箔色によって印象が変わるため、ゴールドの箔色サンプルをツヤあり、なしで購入。来週のデザイナーとの打ち合わせまでに、封筒・箔色サンプルを見ながら社内で方向性をまとめられることになりました。 -
「いい感じに作りたい 自社(デザイン会社)の移転案内状」
20710
2017/01/26
デザイナーご自身がお勤めの設計事務所の、移転案内状の紙選びでご来店。社内の印刷物は、デザインスタッフ3名で持ち回りで担当されているそうですが、今回は自分の番のため仕事の合間をみて紙素材やアイデアを探し始めたとのこと。
予算は2万〜3万程度、300枚ほどのご予定。何より自社の案内状デザインなので、きちんとこだわっていいものを作りたいが専門は建築デザインなので、少しグラフィック系は苦手なのだそうです。
「『雰囲気がよくシンプル』がウチの会社の設計デザインテーマでして」とお客様。活版印刷1色で、素朴さとスタイリッシュ感の両方を感じるものがよいそう。いかにも設計事務所、と思われるような奇抜なデザインにはしたくないが、ポストに届いた時、他にまぎれない個性を感じて欲しいそう。また、社風として若く風通しがよくラフな会社だそうで「かしこまりすぎない、フラットな関係が伝わる感じがいい」とのこと。
ご案内したのは、A31カードのボード紙グレー。210×99mmの細長いサイズです。厚めでやわらかくクラフト系のざくっとした素材。コンクリートの建築物のようなモダンさで、気取らないラフさを楽しめる紙です。ブラックやダークグレイ色で印刷し、モノトーンでまとめると、シンプルなデザインが効果的に表現できます。
やわらかな紙質のため、活版印刷のぐっと押したような凹みの表現にも適しています。いくつか印刷サンプルをご用意し、オフセット印刷と活版印刷の印象の違いをご確認いただきました。今回は、細長いA31カードを数種類と印刷色見本のライトグレイ、ダークグレイ、ブラックをご購入され、デザインをご検討いただくことになりました。 -
「実店舗オープンに合わせ、代表の名刺を作りたい」
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2017/01/18
和食器小売店 オーナー和食器と和の雑貨を扱うWebショップを運営されているお客様。4月に念願の実店舗を下町エリアにオープンされることになり、ご準備の真っ最中です。
「紙の素材感と、前から気になっていた活版印刷を見てみたくて」ショールームには、デザインをお願いする友人と一緒にご来店くださいました。「Webだけじゃなく店舗を持つんだから、いい名刺も持っておかないと」と友人にアドバイスされたんです、とお客様。Webショップの常連の方、取引先、メディアの方にお渡しする名刺を想定して「きちんとしたイメージ」がキーワードです。
和を感じるけれど、和のイメージが強すぎないモダンさも感じられ、シンプルで縦書き、ツルツルしすぎない紙がご希望。 デザイナーの友人にご相談されながらまずは候補の紙をご覧になり、あえて和紙は選ばず、活版印刷に適した紙の中からCottonナチュラルをお選びに。
Cottonと活版印刷の相性、文字のつぶれ具合と凹み具合をご確認いただき、「文字だけで存在感があるから、デザインはシンプルにしてもらおう」と、イメージもかたまったご様子。角が丸い名刺の和風感と、キリッとした縦書きのシンプルさでバランスをとりたいとネームカードRのCottonナチュラルをサンプル購入されました。
文字の印刷色は、ブラックだとはっきりしすぎるため、ダークグレイかライトグレイがよさそうとのこと。ロゴの印刷色は、ダークレッド、ダークイエロー、ダークグリーンなど渋めの色合いを候補に選ばれ、デザインをご検討いただくことになりました。
店頭におくショップカードは、Webショップの商品に同封している小さなカードを共有される予定。コストをかけるポイントを絞ることで、予算を抑えたいとお考えでした。 -
「ハイグレードな医療付きマンション 内覧会の資料用封筒」
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2017/01/11
デザイナー来月オープンする医療ケア付き高級マンションのビジネス封筒。都心からほど近い閑静な住宅街にある施設のオープニングイベントで、内覧用資料を入れる封筒をお探しと、デザイン会社のご担当者様がご来店くださいました。
「来賓は行政や医療関係の方々に加え、実際にマンション購入を検討中の方も来られるそう」「入所を検討されている方には、まずグレード感をお伝えしたいそうなんです」一般的に医療関連のデザインは、誠実・清潔感、親しみやすさを求められることが多いのですが今回の場合は、シックなイメージを際立たせた方がよさそう、というお考えです。
施設のイメージカラーはネイビーのような深いブルー。すでに出来上がっているパンフレットは、高級感のあるブルーが印象的に使われ、美しい写真が多い質感のよいもの。まるでホテルのパンフレットのようです。
このブルーをいかす方向性で、2案を検討。ひとつは紙色がスノーホワイトかナチュラル(生成り)で、そこに指定色ブルーで印刷する案。もうひとつは、濃紺のミッドナイトブルーの封筒に、シルバー等で印刷する案。2案を検討するうち、医療関連だから内容物が透けない配慮を必要では?というお話になりました。そのため今回は、パンフレットが外から透けない配慮+グレード感を表現できる、ミッドナイトブルー封筒で先方にご提案されることになり、サンプル封筒をご購入いただきました。